taketake山旅日記

自閉的傾向を持つ重度知的障害者の長男と私の山歩きの記録

白谷沢から棒ノ折山を歩く(奥多摩)8月6日

2017年08月07日 | 奥多摩

    8月2日に上高地から東京に帰ってから中3日で日曜日だ。いつものことだがtakeのカレンダーに従って日曜日は山歩きだ。場所は少しでも涼しげな所と思い、埼玉県は名栗湖から白谷沢を遡行し棒ノ折山に至るハイキングコースを歩くことにした。

    朝5時前に家を出て、西武線飯能駅に6時45分頃着いた。7時10発の湯の川行のバスは何故かハイカーの人気で、乗り場はもう乗車待ちの列ができていた。前日寝るのが遅そく朝の早かったtakeは電車もバスも爆睡していた。

 

 

 

「さわらびの湯」バス停で下車して歩き始める。天気は曇りだが、異常に蒸し暑い。名栗湖のダムサイトを横切り、湖畔を歩くと白谷沢の出合に着いた。白谷沢遡行と言っても一部沢床を歩くハイキングコースだ。最初は巻道は歩き、沢に降りるとひんやりとした感じがした。 ちょっとしたゴルジェ状の場所もあったり、滝の高巻きもあるがていねいな道が付いている。核心部は15分ほどで終わり、また蒸し暑い低山歩きとなるのだ。沢から離れ少し登っから巻道を歩くと「岩茸石」のベンチだ。ここがtakeの指定昼食場所でシートを敷いて、靴を脱がしたtakeを座らせた。

  お弁当を食べていると次々とハイカーが登ってきて「岩茸石」の前で記念写真を撮っていた。弁当箱をしまいザックを背負うとtakeは久しぶりの「ヤーメーテー」の呪文を唱えながら県都稜線へと登っていった。ともかく蒸し暑かった。県都稜線のゴンジリ峠で麦茶儀式をして、また一登りで棒ノ折山頂に着いた。ここでまたtakeはスポーツ飲料タイムだ。

 

 下山は奥多摩の大丹波川側へと下った。一直線に尾根を下り、尾根を沢筋むかって巻くように下ると山葵田のある沢に着いた。ここから山葵田の中の砂利道を歩いた。山葵田は清涼感があるが、気温も上がってきて二人は汗だくだった。百軒茶屋の建物が見えた時はほっとした。 ここからキャンプ場やコテージを眺めながら正午前に清東橋バス停に付いた。バスの発車時刻まで一時間余裕を持っての到着だ。

 

  この一体のキャンプ場は夏休みになると多くの「子供会」のような行事で賑わう。殆どは貸切バスや自家用車が多いが、中にはバスを利用する会もあって、先に並ばれるとtakeが座席に座るのが困難になる。1255分のバスの次は17時頃までない。朝早く出発のはこの事が理由なのだ。しかし一時間後に出発したバスの乗客は、takeと私の二人だった。

 コースタイム

さわらびの湯0752-白谷沢出合0820-岩茸石0940~1005-ゴンジリ峠1031~1033-棒ノ折山1045~1049-百軒茶屋1149-清東橋バス停 1155   

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