ぱんくず介護録

在宅介護事情。

鍵を探す

2010-03-30 18:30:00 | じじの在宅介護
何か変わった事は?と聞くと、
ヘルパーさんからの報告で、じじは
ヘルパーさんの到着した夕方に、
昨日帰宅してせっかく中身を整えたデイケアのバッグの口を開け、
自宅の鍵を探して取り出していたという。
鍵をどうしたいのか、不審に感じたヘルパーさんが聞くと、
「いや、別に何でもないです」と答えたらしい。


ああ。
ヘルパーさんにとっては唐突で意味不明なじじの行動かも知れないが
私にはわかる。
じじは時々、
鍵や自分の大切なものや室内のものの在り処を確認している。


鍵は、昨年の秋だったか、
デイケアのバッグに入れて持参するのを忘れて
デイケアから戻っても自宅に入る事が出来ないアクシデントがあった。


その時は、前日にデイケアバッグの中身を整えたヘルパーさんが
鍵をバッグに入れるのを忘れたのだった。
鍵が無くて室内に入れないので、デイケアの送迎担当職員は
じじを車椅子に乗せたまま再び送迎バスに戻らせ、
利用者宅全部を回り終えた一番最後に再びじじを送り届けたが
合鍵を持っている夕方のヘルパーはまだ来ていなかった。
私はちょうど仕事から帰ったところで携帯で連絡を受けて、
慌ててタクシーで駆けつけ、鍵を開けた。
じじの鍵は室内にあり、戸棚の上に置き忘れられていた。
やっと自宅に入る事が出来たじじは憮然としていたが、
連絡を貰って駆けつけ、平謝りするヘルパーさんに対しては
「もういいです」とそれ以上怒ったり文句を言ったりしなかった。


私とヘルパーさん達は
その場でデイケアのバッグの中身は注意してチェックしましょうと
申し合わせただけで完結したものと思い、忘れていた。
しかしじじにとってはそうではない。
忘れてはならない注意事項になっていた事がわかった。
鍵を人任せにしていたら自宅に入れないという体験をじじはした訳である。
不信感とも異なる、じじなりの自己管理である。
誰でも大事な事は自分で確認したいものだ。


私達は目に見える行動だけで「意味不明な行動=認知症の始まり?」と
短絡的に解釈し思い込みそうになるが
じじには苦い体験から学習した注意事項があり、
鍵の実物を見て確認するまでは不安で安心出来ないのである。
その不安があって確認しようとするうちは
じじはまだ自分自身の在宅生活を続ける事が出来ると思う。

4月の教会行事

2010-03-29 18:59:59 | じじの在宅介護
じじのヘルパー派遣会社の責任者に来月の連絡を入れた。


昨日は教会仲間の送別会で午後まで延長だったが
この次の日曜日は復活の主日でこれまた礼拝の後に
持ち寄りの食事で祝会がある。
暦の上では来月の行事であるがもう今週末の話だ。


4月は第一日曜日が復活の主日で
第四日曜日が聖餐式と教会員総会。
そして月末私は帯広で協議会の総会。


年度替わりだし。
ぎりぎりの連絡なってしまって慌てたが
ヘルパー派遣の責任者は快諾、助かった。

カボチャ煮付け(ばば製)

2010-03-28 14:32:00 | ばばの生活
帰り道、
教会仲間に車で送って貰い、ばば宅に寄ると
昨日のシチューの鍋が空いていたので回収した。
中にカボチャの煮付けが入っていた。
客を見送っている間に焦げ付きそうになったと言っていた。


焼き芋みたいにほくほくしていた。


何だか満腹で、
いよいよ受難週に入ったというのに
こんなに飽食の限りを尽くして主よすみません。
食い改めます。


(腹一杯なのと寒いのとで
昼日中から睡沈、目が覚めたら既に夜だった。)

桜ご飯の素

2010-03-28 06:54:00 | ばばの生活
昨日、ばばに
香草の混ぜご飯と
きのこシチューを差し入れしたら
頂き物のお裾分けだと言ってこれをくれた。


桜ご飯の素。
前に私が作った桜ご飯と同様の
既製品バージョンである。
2合のご飯に混ぜるだけだそうだ。


ピンクの袋に桜の花と葉、
黄色の袋は醤油で煮た筍。

今朝6時にタイマーをセットしたので
ご飯はもう炊けている。
混ぜて再加熱するだけ。


ばばの知人は関西に親族がいて
送って貰ったのをばばにくれたそうだ。


このままで美味いので
味や具材を足さないようにと
ばばは言っている。


どうよ。

歩いた。

2010-03-27 16:53:01 | じじの在宅介護
何処にも収納し切れず雑然と出しっぱなしのファイルや
緩衝シートの束などの収納場所確保のため、
コミックスを売りに行き、その足で本屋に寄った。


月刊モーニング・ツーを買った。
カレー沢薫の『クレムリン』最高。
好きだわーこのマンガ。
『聖☆おにいさん』は
時節にちなんでイースターがネタになってて笑える。
イスカリオテのユダが初登場してるし。


