Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

僕のGreatest Albums(その12)

2005-05-17 | 僕のGreatest Albums
B00005FPY0REMIXED WORKS vol.1 '91夏
崎谷健次郎


ポニーキャニオン 1991-07-03
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takのこのシリーズ、急に甘っちょろい路線に行きやがったな、と思う方あるかもしれないけど、掛け値なしにこのアルバムは夏に最高。崎谷健次郎というと ♪もう一度夜をとめて のヒットで知られるシンガーソングライター。80年代後半にはプロデューサーとして、斉藤由貴の音楽をダンサブルに変えるいい仕事をしてた。この「REMIX WORKS vol.1」は崎谷健次郎の夏向け楽曲を集めたアルバムで、ベストとは異なる。でも僕は崎谷健次郎作品の中では最も好きなアルバム。

1曲目 ♪ワン・サウザンド・キッシズ のレゲエっぽいアレンジが一気に気分を夏モードにしてくれる。スイートなバラード続いた後、ちょっとビターな味わいの ♪太陽の傍らで が雰囲気を変える。続く ♪思いがけないシチュエーション の疾走感が心地よい。斉藤由貴に提供した曲のセルフカヴァー ♪アクリル色の微笑 の後は、このアルバムの目玉、ニール・セダカのカヴァー ♪ラーフター・イン・ザ・レイン。このアルバムが出た少し後で煙草のCFに使われたりもした(崎谷ヴァージョンではないけれど)。上田浩恵(♪ソロ・サピエンスは名曲だった)とのデュエット曲 ♪サテライト・オブ・ラブ が派手に決まった後は、このアルバムで一番好きな ♪夏のポラロイド。

♪夏のポラロイドは秋元康の詞なのだが、この曲のサビでの恋人達の描写は見事としか言いようがない。
君は夢の中/待ち合わせしても/いつも僕に会えないと/目覚めた後すねるから/
閉じたその瞳/そっと口づけて/君が待っている空へ/僕の愛をこっそり吹き込んだ
女のコの甘えた顔が浮かんできそうな前半、彼女の寝顔にそっとキスする男の子・・・くーーーーーーっ!巧すぎるゼ!秋元康!こういうところが女性を引きつける魅力なんだろうなぁ。憎いゼ!(ちなみに僕はおニャン子ではまみまみのファンでした・恥)。

崎谷健次郎のアルバムで他に好きなのは「ambivalence」。夏っぽいと言えばこのアルバム収録の ♪潮騒の時(The Sound Of Waves) も忘れられない。
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