taketake山旅日記

自閉的傾向を持つ重度知的障害者の長男と私の山歩きの記録

関八州見晴台から顔振峠を歩く(奥武蔵)1月29日

2023年02月05日 | 奥武蔵
【通算1001回】
   去年の12月に陣馬▪高尾山縦走に行ってから二月過ぎてしまった。takeとの通算1000回山行は折返し地点だが、今後の目標を考えないといけない。いまの月1回ペースだとそう多くも望めないが、1250回を今後の目標としたい。
 今回は奥武蔵の関八州見晴台から顔振峠を一年半ぶりに歩くことにした。高校時代からの岳友吉村さんも同行してくれた。  
 池袋駅で西武電車に乗ろうとしたところ、線路トラブルがあったようで入間駅と飯能駅間が不通となっていた。慌てず騒がずtakeを入間駅止まりの準急電車に乗った。吉村さんとは入間駅で合流した。takeをホームに停車していた特急列車のリクライニングシートに座らせると居眠りしてくれたので一安心した。不通区間は予定より早く動き出したので、西吾野駅の到着は一時間遅れだった。
 9時15分に西吾野駅を出発、間野集落から杉林の登山道を歩いた。萩野平を経て高山不動尊の伽藍横の休憩所で昼食。ベンチにお弁当を並べて食べ始める。途中カップスープにお湯を入れすぎ、takeの警告で気づいた。takeはインスタントコーヒーに入れるお湯が無くなることを心配したのだ。コーヒーに入れるお湯はカップ半分しかなく、吉村さんのお茶を継ぎ足した。takeは怪訝な顔をしたが、匂いを確かめてから飲んでいた。 

 天気は無風快晴。高山不動尊から高度を上げると周りの山々もよく見えてきた。

 関八州見晴台の八州とはどこだろうという吉村さんの問いに、武州・相州・信州・上州と答えてあとは何だろうということになった。

 見晴台から花立松ノ峠までは稜線上を歩いた。峠でスポドリを飲んで、その先は車道を歩く。降雪があった時、時間短縮のため車道を歩いたのが、今ではtakeの正規ルートになってしまった。

 顔振峠の茶店は、冬場にしては多くの人で賑わっていた。takeは一角をお借りして締めのお茶のみ儀式をした。ザックを背負うとまた集落の中の山道を下って行った。
 顔振峠付近から見る武甲山はやや削れているけど、秩父市内からみる採石場そのものの姿より少し風格を感じられる。暖かな日差しを感じながら吾野駅へと向かった。
コースタイム
西吾野駅0915-萩の平1015-高山不動1045~1115-関八州見晴台1145~50-花折松ノ峠1225~30-顔振峠1315~20-吾野駅1420
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新春に日和田山から物見山を歩く(奥武蔵)1月2日

2022年01月09日 | 奥武蔵
【通算994回】
 新年あけましておめでとうございます。三週間に一度となったtaketake山行ですが今年も宜しくお願い致します。
 新年最初の日曜日が1月2日で、立川駅を起点とする場所に行くとtakeがルーティンとしている帰路の買い物のスーパーが閉店しているので、買い物をしないことになっている西武線沿線の丘陵を歩くことにした。
 日和田山をtakeが歩くのは今回が三回目で、最初は小学2年時の1月、二回目は特別支援高等部2年の3月で今回の逆コースで歩いている。
 日和田山は西武線高麗駅の里山で岩が多く、中腹の男岩・女岩は古くからロッククライミングのゲレンデとして知られている。私も二十歳前後に何度か行った記憶がある。

 住宅地を抜けたところにある登山口から45分で日和田山頂上に着いた。最初の休憩は昼食と言う決まりに従ってベンチにシートを敷いて弁当箱を並べた。
 食後はリュックを背負って物見山へと向かった。

 途中舗装路に出て整地された斜面を登ると「ふるさとの森」高指山山頂だった。広場のような山頂だったが奥多摩方面の展望が良く、頭を覗かせた初富士を仰ぐこともできた。takeはここで麦茶儀式だ。


 麦茶儀式後のtakeの唸りを聞きながら、ほぼ平坦な道を歩くと今日のファイナルピークの物見山だ。物見山はその名とは違いそれほど展望は良くなかった。takeはここでスポドリ。


 物見山を下ると北面観音があり、ここから先は舗装路を歩いた。舗装路に入ったことでtakeはお茶を要求。陽当たりの良い路肩に腰を下ろしてお茶を飲んだ。
 舗装路を下り山上集落のユガテに着いた。10年前に来たことがあるはずだが記憶に全くなかった。当時の写真を見ると行ったのは3月で梅林の中を歩いていた。冬枯れの集落にイメージが合わなかったのかもしれない。

 ユガテから谷沿いの道に下ると東飯能駅は近かった。12時42分発の西武線に乗って帰路についた。

コースタイム
高麗駅0800-登山口0825-日和田山0910~40-高指山1006~15-物見山1042~45-北向地蔵1120-ユガテ集落1156-東吾野駅1240


コメント (2)
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関八州見晴台から顔振峠へと歩く(奥武蔵)6月6日

