
Linux/UbuntuのコマンドラインをScreenで拡張
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Linux/Ubuntu SheevaPlugを試しています。使い勝手を良くするために、screenコマンドをインストールしました。
screenコマンドを導入することで、ssh経由のコマンドライン・シェル(デフォルトはbash)をひとつのセッションで複数のコマンドライン・シェルを平行して使うことができます。文字端末ですから、見かけは画面がひとつしかありませんが、画面の裏側に独立したシェルの画面を複数同時に立ち上げることができます。ある画面(シェル)ではログを表示し、別の画面ではプログラム(プロセス)の動作状況を確認するなどを、重なった画面を切り替えながら使うことができます。これはとても便利です。
またscreenには接続している状態を保持しながら、一旦切断する機能があります。そのためプログラムは実行中のまま人的なコンソール操作を中断し、後ほど再開することが可能です。これもとても便利です。Linux Serverにsshで接続している手元のパソコンの電源を落として、自宅に帰り、再度手元のパソコンを起動してLinux Serverにsshで再接続すると、切断前の画面がそのまま現れます。もちろんコマンドを実行中であれば、そのコマンドの処理結果が表示されています。
最近はSheevaPlugだけでなく、LinuxやOpenSolarisを導入したときには、直ぐにscreenコマンドを導入するようにしています。screenは各種UNIXやLinux、FreeBSD、NetBSD、OpenBSD等ほとんどのUNIX系基本ソフト上で使うことができます。
root@debian:~# apt-get install screen
root@debian:~# screen
Select a screen profile:
1. plain
2. ubuntu-light
3. ubuntu-dark
4. ubuntu-black
Choose 1- 4 [1]: 2
以下、起動後の画面

引き続きscreenを紹介していきます。
このブログのScreenの関連記事へ
Linuxの勉強会を2月に開催します。詳細はしばらくお待ちください。
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