「写植の時代展」
at:クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック扇町
またマニアックな…(笑)
ワープロ登場からパソコン常備の現在にかけて、衰退の一途を辿る「写真植字」。
ただ、コレでないと駄目!という作家さんなどもいらっしゃるのは事実。
活字の選び方ひとつで雰囲気がガラリと変わる(
参考までに)。
会場では実際に「写植」を打つ事ができる。コーチ役の方は「職人芸」としか言いようがない作業をスイスイやってのける。
展示されているのは、その写植の機械(コレを打たせてもらう)「モリサワ手動機MC-6型」(大ベテラン機らしい)。
他に植字の工程表、写植の現状、文字の分類表、専門用語の解説…。
解説を読み込んで行くと奥が深く、実に面白い。
コストや人材、何よりハードの面での理由が大きいのだろうが、ごく個人的には無くなって欲しくない。
CD&MDからネット配信主流の世に於いてもまだ「レコード」が残っているように。