2021年06月07日 | 奥武蔵
通算986回目
あっという間に5月も過ぎ、6月を迎えた。taketake山行も三週に1度のペースだと、瞬く間に季節が過ぎる。この日は雨予報だったので、奥武蔵の雨降りコースの関八州見晴台から顔振峠を歩くことにした。昨年7月以来のコースだ。



 西武秩父線の西吾野駅で降りた。知らなかったが、池袋駅発の快速長瀞・三峰口行はなくなり、同じ頃出る急行が飯能駅で同列車に接続していた。駅前から出発するときには小雨が降っていたので雨具の上下を着用したが、すぐ止んで雨具の上着ザックにしまった。

通い慣れた道を歩き萩の平の茶屋跡を通過した。takeが小学校ぐらいまでは営業していて、自分にも障害のある孫がいるというお婆さんからお茶をごちそうになったものだ。ここを過ぎると高山不動の分岐もすぐで、お不動さんの伽藍脇の屋根付き休憩所のテーブルにお弁当箱を並べた。

 お弁当箱をしまって関八州見晴台に向かった。今日は雨予報天気でハイカーは少ないが、奥武蔵グリーンラインを走るランナーはいつも通りのようだった。

 関八州見晴台から尾根通しに歩き花立松ノ峠に着く頃に、雨がふりだし、一時は強く降ってきた。ここから先は稜線を歩かず林道をひたすら歩いた。そのうちにまた雨も止んだ。顔振峠でお茶を飲むと、峠を北へと下り吾野駅へと急いだ。


コースタイム
西吾野駅0833ー登山口0852ー萩の平0949ー高山不動1025~55ー関八州見晴台1130~40-花立松ノ峠1210-傘杉峠1235ー顔振峠1303~08ー吾野駅1407

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伊豆ヶ岳から子の権現を歩く(奥武蔵)1月20日

2020年12月22日 | 奥武蔵
 奥武蔵の伊豆ヶ岳は年一山(年に一度は歩くという意味)だ。毎年冬から春にかけて歩くことが多い。伊豆ヶ岳から子の権現に歩くことが多いが、前回は正丸峠、前々回は天目指峠から西吾野駅へと歩いているので三年振りの子の権現ということになった。



 正丸峠駅に8時前に着き歩き始めた。北側斜面なので日があたらず寒い。大蔵山集落を通り、登山口から沢沿いの道に入った。沢の源流のザレ場(伊豆ヶ岳北壁と勝手に言っている)は慎重に歩き、女坂迂回路を通って頂上に着いた。



 北面を歩いている時は、日影で寒かったが、稜線上は北風が冷たかった。岩陰の陽だまりにシートを敷いて昼食を食べた。





 ここから急降下して登り返すと古御岳山、ここでtakeの麦茶儀式。さらに進んだ高畑山でスポドリタイムを行い、天目指峠を越して子の権現に着いた。





 子の権現は天台宗のお寺で、正式名称は大鱗山天龍寺という千年以上の歴史を誇る古刹だ。takeが〆のお茶を飲んでいる間にお詣りした。このお寺まで車が入るが私たちは山道を下り、冬枯れした山を眺めながら吾野駅へと向かった。

コースタイム
正丸駅0752-登山口0822-伊豆ヶ岳0935~58-古御岳山1028~30-高畑山1110-天目指峠1150-子の権現1235~40-吾野駅1355

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高山不動尊から関八州見晴台を歩く(奥武蔵)7月19日

2020年07月22日 | 奥武蔵
 非常事態宣言解除後、年度4回目の山歩きだ。中断前は週1回ペースだった週末ウォーキングもtakeの施設対応もあり二週1回ペースになった。通算1000回山行まであと31回だがずいぶん遠くに見えてしまうが当分はこのペースでやっていこうと思う。

 西吾野駅から歩くこのコースは、雨降り対応なのとバスに乗らないということから決めた。昨年はtaketake白山合宿の訓練山行として7月21日に三人で歩いている。駅で身支度を整えて出発、大きな紫陽花の花が咲いている。間野集落から山道に入る。前日の天気予報では午前中雨マークだったが、曇りのち晴れに変わったようで青空も見えてきた。萩ノ平茶店跡からは道も緩やかになり、途中の分岐で高山不動尊へと下った。

 高山不動尊の休憩場所は大きな屋根もあり、トイレも充実している。ひとテーブルを占領して弁当箱を並べ昼食にした。弁当箱をザックにしまって関八州展望台へと登った。気温も上がってきて蒸し暑くなってきた。関八州展望台でtakeが麦茶儀式をしている間に頂上をぐるりと回ってそれなりの展望を楽しんだ。

 尾根を東側に下り、花立松ノ峠で奥武蔵グリーンライン(50年以上前からある林道)にでた。いつもなら林道をまたいで尾根通しに歩くが、森の中は草いきれで蒸れていたので風通しの良い林道を東に向かって歩いた。顔振峠の茶店のベンチをお借りしてtakeは〆のお茶を飲むと、吾野駅へと向かう山道を下って行った。

コースタイム
西吾野駅0754-間野集落0812-萩ノ平-高山不動尊0940~1003-関八州見晴台1038~41-花立松ノ峠1110-傘杉峠1133-顔振峠1158~1206-吾野駅1305

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