自宅を通り越してじじ宅に行く。
途中、ふきのとうが出ていた。


じじはデイケアから戻って食事中だった。
そこにヘルパーさんが来たので、
明日の教会行きの事など打ち合わせし、
雪雲が気になって早々に帰宅の途についた。


帰りがけ、じじに明日の礼拝には
ちゃんと髭を添ってから来るように言ったら
聞こえないふりをしていた。


ふん。

きのこシチュー

2010-03-27 14:36:00 | ばばの生活
冷凍庫に何時のかわからないほどずっ前の
「きのこクリームシチュー」の固形ルーが半分、
冷凍庫の奥に埋もれていた。


半分しか無いという事は、既に私は一回調理して
ルーの半分を使った筈であるが、記憶に無い。
この「きのこクリームシチュー」を作った記憶も
食べた味の記憶も、全く残っていない。


それで、
せっかくきのこシチューというので
冷蔵内に常備してあるきのこを半パックずつ総動員した。


普通の白っぽいクリームシチューのルーよりも
きのこっぽい味が仕込んであって色も茶色っぽい。
しかしだからといってシチューと名の付く料理に
肉と玉葱と人参が無いのは物足りなさ過ぎると思い、
鶏の胸肉を解凍し、玉葱、人参と共に調理したら
主役はやはり鶏肉に取って代わられてしまった。


ばばに持って行ったら、
メールで「これでいいのだ」と言ってきた。
きのこだけでは物足りないと。


きのこが主役の座を確保するのは難しい。
そういえば昔、そんなマンガあったっけ。

香草と塩昆布の混ぜご飯

2010-03-27 13:51:00 | ばばの生活
正月明けには七草粥のつもりで、
それ以外は年中食べる草粥のネタを
一回分解凍して余分な水分を絞り、
塩昆布と共に炊き立て白飯に混ぜただけ。


草粥は私が食べる事の出来る唯一のお粥であるが
真冬は温まるし、よく好んで食べる。
お粥が苦手でも香草が入れば食べられる。
それで草粥用に春菊、芹、三つ葉を塩茹でし、
水に晒したものを刻んで小分けして冷凍し、常備してある。
青物野菜の少ない真冬には有難いお粥であるが
体調よくない時なと、年中食べる。


この草粥のネタを白飯に混ぜてみたが、
これはこれで爽やかで美味かった。
今回は塩昆布と一緒に混ぜご飯にしたが
塩昆布無しでも十分いけると思う。


ばばにも好評だった。

今日は一食でOK

2010-03-21 08:57:00 | じじの在宅介護
今日は礼拝の後、
教会で皆して昼食を取り、
午後から聖餐式と教会員会がある。


じじは昼食を教会で食べるので
昼食は作らず、帰宅後にヘルパーさんが
夕食を作ってセットする事になっているが
夕の一食分だけなら
私の朝食と同じメニューで十分な訳で、
じじ宅にはヘルパーさんが
お浸しを作り置きしているし、十分かな。
私が作らなくてもヘルパーさんは夕食を作ってくれるが、
日曜日の教会同行は介護保険適応外で、
自己負担率100%である。
夕食を一から調理して
ヘルパーの勤務時間が長くなればなるほど
自己負担が増えるので、
日曜日は私の朝飯ついでに
じじの昼と晩の食事を作る。
さらにそのついでに
何かじじに作ったらばばにも差し入れする。


土日休みのパート労働で
時間の余裕があって初めて実現している。


時間と収入は両立しない。

そんな訳で、
今晩のじじのおかずは鶏、茸、玉葱の卵とじ。

ばばの反応

2010-03-20 19:14:00 | ばばの生活
開口一番、ダメ出し。


「あんたちょっと、
 味が濃過ぎだったねこの茄子!」


だから、
味濃いめにしたから白いご飯のおかずにしてと
言ったのに。


で、
食べれないほどしょっぱかったのかい?


「いや、おいしかったから もう大半食べた。」


大半・・・・・orz
ばば食べ過ぎ。


ぼたもちは?


「あんたこれ、殺し過ぎ。」


・・・・( -_-)-3


そうそう。
前回、何年か前に作った時は出来たては
いい具合の半殺しだったのが
ちょっと時間経つと硬くなって
チンしなきゃならなかった。
でもチンすると胡麻もきな粉もベタっと
汗かいちゃって台無しになる。
だからわざと柔らかめに炊いたのさ。
そしたら半殺しの筈が七分以上も
やってしまったのだった。

「思いがけなかった。
ご馳走様。」


御粗末様でした。


あ、それで辣油炒飯はどうだったの。


(未回答)

彼岸の牡丹餅

2010-03-20 14:44:00 | Weblog
明日は春分。


キリスト者だから備える仏壇は無いけど
いろんなぼたもちを
各種つくって並べてみたかった。


胡麻ときな粉のは、
市販されてるのをうっかり買うと
中に小豆餡が仕込んであってがっくりするので
自分で作るしかないであるよ。
冷凍庫に枝豆も残ってたからずんだも作った。


調子に乗って半殺しをやり過ぎて
2/3くらい殺っちまったので
変な団子みたいになった。


筋肉痛や。