TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

映画「MW-ムウ-」(2009年)

2009年07月21日 | 映画、TV・ラジオ番組
MW‐ムウ‐ [DVD]

アミューズソフトエンタテインメント

Amazon.comで詳細を見る


三連休の中日、19日にシネコンのレイトショーで見てきました。
翌日が休みということもあって、ほぼ満席で年齢層も幅広かったです。

16年前、ある島の島民全員が死亡。その事実は政府によって隠ぺいされるが
その島の二人の少年が奇跡的に生き延びた。その一人はエリート銀行員の
結城美智雄(玉木宏)もう一人は神父となった賀来裕太郎(山田孝之)。

結城は銀行員として働きながらも、もうひとつ冷酷な面を持っていた。
それは16年前の事件にかかわる人物を次々と殺害して行く殺人鬼の顔。
それほどまで執拗に突き進む彼の本当の目的は何か。

手塚治虫さんの問題作を映画化した作品。ワタシは原作を知らないので
ニュートラルな気分で鑑賞しました。それなのでタイでの誘拐事件の
導入部からしっかりと入り込んで見ていました。
タイ市街地でのカーチェイス、特に逆走シーンなどは迫力があって
楽しめましたよ。刑事一人で追いかけるというのは「太陽にほえろ!」
の時代のTVドラマみたいでしたけどね。

それにしても冷酷な殺人鬼、結城役の玉木宏さん。眼光鋭く切れがあって
しかもカッコいい。特に銀行員として働く時のスーツ姿は、おっさんが
見てもあこがれます。同じようなストライプのシャツを着て、似たデザインの
メガネをかけても、玉木宏さんみたいにはなれない事はわかるけどね・・・。

そして、結城が最初から最後までダークな殺人鬼のままであったことが
印象的でした。その半面、神父となった賀来が、最後まで結城をかばう理由が
映画の中でははっきりわからないのが残念でした。原作の映画化にあたって
ばっさりと切られた部分に書かれているようですが、実はそこが核心部で
あるということらしいですね。

それでも緊迫感のあるストーリーで、洋画っぽい作りの迫力のある映像でしたから
娯楽映画としてはまずまずと思いました。





MW-ムウ-?-?goo?映画

MW-ムウ-?-?goo?映画

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
二人の関係 (MWファン)
2009-07-21 00:17:16
はじめまして。
映画でも原作同様の設定は裏設定として残っているんです。
参考までに以下の記事をご覧になると「足りない部分」が
補えるのではないかと思います。

シネマトゥデイ (2009-07-03)
http://www.cinematoday.jp/page/N0018693

週間シネママガジン (2009-07-14)
http://cinema-magazine.com/program/blog/?blogid=1865

ちょこアゲENTERTAINMENT MOVIE
http://www.so-net.ne.jp/carina/entertainment/movie/

いずれにせよ、補完しなければ分からないというのは残念です。
特に役者さんたちの努力が活かされていない訳ですから…。
返信する
Re:二人の関係 (TAKA@管理人)
2009-07-21 22:34:05
>MWファンさま
「足りない部分」の参考先リンクありがとうございました。
どうやら同性愛の部分が、直接的には表現出来なかったので
見ている側に「なぜ」という気持ちが生じてしまったようですね。

「週間シネママガジン」での記事のとおり、二人の関係を
におわせるシーンはありましたが、それだけでは何があっても
賀来が結城をかばう理由として、わかりにくかったと思います。

コメントありがとうございました。
たいへん参考になりました。
返信する

コメントを投稿