えーあらい

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伊丹の花火

2017-08-27 19:50:01 | 暮らし
伊丹の花火
  淀川の花火もマンションの屋上から見ましたが、花火の数では無く、どの様な趣向を凝らした花火が打ち上げられるかが楽しみで、毎年見ていますが、今年の淀川の花火は平凡な花火が多く大したことなく終わりました。伊丹の花火の方が良かったなと家内と話し合っていました。去年までの伊丹の花火は、淀川の花火より数は少ないけれど、趣向を凝らした花火もあって楽しく見ました。しかし、今年の伊丹の花火は予算が無かったのか、平凡な花火が多く、変わった花火が見られませんでした。残念でした。
  昨日は大曲の花火をNHKが中継していましたから、伊丹の花火が始まる前と終わったあと、部屋に戻って大曲の花火中継を見ました。こちらの方は花火の量、質ともにレベルが違いますが、いかんせん中継カメラがC-MOSセンサーかCCDか知りませんが、電子カメラの特性で、光が強いと全て白くなってしまう。あの花火は白く見えているが、いろいろな色が付いている筈なのに惜しいな、と思って見ていました。カメラの露出をもう少し絞ればまだ色が見えるのに、カメラをオートにしてしまうと白くなってしまう。
  同様の事が夕日の撮影でも起こる。沈む夕日は、目で見ると太陽が赤く見える、それと共に周りも赤くなる。デジカメで撮ると沈む太陽自体は白く、周りだけが赤くなる。これをカラーフィルムで撮ると、太陽は一段と赤く、周りも赤く写る。だからカラーフィルムの性能がこんなに素晴らしいのに、デジカメに押されて、すたれてしまったのは惜しい事です。テレビの中継などで沈む夕日を映している場面に注視して下さい、太陽本体は白く見えています。この現象が花火にも見られ、本当の色が出ないのです。花火はカラーフィルムで写して見せて欲しいものです。


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