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9月に入った現在、日本でも新型インフルエンザが猛威を奮っています。
新型インフルエンザが入ってきた当初は、毒性も弱くこれから夏になると
流行も収まると言われていましたが、全く違っていますね。
感染して亡くなる患者さんも出てきているので、これから先が心配になります。
そのような今だからこそ「アウトブレイク」が見たいと思ったのです。
映画の内容は、アフリカで未知のウィルスにより、ある地域の住民が次々と感染する。
現地調査に赴いた米国陸軍感染症医学研究所のサム(ダスティン・ホフマン)は
アメリカに広がる恐れがあると心配するが、やがてそのウィルスはアメリカに上陸。
カリフォルニア州で最初の感染が確認される。
このウィルスは空気感染でも広がり感染力も強く、エボラ出血熱のような症状で
致死率の高い危険なウィルス。そこでカリフォルニア州の最初に感染した地域だけで
なんとか封じ込めて、アメリカ全土へのウィルスのまん延を阻止しようと努力する
研究機関の人々の姿を描いた作品。
今見ると新型インフルエンザが流行している時期なので、症状は違うとは言え
妙な現実味があります。そして担当者達と見えない敵のウィルスとの戦いを見ていると
なんとも言えない緊張感があります。
映画の進行としても、手に汗を握るような緊迫感があり飽きさせない展開。
そしてハリウッド映画ですから、米軍関係の乗り物の使い方はさすがといったところ。
やはりカッコいいです。
「アウトブレイク」を見て思ったのは、今年公開された日本の「感染列島」。
この映画を参考にしたとしか思えないようなところがありますね。
感染者の症状はもちろん、細かいところで似たようなところがありました。
そして何と言っても「感染列島」には余計な甘っちょろいシーンが多かった。
それで、ハリウッド映画と国産長時間ドラマとの造りの違いを見せつけさせられた感じです。
実は「アウトブレイク」はレーザーディスクでの鑑賞。ハードオフのジャンク盤コーナーで
100円で売られていたので迷わず購入。レンタルDVDより安いですからね。
手持ちのレーザーディスクプレーヤーが動いている間は、ジャンクDVDを探して
旧作を見るのも良いかも知れないと思ったのです。
アウトブレイク(1995)?-?goo?映画
ダスティン・ホフマンは渋くてカッコ良いな。あんな男にはとてもなれそうもないです。
今は亡き大塚博堂さんの名曲で「ダスティンホフマンになれなかったよ」という歌がありますが
全くその通り。改めてちょっと聞きたくなりました。もう一つ「おニャン子クラブ」のアルバム
「キックオフ」の中の「シーッ!愛はお静かに・・・」には
スクリーンにはダスティン・ホフマン 客席を埋める涙
なんて歌詞がありますが・・・(笑)。
やはり彼は一流の映画スターであると思いました。
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