taketake山旅日記

自閉的傾向を持つ重度知的障害者の長男と私の山歩きの記録

一回目夏山準備山行で本仁田山を歩く(奥多摩)6月18日

2017年06月20日 | 奥多摩

 6月も半ばを過ぎ、「taketake山の会」の夏山山行もあと一月半となった。会員三名全員で夏山に行くようになって今年は三年目だ。そろそろ準備山行ということで、昨年、一昨年と一回目の準備山行で歩いている奥多摩の本仁田山を計画した。

 takeと私は毎週山歩きをしているが、月1回ぐらいしか歩いていない家人に、コースタイム、標高差、暑さ等、徐々に慣れてもらおうというのが準備山行の狙いだ。本仁田(ホニタ)山1224mは奥多摩駅のすぐ後ろに位置している。駅からの標高差は約900mだ。

  いつもの始発で出発した。立川駅でのロス時間が少なかったので、普段は間に合わない6時4分の青梅行に乗ることができ、鳩ノ巣駅出発は7時20分だった。二週間前、川苔山から下ってきた道を「大根の山の神」まで登り、そこから川苔山への道と分かれて「杉の殿尾根」を登って行った。

 本仁田山にtakeと登ったのはtake小学3年の11月で、その頃はよくぞこんなに高い山を登れたもんだと思ったものである。ちなみに川苔山はtake中学2年の11月とずっと後のことだった。この日の午後は雨予想で、空もどんよりとしていたが、時折薄日がさすような梅雨天気だった。杉林の中、takeは快調に歩いた。先頭がtake、セカンドが私、ラストが家人といういつもの順番だ。takeのペースが何時もより少し早いので、takeとの距離を少し開けながら家人のペースを優先して歩いた。

 杉林に広葉樹の緑が目立ってくると稜線も間近で、瘤高山の下にある指定昼食場所に着いた。ここにビニールシートを敷いてランチボックスを開いた。天気はまだ持ちそうだったが、昼食後は素早く出発した。takeは訳あって三週振りとなる「ヤーメーテー」御詠歌を発しながら、瘤高山への急な尾根を今度はゆっくりと登った。

  本仁田山の頂上に先客は二人しかいなかった。頂上の眺望を良くしようとしてか、南側の樹木を伐採した時があったが、少しずつ樹木も茂ってきた。takeはここで麦茶儀式だ。そしてここから大休場尾根の下りだ。この下りだしは道も細く急だが、こういう場所にくると慎重になるtakeのペースに合わせてゆっくりと下った。この尾根の平坦地「大休場」でまた休憩をとった。以前家人はこの尾根の下りで膝が笑ってしまった(ガクガクになること)と言っていたが、この頃はそのようなことも無いようだ。ここでtakeはスポーツ飲料をゆっくりと飲んだ。

  ここから安寺沢集落への道は巻道がてらの下りだ。ザレタ斜面の横断箇所だけが少し慎重になるところだ。民家の屋根が見えてから、なかなか着かないのは何時ものことだ。集落に着いて大休止、takeは〆の伊衛門をゆっくりと飲みだした。

  歩き出してから、電車の時刻を見ると13時5分の奥多摩駅発に間に合いそうだったので歩調を早めて歩いた。電車に間に合い、青梅駅、立川駅と乗り継ぎ家へと帰る途中から、雨が降ってきた。今日の雨は夕方からという予報を信じて洗濯物をベランダに干した家人は、空を見上げ恨めしそうな顔をした。

 コースタイム

 鳩ノ巣駅0720-大根の山の神0820-瘤高山手前平坦地0915~42-瘤高山0958-本仁田山1022~28-大休場1114~20-安寺沢集落1155~58-奥多摩駅1226

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何度でも日の出山を歩く(奥多摩)6月11日

2017年06月12日 | 奥多摩

   前日の土曜日に、takeは時々利用させていただく移動支援のスタッフさん2名と一緒に品川水族館に行ってきた。大人になってから、幼少期によく行った場所には親とは絶対行こうとしないが、親以外だと楽しそうに行くのは不思議なものだと思った。

  そして私だが、珍しいことに風邪をひいてしまった。6月6日火曜日に喉が痛くなり、市販薬を飲んでいた。水曜日の午後を過ごした日本教育会館の効きすぎた冷房が決定打となり、木曜日朝は37℃後半の熱がでて、会社を休んだ。医者にかかり、その日の夕方には熱も下がり、金曜土曜とおとなしく過ごしていた。




 そして日曜日、あまり無理のないコースということで日の出山でも、と家人に言ったところ、それなら三人で行こうということになった。最初は丹三郎尾根からという話だっだが、最後はケーブルカーで御岳山からになった。



 毎年一年を通して一番歩くのは春夏秋冬に歩く陣馬高尾だと思っていたが、この一年間ではこの日を入れて日の出山が一番多く、5回だっだ。雨が降っても昼飯は屋根の下で食べれるし、コースもバラエティーに富んでいるからだろう。

 

