第3回定例会での一般質問(一問一答方式)の概要を掲載しました。
今回の一般質問は、県教委汚職事件で、20人の新人教師が自主退職か採用取消かそのどちらかの選択を迫られている中で行われることになりました。事実上の解雇通告を受けたのです。
私は、一般質問でこの件を取り上げ、「20人の採用取消に対して点数を改ざんした教育委員会内部の処分は軽すぎる」と指摘し、「教育委員会は、なぜ自分の点数が改ざんされたのかを当事者に説明する責任がある」と質しました。
教育長はこれ対して「点数を改ざんしたことが分かった以上、処分しなければならない」と答え、なぜ点数を改ざんしてまで合格させる必要があったのかという経緯については説明しないとの見解を示しました。
多くの県民の皆さんは今回の事件を二度と起こさないように膿を出し切って改革を進めて欲しいと願っています。教育委員会は県民の期待に応えて本気で信頼回復を進めるのならば、この事件について説明責任をきちんと果たすべきだと考えます。
さて、教育委員会汚職事件以外にも公立病院の統合と地域医療の問題について質問しました。
特に私の地元で大きな問題になっている公立病院の統合問題については、「拠点となる病院と経営形態については市と合意したものの経営主体については、市の意向を十分尊重しながら協議していく」ことを確認でしました。
7月末から岩手県釜石市での県立病院と市立病院との統合を調査しましたが、病院を統合すれば医師不足が解消されるわけではない、と言うことを改めて認識しました。医師を確保するには「魅力ある病院づくり」が重要であり、そのためには住民と一緒に病院づくりを進めていくことが必要だと実感しました。
また県立看護科学大学で今年から養成を始めた高度実践看護師(ナースプラクティショナー)を、特区制度を利用して県内の自治体病院に配置してはどうか、という質問を行いました。これに対して知事は「課題もあるが折角大学で養成した人材を生かすためにも前向きに研究したい」と答えました。
医師不足が深刻な地域に少しですが明るい光が見えた気がします。
今回の一般質問は、県教委汚職事件で、20人の新人教師が自主退職か採用取消かそのどちらかの選択を迫られている中で行われることになりました。事実上の解雇通告を受けたのです。
私は、一般質問でこの件を取り上げ、「20人の採用取消に対して点数を改ざんした教育委員会内部の処分は軽すぎる」と指摘し、「教育委員会は、なぜ自分の点数が改ざんされたのかを当事者に説明する責任がある」と質しました。
教育長はこれ対して「点数を改ざんしたことが分かった以上、処分しなければならない」と答え、なぜ点数を改ざんしてまで合格させる必要があったのかという経緯については説明しないとの見解を示しました。
多くの県民の皆さんは今回の事件を二度と起こさないように膿を出し切って改革を進めて欲しいと願っています。教育委員会は県民の期待に応えて本気で信頼回復を進めるのならば、この事件について説明責任をきちんと果たすべきだと考えます。
さて、教育委員会汚職事件以外にも公立病院の統合と地域医療の問題について質問しました。
特に私の地元で大きな問題になっている公立病院の統合問題については、「拠点となる病院と経営形態については市と合意したものの経営主体については、市の意向を十分尊重しながら協議していく」ことを確認でしました。
7月末から岩手県釜石市での県立病院と市立病院との統合を調査しましたが、病院を統合すれば医師不足が解消されるわけではない、と言うことを改めて認識しました。医師を確保するには「魅力ある病院づくり」が重要であり、そのためには住民と一緒に病院づくりを進めていくことが必要だと実感しました。
また県立看護科学大学で今年から養成を始めた高度実践看護師(ナースプラクティショナー)を、特区制度を利用して県内の自治体病院に配置してはどうか、という質問を行いました。これに対して知事は「課題もあるが折角大学で養成した人材を生かすためにも前向きに研究したい」と答えました。
医師不足が深刻な地域に少しですが明るい光が見えた気がします。