TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

映画「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」(1984年)【LD】

2009年11月08日 | 映画、TV・ラジオ番組
パチンコ台のCMで映画版「超時空要塞マクロス」の主題歌「愛・おぼえていますか」が
流れていますね。ワタシはパチンコ・スロットをやらないので、「ふ~ん、今度はこれぁ」
という感じでCMを見ていますが、最近はこの手のパチンコ・スロットが目立ちますね。

それで、ふと映画版「超時空要塞マクロス」が見たいなぁと思いました。
何と言っても、手持ちでレーザーディスクソフトがあるので、久しぶりに見ました。
ところでこのレーザーディスク、つい最近ハードオフで見つけたモノなので安かったですよ。



この映画の見所は、メカの動きの早さと緻密さでしょう。特に空中戦のスピード感は凄いです。
今ならCGを使うところでしょうが、当時は全てがセル画。もうこれ以上のスピードは
セル画アニメでは無理でしょうね。そして緻密な作画は息を飲むほどであり
ホントに良く出来ていると思います。

しかもこの作品が作られたのは25年も前とは・・・。
当時のアニメーター諸氏の情熱というものが伝わってきます。

そして、音楽が素晴らしい。羽田健太郎さんの曲は単なるBGMではなく、映像と融合した
まさに映画音楽です。特に戦闘シーンで流れる曲などは本当にカッコいいです。

マクロスと言えば、マクロス艦内のアイドル歌手リン・ミンメイでしょう。
テレビシリーズが放送された1982年は、空前のアイドル歌手デビューの年でした。
石川秀美、小泉今日子、中森明菜、早見優、堀ちえみ、松本伊代などなど。
(このあたりの名前はパソコンで一発変換ですね・・・)
今も活躍するこの年デビューのアイドルは「82年組」と呼ばれています。
そんな時代背景ですから、アニメの登場人物としてアイドル歌手が出てきても
不思議ではないと思っています。

マクロス艦内でのリン・ミンメイのコンサートシーンでの衣装は、まさにアイドル歌手の姿。
マイクがワイヤレスで無いのが残念ですが・・・。当時はまだ有線でしたね。
でも、お客さんは盛り上がっていて(笑)光モノを振っているカットもあり
良く見るとペンライトと言うよりは今で言うところのサイリウムのような感じ。
やはり、アイドルには光モノと声援が必要なのは、全く変わりませんね。
と言うよりも、今でも当時の応援スタイルが続いていると言うのが正しいです。

そして、軍人一条輝とリン・ミンメイ、そして早瀬未沙中尉との三角関係も物語のひとつ。
臨戦化でのラブ・ロマンスという、ギリギリの状況下での恋愛は燃えるだろうな(^^♪
全裸のシャワーシーンとか濃密なキスシーンも何度か出てくるので、お子様向けの
アニメ映画では無いですね。水戸黄門でのお風呂シーンよりは刺激が強いですから・・・。

余談ですが、ゼントラーディ軍側の登場人物で「ワレラ」「ロリー」「コンダ」の
3人が出て来ますが、続けて読むと・・・なのです。
この当時には少女愛好家をロ○コンと呼ぶのが定着していたことがわかりますね。

最後の総攻撃の時に、リン・ミンメイが歌う「愛・おぼえていますか」
あのシーンは何度見てもじわっと来ます。歌は共通の言語であり、音楽は共有出来る財産。
それが人類のみならず異星人とでも共有できると言うメッセージに、感動します。

やはり「愛・おぼえていますか」はアニソンの名曲ですね。
そしてエンディング曲の「天使の絵の具」も好きですよ。

リン・ミンメイ役の飯島真理さんのアルバム、久しぶりに聞いてみようかな。

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超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(1984)?-?goo?映画

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2 コメント

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Unknown (仮面ライダーダブる)
2009-12-06 09:58:39
はじめましてです。

懐かしいですね~。
初代マクロス『愛・おぼえていますか』、私にとって子供の頃に見たアニメの永久的に名作作品です。
テレビシリーズを再構築して新たにキャラやメカの設定を起こして物語の濃い部分を抽出した『ヤマト』『ガンダム』に続くアニメ界のターニングポイント作品です!

飯島真理さんのマクロスシリーズの歌は彼女の美声とあいまって今でも私の中では五本の指に入るでしょう。
ちなみに補足として飽くまで子供時代に限定すれば『トランスフォーマー』の下成佐登子さん、『Ζガンダム』の森口博子さんは私の中ではこの三人は80年代アニメの美声歌手でしょう。

最近のアニメはちょっとわからないので敢えてノーコメント。

『愛・おぼえていますか』はセル画という制約の中であれだけ綺麗な絵は今の時代からも美しいです!
板野サーカスのアクションも見事でむしろ最近のCGアニメより綺麗かも?

いまウチの地方で『マクロスF』が遅れて放送されてますが、あまりの動きの早さやCGが綺麗過ぎてなんかついていけないです~。

反面、これだけCGが主流になると何年か後にはセル画に原点回帰しそうな未来があるかも?
某ジブリの『ポニョ』がそうでしたし……。

アニメはこれから先どうなるのでしょうね?

では、また。
返信する
初代マクロス (TAKA@管理人)
2009-12-06 17:21:51
>仮面ライダーダブるさま
コメントありがとうございます。
飯島真理さんの歌声はマクロス以降、さらに磨きがかかってきて、ホント良いですね。
やはりあの板野サーカスはセル画の限界を極めていて、見事と思っています。

ただ、やはり人件費と手間を考えると、TVシリーズのアニメはCGで無いと制作できないでしょう。
ある程度費用と時間がかけられる映画は、これからもセル画で制作して欲しいと思っています。
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