今春は真冬並みの寒さの日が多かったので、未だギフチョウに逢えるのでは?との思わくで・・・
山麓の篠原へ午前9時までに着きたいと、少し余裕を持って午前6時5分出発!
大垂水峠を目指す・・・JR高尾駅前を午前6時48分通過・・・何時もどおり極力脚に負担を掛けない様ギアを軽くしながら勾配を走る。午前7時過ぎから行き交う車が増え始める。数台の自転車に追い抜かされる。大垂水峠には午前7時25分着。今朝も冷え込んだ為、指先が寒さで少々痛い。
坂を下って道なりに走り相模湖駅の手前を左折して相模湖へ行く予定でいたが、想定より早く大垂水峠を越えられたので、千木良から弁天橋へ寄り道。
丁度見頃だったのか素晴らしい新緑だった。
午前8時20分頃に一般道へ上がり、国道412号線で湖畔を走る・・・プレジャーフォレスト入口前の信号を右折し牧馬峠方面へ・・・此処からが長く感じた。石老山の裾野をアップダウンを繰り返しながら高度を上げてゆく。想った様に前へ進まない。結局、篠原には午前9時4分到着。
5分弱走ると道は登山道へ。急登を息を切らせながら登る。10分程で尾根へ出る。植林帯を過ぎると気持ちの良い新緑の森。
午前10時15分山頂へ到着。
4頭のギフチョウが列を成して飛んでいる。あの様子だと、もっと早く着ても良かったのかな?
カメラを構え止まったギフチョウに近付こうとするも、1m位まで近付くとパッと飛び立ってしまう。
姿勢を低くし、足音を立てないよう静かに近付く・・・やっと撮れた。
記念写真は撮れた。次はギフチョウが吸蜜している姿をカメラに収めたいと花の近くで待つ・・・なかなか来ない・・・漸く花に止まった!・・・その瞬間素早く近付く・・・しかし飛び立ってしまう。
その後は花に止まっているのが、ほんの数秒という状況に、気ばかり急いてピントが合う前にシャッターボタンを押してしまいピンボケの連続・・・これが最良の一枚でした。(コンパクトデジカメではやっぱり無理なのかな?)
花の前で三脚にカメラを固定して構図を定め、ギフチョウが来るのを待つしかなさそうだ!?
正午過ぎまで山頂に留まるも念願の写真は撮れず仕舞いだった。
ギフチョウは時刻の経過に連れて山頂での滞在時間が減少していく様に見受けた。
伏馬田へ下山する。ヒトリシズカがひっそり咲いていた。
鉄塔付近は周囲が開けていて新緑の山肌が綺麗だった。
更に山を下りると庚申塔があり、そこから下への道は一部石畳。
ふと頭上を見上げると緑の葉が眩しかった。
午後1時半頃、国道413号線へ出る。
津久井湖を経由し、県道48号線を走り・・・午後3時43分帰宅。