2430日記

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月とオリオンⅡ ― 星景の二十七 ―

2016年12月16日 23時59分59秒 | 星景


月が出てくる前から試し撮りを続ける。
手前に強力な照明が在って、露出の設定が予測困難な為。

まだシリウスとプロキオンは見えない。やはり無理だったか!?
オリオンがギリギリ入るまで待ってもシリウスは見えなかった。

川面に映る月影は、川の下流の先に月が来てくれればと想っていたけれど。
其の頃には天空高く昇ってしまってるから入りきらない。








がけのうえ
がんかにのぞむ
つきいづる
とおくにありて
ちかくにおもう


崖の上
眼下に臨む
月出づる
遠くに在りて
近くに想う


とおいつき
かわもにうつる
ちかいつき
ちかくてとおい
ほしとつき

 

遠い月
川面に映る
近い月
近くて遠い
星と月

 

 

焦点距離  17.0mm  ISO感度  200
シャッター速度  6s 絞り数値  F2.8

焦点距離  17.0mm  ISO感度  400
シャッター速度 10s 絞り数値  F4.5


銀河鉄道Ⅱ ― 星景の二十六 ―

2016年12月12日 23時59分59秒 | 星景

前回とは場所を変えて対岸から。
当初は終電の数本前から列車の撮影を始め、星が来るのを待つ。といったものだった。

現場の下見や時刻表で列車の通過時刻を考え併せているうちに、始発を撮ればいいんだと気づく!
ただ、2番列車が来る頃には空が明るくなってしまうだろうから、始発列車だけの一発勝負!

月が沈む少し前に予め決めておいた撮影場所へ。薄明まで1時間余り。
すると、月と星と橋と川の光景が素晴らしく想えて、月を入れた構図に変更。

ムーンリバー・・・本物とは似ても似つかないけれど・・・



月が没した後も星の写りはそんなに変わらない。



オリオンは橋の向こうに隠れる。列車の撮影体制へ。
前回より撮影場所が橋から近いのと一発勝負ということで露出を決めるのも、高め・速め・深めに設定。

列車を待つ・・・・・・寒いので川岸を歩き回る・・・・・・やってきた!
予想以上にライトが明るく見得る!直前にシャッター速度を一段上げて撮影。

今回は比較明で合成。
色温度の統一には時間が掛かりそうなので手っ取り早く編集をし終える。





ひとつは取って付けた様な謳になってしまった。
列車は反対向きだし、シチュエーションもめちゃくちゃだけど・・・

ムーンリバー
むこうへわたり
なにのぞむ
かけはしはしる
そのさきに


ムーンリバー
向こうへ渡り
何望む
架け橋走る
その先に

 

ひめぎみが
きんわきぎんわき
したがえて
しがんおりたつ
よあけのばん


姫君が
金脇銀脇
従えて
此岸降り立つ
夜明けの晩

 

 

月と星
焦点距離  17.0mm  ISO感度   200
シャッター速度 10s 絞り数値  F2.8

星空
焦点距離  17.0mm  ISO感度   400
シャッター速度 10s 絞り数値  F2.8

車両
焦点距離  17.0mm  ISO感度  1600
シャッター速度 1/160 絞り数値 F5.6