田吾作 よもやま話

庭に咲く花の物語を中心に、周辺の探索、那須野の自然、那珂川の釣りなどを、写真入りで気のむくままに綴ってみます。

紅い・ 紅い・芯まで紅い ≪マユミ≫

2011-10-25 01:44:13 | Weblog

 

「田吾作さん、マユミ という木を知ってるかい?

いま、見ごろをむかえて見事だぜ。

写真に撮ってみないかい?」

と、シオバラさんから声をかけられました。

「うん、そういう木があると聞いたことはあるけど よく知らない」

 

好奇心だけで生きてるような 田吾作です。

さっそく カメラを担いで出かけました。

 

シオバラさんちまで 30キロ・・・・・45分かかります。

 

 

 

 

ありました ≪マユミ≫ 。

 

 

 

 

 

まだ葉があるので目立ちませんが、

これは紅い。

 

 

 

 

 

紅い 紅い 芯まで紅い

 

マユミは紅い 真っ赤っ赤

 

陽に照らされて 周りを紅く照らしてる

 

 

 

 

 

実が紅い

 

種まで紅い

 

 

 

 

 

 

共産党の旗じるしのようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


さよなら センブリ

2011-10-22 02:04:33 | Weblog

風が冷たくなったね

 

 

 

お前たちは もうすぐ枯れるんだね

 

 

春に会えるといいけど

秋までは会えない 

一年は 長いね

 

 

 

その間 今年のような異変が無ければいいね

 

毎年々々 お前たちは生き続ける

何世紀も そうして過ごしてきた

 

人は そうはいかないけど

来年 また会おうね

 

 

 

 

 

 

それまで さようなら 

 

 

 

 

 

 

 


≪梅花ウツギ≫ の義侠心

2011-10-14 02:16:22 | Weblog

 

山ラッキョウのブログのあと、 

 

「今年の花は終わった、

 来年まで 花のブログは作れないよなぁ」

との田吾作の寂しげな嘆き声を聞いて、

 

「よし、

 田吾作さんを慰めて 咲こうじゃないか」

と、声を上げた花がありました。

 

≪梅花ウツギ≫ です。

 

 

 

 

 

花どきを外れて咲くことを 【狂い咲き】 と言って、

花は嫌がります。

 

梅花ウツギ は身を捨てて、

田吾作を慰めようと 花を咲かせたのです。

 

 

今の政治家が 東北三県の民の失意を救うために身を捨てるほど働いたか。

 

身を捨てて人を救う 梅花ウツギ の義侠心を見習いなさい。

 

 

 

 

 

これが 義侠心あふれる ≪梅花ウツギ≫ です。

 

 

 

 

 

 

 

 


今年から お仲間へ入りました ≪山ラッキョウ≫ と申します

2011-10-11 03:33:47 | Weblog

 

 

田吾作の友人に ≪サボテンさん≫という方がいます。

 

去年、山から この 【山ラッキョウ】 の花を採ってきてくれて、

「寫したら・・・」と、言ってくれたのですが、

田吾作が「切られた花は寫さない」 と言うと

サボテンさんは「現場は田吾作さんでは行かれない」 と言って、

去年は写真に撮れませんでした。

 

それを覚えていてくれて、

今年、根ごと掘ってきてくれました。

 

 

それが見事に花を咲かせてくれました。

 

 

 

 

 

近くで見ると、こんな花です。

 

 

 

 

図鑑によると、

ユリ科 ネギ属、

ネギ属特有の 丸い集合花をつける、

と、あります。

 

 

田吾作も大事に育てようと、

根を腐葉土で くるんで植えつけました。

 

 

 

 

 

 

変わり者の田吾作はこんな花に惹かれます。

 

 

 

 

 

 

そんな訳で、仲間が増えたので

責任上、田吾作も 来年 秋まで生きて、

山ラッキョウの来年を見届けなくてはなりません。

どうぞ皆様、ご一緒にお付き合い下さいませんでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


深まりゆく秋 ≪ツリガネニンジン≫

2011-10-08 00:55:01 | Weblog

 

「そこ行く 田吾作仙人・・・・・」

「おや、気の利いた呼び声、釣鐘人参かい?」

「はい、そうです。ツリガネニンジンです。

 涼しくなりましたね」

「ほんと、一気に秋に駆け込んだね」

「寒さに弱い田吾作さん、 心配です」

「心配してくれて ありがとう。

でも、お前こそ、来年も花を見せなきゃいけないよ.

近頃、≪ジジババ≫も減ってきた」

 

 

 

 

「たかが野草のワタクシ風情に、温かいお言葉。

身に沁みます。

ところで、いい音楽が聞こえますね」

「これか、これはね、

サン・サーンスの≪チェロ協奏曲≫というんだ。

秋はチェロがよく似合う」

 

 

 

 

 

「これから寒くなります。

 風邪をひかないように気を付けてね・・・・・」

 

 

 

秋のひと時、

ツリガネニンジンとの会話でした。