くない鑑

命を惜しむなっ!名こそ惜しめっ!!前へぇ、前へーーーぇっ!!!

いざ!石和≪其の捌:ブ,ブルータス!お前もかっ?!≫

2005年11月08日 | 参陣記
此度も、陣所は本陣から徒歩10分ほどの、市立石和南小学校
ゆえに、今年もまた上杉方・・・にはあらず!
今年はなんと!初の武田方,真田源太左衛門尉信綱(隊)を仰せつかったのです。
これも昨年の合戦前夜、本陣女将へのおねだり働き掛けが功を奏したのか、、、国許衆以外は滅多に任ぜられないと聞いていた陣営,御役目に任ぜられたのです。
上杉贔屓の私を含め、謙信公祭に続いて赤となった上杉殿マコ殿にも、少々残念無念ではあったかと思いますが、この石和での合戦は、武田家の御恩を偲ぶものでもあり、初めて勝ちに乗じれる又と無い機会!

合戦場でもまた、違った角度から楽しめましたが、その折の話はまた後ほどに譲り...

石和南小体育館入口に設けられた受付に、まず着到報告を行うと、世話役より意外な一言が発せられました。
「くない(仮称)さんは“武将旗持”です。」
ん?!なんじゃそりゃ!と思っている間も無く、手渡された紙きれには、紛れも無く私の名前と“武将旗”の文字・・・。
謙信公祭にて、名誉ある突撃時の幟旗“乱龍旗持役”以来、再びの旗持役

一体私は、如何なる星の下に今あるのか?!...と、疑問を感じつつ、緊張の面持ちでその幟旗を確認すると、これがまた、結構大きかったです。
けど、身が引き締まる思いでもありました!大蛇丸殿の目線が厳しかったので(^^ゞ

上杉方から参陣に際しては、毎度陣所まで出向かなければその御役目は判らず、時には右往左往することもありましたが、此度ははや承知していたので、我らに用意されている備えの数々も、容易に見つけることできました。

また、そこにははや、上杉播磨殿の仲介にて参じられた文亞殿が、我らの到着を首を長くして待っておられたようです。
毎度の事ながら、遅くなって申し訳ありません...。
けど、もう一人、合戦当日に参じる予定であった昨春の御大将,のぶたつ殿のお姿が見えず...
はてさてどうしたのか、、、と思い、殿が電話をしてみると、、、これがモーニングコールだったようです、のぶたつ殿には!
なんということでしょう・・・前日の佐助何某に続く御謀反にござります。

実は前日、先の謀反発覚後、当日入りだったのぶたつ殿を急遽呼び寄せるべく電話をしたのですが、一足遅く、神宮球場での野球観戦(vs)が決まっていて、試合終了後に駆けつけることも叶わず、予定通りの参陣を期していたのですが、、、
殿に於かれては、本陣出立に際してメールなどしてコンタクトを取っていたようですが、それには一切返信無く、少々不審に思っていたそうです、それは不幸な確信となってしまいました。

時刻は9時半ごろ。
早急なる石和入りを促すも、最早間に合わない・・・ということで、参陣断念という、前代未聞の事態と相成りました。
御殿最後の合戦なのに、斯くも謀反が発生するとは、、、余り幸先はよくありませんが、、、気持ち(モチベーション)を素早く宿敵討伐専心に切り替え、武装を整え、我が衆の証たる“白襷”を巻いて、いざ!万全の出陣と合戦と為すべく、校庭で行われる“全軍軍議”へと赴きました。
不穏分子は背後にも!?

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3 コメント

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掲載の仕方もくない殿らしい… (マコ)
2005-11-08 23:41:19
石和レポ、「続きはまだかな~」とここ数日じらされながら楽しんでおりますぞ。



さすがくない殿、「正確なレポ」ですね!

大魔王殿の車中での発言も、私が忘れていたものまでしっかりと…



明日も楽しみにしてます(微笑)
返信する
Unknown (碧雲斎)
2005-11-09 00:28:26
私もたいへん面白く拝読させて頂いております。





大魔王号車中の話は、「あ、そんあことあったなー」という感じで読ませてもらっています。

大魔王渾身の一問を軽々と正解するくない殿の姿を思い出して、にやにやしていたり…。





"くない殿流"の倒幕を早く拝読したいと切望しています。



テレビドラマみたいに隔週にならないことを祈りつつ(爆)、

明日からの掲載分も楽しみにしています!





P.S. 分割されると、どのエントリーでコメントをするべきか悩みますね(笑)
返信する
(^^ゞ (記主くない)
2005-11-10 21:44:07
マコ殿>

若>

ご覧頂き恐悦至極にございます。

多少なりともお楽しみ頂き、海馬フル回転で書き連ねた甲斐がありました。

ただ、余りにもフル回転すぎて視野狭窄に陥り、誤字脱字無礼文がありましたら、できればこっそりとお教えください。



>正確なレポ

それが私の日次記の“命”なもので。

ただ、多少なりともフィクションが・・・あるかも。



>隔週にならないことを・・・

ううっ、それは・・・はい、気をつけます。
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