大阪府箕面市がLinux/Ubuntu 500台の導入を発表
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
大阪府箕面市がLinux/Ubuntu 500台の導入を発表しました。教職員用パソコンの入れ替えに伴い、Linux/Ubuntuに移行、事務ソフトもOpenOffice.orgに変更します。採用するLinuxは近年人気の高いUbuntuの派生バージョンのedubuntuです。
1.既存ハードをそのまま使う
基本ソフトをWindowsからLinuxに変更します。古いハードでも動作するLinux/edubuntuを選択することでハードの大部分を継続利用します。
2.Microsoft等の商用ライセンス費を削減する
基本ソフトのライセンス費と、事務ソフトのライセンス費を削減します。
3.教職員端末のシンクライアント化でセキュリティを向上
校内にはedubuntuサーバが置き、教職員の机上のパソコンは、サーバーからX window 端末起動のための基本ソフトをダウンロードしてX端末(シンクライアント)として起動します。ログインは校内サーバに対して行いアプリケーションも全てサーバー上で使います。その為、手元のパソコンには情報が残ることがありません。
4.システムの集中管理が容易
校内の教職員の手元のパソコンの基本ソフト、アプリケーションはサーバーに集約されており、アップデートもサーバーの管理だけで済みます。
5.ログイン情報も集中管理
ログイン情報は市内全校分を一括管理します。何故かここはActiveDirectoryとなっています。
箕面市のプレスリリースへ
引き続き紹介していきます。
Linux/Ubuntu 9.10ベータ版配布ページ(英文)へ
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