まず、今回はテレビ観戦でした。
●スタメン
GK 達也
DF 栗原、松田、佑二
MF 隼磨、河合、マグロン、ドゥトラ、ジロー
FW ドラゴン、マルケス
SUB
哲也、那須、上野、平野、狩野、吉田、マイク
やっと揃った、ほぼベストメンバー。
怪我などあったが、北海道での合宿を終え、さあJ再開。
しかし前半から調子のいいのはエスパルス。
速いチェックで、中盤を制圧し、マリノスは好きにプレーさせて
貰えない。
嫌な予感が漂う。
何故か?
それはあまり良くない試合展開を、覆せるだけの力を中断中に
付けてきたのか?という事だからだ。
後半に入って、エスパルスに疲れが見え、少しずつマリノスペースで
試合は展開していく。
しかし、決定機を決めきれない。
殊更にサポーターの声が大きく聞こえる。
62分
ジロー→吉田
77分
ドラゴン→マイク
84分
マルケス→平野
と交代を行うも、得点は訪れず。
そしてロスタイムに失点。
1 - 0
試合終了。
何度見た光景だろうか。
何度味わった苦い水だろうか。
そして残ったイメージは、終始後ろから追いかける選手達。
何故に前からチェックに行けないのか?
それはポジショニングが悪い、チェックのスピードが遅いからだ。
確かにマリノスのDFは、強力であるがそれを恃んではいけない。
見たいのはもっと攻撃的なマリノスの筈。
それに、前半あれだけやられておきながら、後半盛り返してやろうという
気迫が全く感じられない。
そして集中力を欠いたロスタイムに失点。
この負け方。
強力な精神的支柱がいないのではないか。
前半あれだけやられた時に、試合の流れを変えてやろうと思う、強い心。
後半疲れてきた所をしっかり突いて、マリノスの強さを見せつけてやろうと
する、強い心。
そして、最後まで守りきろうとする、強い心。
一つ、ナビスコカップにヒントがある。
若手の積極的起用である。
これは何度も言ってきたが、岡田監督はどうも若手起用を甘く見ている。
若手が意外にやれる事を理解する為には、やらせてみないとわからない。
そして、そこで「できる」からこそ、チームに勢いが生まれるのだ。
平均年齢が高ければ、落ち着いた試合内容が望めるが、躍動感が足りなく
なる事はあるだろう。だからこその若手起用だと思う。
いつまでも次があると思っていては、何も生まれない。
本当に追いつめられてからでは遅い。
優勝する為には、既に追いつめられているのだという自覚が欲しい。
サポーターの声援は、まだ優勝を信じているこそなのだから。
そうなのかもね。マジで。