コーヒーに関する以下のような研究結果が発表されました。
「朝のコーヒー、身体によって悪影響を及ぼしている」
そこで、朝にコーヒーを飲むことで身体にどのような悪影響があるのか、また飲むのに最適な時間帯はいつかなどをご紹介します。
「朝のコーヒー、身体によって悪影響を及ぼしている」
そこで、朝にコーヒーを飲むことで身体にどのような悪影響があるのか、また飲むのに最適な時間帯はいつかなどをご紹介します。
記事(2018年6月26 msnニュース)によると
『◆朝起きてコーヒーを飲む習慣が健康を害する?
出勤前や目覚めとともにコーヒーを飲む。そんな人は多いのではないでしょうか。「朝専用缶コーヒー」というのも発売しているぐらいですから、朝=コーヒーというイメージは一般的に当たり前の感覚になっています。
しかしながら、「目覚めのコーヒー」が私たちの健康を害している可能性がある、という研究が最近発表されました。これを受けて、いったい身体にどのような影響があるのか、飲むのに最適な時間帯はいつかを考えてみましょう。
◆「コルチゾール」の働きがキーポイント
この研究のキーワードとなるのは「コルチゾール」というホルモンです。コルチゾールは副腎皮質ホルモンの一種「糖質コルチゾイド」の一種で、生体においてとても重要で、タンパク質、炭水化物そして脂肪の代謝を抑制する役割があります。
しかし、過剰に分泌されることで血圧や血糖値の上昇などを引き起こす危険性が高まると考えられています。
◆朝コーヒーを飲むことで身体に及ぼす悪影響とは
実は朝の時間帯にカフェインを摂取すると、このコルチゾールの働きに悪影響を及ぼすと言われています。その問題点は大きく以下の2つに分けられます。
1つ目は、カフェインがコルチゾールの生産を阻害してしまい、それを補うために身体がもっとカフェインを欲するようになるということ。
2つ目は、朝にコーヒーを飲む事でカフェインへの耐久性があがり、慢性的に欲するようになってしまうというものです。
さらに、朝コーヒーを飲むことで血糖値が上がりやすくなってしまう、ということも研究で指摘されています。
◆コーヒーを飲むべき時間帯
では、コーヒーを飲むべき最適な時間帯はいつでしょうか?
それは、コルチゾールが高くない時間帯、朝10時から正午にかけて、また午後二時から午後五時にかけて、がコーヒーやカフェインを摂取するのに良い時間帯だと言えます。それらの時間帯であれば、カフェインがコルチゾールの生産を阻害するのを最小限に防ぐことができ、カフェイン中毒にもなりづらいようです。そしてコルチゾールの分泌を促すことができるために、覚醒度が上がる、ということになります。
コーヒーを目覚めの一杯を日課としている方は、もう一度習慣を考え直してみても良いのかもしれません。』