葛飾北斎の冨嶽三十六景の中で、「駿州江尻」という絵がある。
これは風と人間の姿を描いているが、紙の代わりに壱萬円札を飛ばせてみた。
風を受けてお金が降ってきたら、どうなるのかな?
この時代の人々も、お金には目がないはずだ。
誰かは知らないが、お金を風に乗せて飛ばしている。
それを追いかけている人たち、風にわが身を守ろうとしている人達。
いろいろな生き方があるものだ?
拾った人は警察に届けたのだろうか?
今日のニュースで、高校球児が我が身の危険も顧みず殺人犯を捕まえた
という話を聞いて、世の中はお金では測れないことがあるものだと思った。