 そして何時もの始発に乗って御岳山へ、takeは電車、バスだけでなくケーブルカーでも朝寝を楽しんでいた。歩き初めてから約1時間で日の出山の頂上に到着、早々と昼食の準備だ。天気は良いが眺望は効かない。昼食後、takeは決まり事のように金毘羅尾根へ向かおうとしたが、(丹三郎→日の出山→吉野 / ケーブルカー→日の出山→武蔵五日市と決まっている)軌道修正して吉野方面へと歩いた。



 道は長い巻道が続くが日陰が多く快適だ。梅の木峠の手前でtakeの麦茶儀式、琴平神社でスポーツ飲料休憩をすると、あとは梅公園まで一気に下った。病害で梅の木を全部伐採した梅公園だが、次の植林がもう行われていた。低木だが、来春には花が咲くかもしれない。



 吉野バス停に着くと、すぐ青梅駅行のバスが来て、正午前に青梅駅に着いた。高低差もなく、気温も快適で、ストレスの無いハイキングだったとは、約1か月半ぶりに参加した家人の感想だ。

コースタイム
ケーブルカー上駅0807-日の出山0901~26-梅の木峠1020-琴平神社1052~56-梅公園1125~29-吉野バス停1134

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川苔谷から川苔山を歩く ヘルメットを被って(奥多摩)6月3日

2017年06月05日 | 奥多摩

 6月最初の週末だ。日曜日は出張の前泊だったので久しぶりに土曜日に日帰り山行に行くにした。場所は奥多摩の川苔山だ。去年の12月に鳩ノ巣駅から登っているから約半年振り、take通算13回目ということになる。コースは川苔橋から川苔谷を辿り山頂に向かうコースでこれは3年振りになる。

 奥多摩駅からすぐタクシーに乗り川苔橋に着く。これでバスより1時間を稼いだ。出発前、二回目の慣らしとして、takeにヘルメットを被ってもらったが、割と素直に着用してくれた。私も「恥ずかしい」という感じが薄れ、周囲の視線を気にすることも少なくなった。



 川苔谷林道を細倉橋まで歩るき、そこから登山道に入った。この道は2014年2月の大雪でしばらく通行止めになっていて、前回は川苔谷林道をさらに歩いてから百尋の滝手前に下る迂回路だった。沢を高巻くような巻き道を時折、橋を渡ったりしながら進み、沢床に降り立ったところがtake指定の昼食場所だ。沢の平坦地にシートを敷いて弁当箱を並べた。

 おにぎりを食べ、カップスープを飲み終える頃から奥多摩駅8時35分発のバス組の速足グループが横を通りかかるようになった。弁当箱をザックにしまい、ヘルメットをかぶりなおして出発した。ここから500mぐらいが足元が切れ落ちたところもある注意個所で慎重に通り抜けた。火打石谷を渡るところでtakeの麦茶儀式をした。

 沢沿いの道から最後に尾根を上がると鳩ノ巣駅からのコースとの合流点だ。川苔山の山頂はここからすぐそばだ。takeは頂上まであと30mぐらいのとこから自発的にニコニコしながら駆け上がった。普段しない行動なので私はびっくりしながら後を追ってダッシュした。

 山頂はミズキの花が咲いていてとってもとってもいい気持ちだった。takeがスポーツ飲料を飲んでいる間に雲取山から連なる石尾根の風景を眺めながら深呼吸をしたりした。下りは鳩ノ巣駅へと下った。途中の舟井戸付近はレンゲツツジが満開だった。(花の名はいずれもY氏の指導によるもの)

 良いペースで頂上から一気に下り、最後に棚沢集落の公園にある観光用トイレ(ものすごく綺麗)を済ませたtakeは〆の伊左衛門をゆっくりと飲んだ。

コースタイム

川苔橋0751-細倉橋0840-百尋の滝手前0926~0954-火打石谷1043~47-川苔山1140~45-舟井戸1158-大根山の神1315-棚沢集落公園1340~45-鳩ノ巣駅1350

 

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五年振りに権現山を歩く(中央線沿線)5月28日

2017年05月29日 | 中央線沿線

 権現山は大菩薩山稜の石丸峠付近から派生する牛ノ寝通りがずっと東に伸びて西原峠から更に東に位置する標高1311メートルの山で山梨100名山だ。最初にtakeと歩いたのが2012年の4月で、今回は5年振り2回目ということになる。この歳になると5年間などあっという間だなと感じる。



 大月駅に着きバス停が分からずうろうろして、ようやく富士急バス浅川行のバス停を見つけた。乗車したのは私達二人だけだったが、途中猿橋駅バス停で大勢のハイカーが乗り込んできて満席となった。


 浅川バス停は何も無いところで、身支度を整え浅川峠を目指して出発した。林道から山道に入るが、よく踏まれた峠道で歩きやすかった。同じバスで私達より先行したのは三人で、あとの団体登山は後から歩いてくるようだった。天気は晴れだが山は雲がうっすらとかかり、そよ風も吹いて歩きやすかった。

