FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊たちへ愛を込めて

厳しい言葉とその時飲み屋で何が起こったか

2017-04-20 18:03:04 | 日記
行きつけの飲み屋で。

ウーロン茶ばっかり飲んで酒は一滴も飲まない常連がいる。

立派なボトルを入れているのに飲まない。

素面。

こちらは記憶のなくなるまで飲み続ける。

店のオネエチャン口説くこともせず、飲む、飲む、飲む…

よく鉢合わせになるその常連の男は話し好き。

オネエチャンやママにひたすら喋り通し。

たまにご飯も連れて行ってあげている。

ケータイ番号も交換し合っている。

ある日その店のママに言われた。

アナタはお店の女の子に迫ったり口説いたりしないからイイわよ。

酒の飲み過ぎで前後不覚になったりするけど男と女の面倒くさいことを起こさないのが良いと。

オレは気が付いた。

都合のイイお客ではないということなんだ。

色々あれこれ付き合えっていうのが困るのだ。

だから、おれはいつも飲むときは前後不覚の記憶が飛ぶまで飲む。

オネエチャンを口説きたくなったとかの領域はまだ「飲みが足りない」レベルなんだと思って。

自分自身を煽る。

常連の素面の男はあとでメールをくれる。

オレは読みたくないが一応目は通す。

「飲むときは気をつけましょう。しっかり反省して次からは気を付けて飲め。」

厳しい言葉は予想してた。

いつもこの繰り返し。

スナックじゃなくたっていい。

でも今は独り者のオヤジが一人でも気楽に行ける飲み屋って本当に少ないのだ。

居酒屋だってそもそも店内の設計が4人連れ用に施されているのが殆どだ。

だから仕事場も身分も明かしておけばお店のママはそこはプロで酔いつぶれるくらいならどうとでも対処してくれる。

それが安心して飲み続けられる秘訣なんだ。

酔った勢いにかこつけて女の子に抱きついたりしつこく迫ったり触ったりしない。

まさにスケベ心が一ミリでも出たらウィスキーの水割りとチェイサーを生ビールで潰すのだ。

そんな飲み方してるから素面の隣の男がバカを見るような目でみているのだろう。

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