 浅川峠から南は毎年歩く扇山、北に進むと権現山だ。峠はそのままスルーして北に続く尾根を歩いた。最初の休憩が昼食というのがtakeの決まりだから一本目は長くなる。takeのお弁当コールとツツジの鮮やかな花に励まされて、権現山の頂上に着いた。誰もいなくツツジの花に囲まれた静かな頂上だった。

 静かな昼食の最中に、同じバスの団体さんが到着した。みなさん元気に食事を始められたので、けっこう賑やかな雰囲気になった。ザックを背負ったtakeは「ヤーメーテ」コールを発して東に続く急な尾根を下った。

 少し下ったところにある大ムレ権現は日本武尊を祀っている。そういえば近くの生藤山の軍刀利神社も日本武尊だ。神話だが日本武尊の足跡は広いと思う。

 しばらく行くと雨降山で和見方面は、ここから南に下る。和見方面もいくつかの道に分かれるが、ここは最短の棚頭集落への道を選んだ。5年前は不老山経由だったかなと思っていたので、初めての道と思っていた。林道を二回またぎ、急な尾根を下り棚頭集落の火の見櫓の前に降りてきた。その時は気づかなかったが、家に帰り5年前の記録を見るとその時も棚頭集落に下山してて、ブログに火の見櫓の写真もあった。還暦前だから多少の物忘れは仕方があるまい。

 takeはここで〆の伊右衛門を飲み、車道を機嫌よく歩いて不老下バス停に着いた。この始発バス停はまだ記憶に残っていた。バスの時間まで25分程あったが、早々とバスは登ってきたのでエンジンを止めた少し暑いバスに乗り込んだ。発車時刻になるとtakeと私だけを乗せたバスは上野原駅へと向かった。

コースタイム

浅川バス停0854-浅川峠0947-権現山1106~1135-雨降山手前分岐1212-棚頭集落1332~1336-不老下バス停1401

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ヘルメットをかぶって檜洞丸を歩く(丹沢)5月21日

2017年05月23日 | 丹沢

 登山者用ヘルメットの着用推奨山域が増えてきている。落石や転倒時の頭部の保護が目的だ。今年予定している「taketake山の会」夏山合宿のコースにヘルメット着用推奨山域が含まれている。takeは異質なものに対する警戒心がものすごく強い。だから少しずつ慣らしていかないと、本番でいきなりは絶対できない。そこで今回はヘルメットを2つ購入し、着用慣らし山行にすることにした。コースはこの日、山開きを迎える西丹沢の檜洞丸のツツジ新道往復とした。

 山開きの日はバスが増発されるので、少し待てば全員着席で乗れる。西丹沢ビジターセンター前では山開きの式典が行われていていて、私が準備の間、takeは女性コーラスの合唱をおとなしく聞いていた。そして、ヘルメットを取り出すと「オカタズケ!」と言って必死に抵抗したが、ここで諦めたら、二度と着用しないだろうと思って、無理やり被らせた。

 最初、違和感を感じさせないよう、ストラップも緩めにセットしたので、すぐ脱げてしまった。少し調整してなだめながら被ってもらった。そのうち自発的に脱ぐことも減ってきた。ゴーラ沢を渡り、尾根を登り、いつもの昼食場所に着くとtakeは真っ先にヘルメットを脱いだ。



 

  昼食を終え、takeに再びヘルメットを被らせて出発した。西丹沢だったらハイキングコースでもヘルメット着用はあまり目立たないだろうと思っていたが、かなり目立っているように思えた。ハイキングでも高齢者事故に多い、転倒のことを考えるとヘルメットは有効だという意見を読んだことがあるが、そこでも「問題は恥ずかしいと思わないことだ」と書いてあった。



 

ヘルメットのことばかり書いているが、この日は天気が良く富士山も良く見えた。シロヤシオツツジは、まだ七分咲きだが、青空に白色の花はよく似合っていた。ただこの日は東京が真夏日だったように昼頃には気温も上がり、体も慣れていないので暑かった。


 石棚山稜と合流すると木道歩きとなりケイソウが葉を伸ばした明るい森を歩き檜洞丸の頂上に着いた。頂上は大勢のハイカーで賑わっていた。takeがベンチに座り、ヘルメットを着用したままスポーツ飲料を飲んでいる間に、私は写真撮影だ。



毎度の事ながら、下りはノンストップだ。まだ下から登ってくる人も多かったので、行き違いに時間はかかったが、快調なペースで下りゴーラ沢の徒渉地点でコップで水を汲み、一人一杯づつ喉を潤した。



 下る途中、山開きに合わせてパトロールしていた小田原市消防局のパーティーに出会った。道を開けて横を通りすぎる隊員を私が指差して「おじさんの帽子は?」とtakeに聞くと自分の頭を指でコツコツと鳴らした。



コースタイム
西丹沢ビジタセンタ0845-ゴーラ沢出合0950-展望台1005~1115-ベンチ1212-石棚山稜分岐1226ー檜洞丸1243~48-石棚山稜分岐1300-展望台1350-ゴーラ沢出合1430-西丹沢ビジターセンター1505

 

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