ネットについて考える★YOU TUBE極楽・山本事件×亀田騒動に見る「祭り」の構造
ネットについて考える★記事vs.コメント
上記2つの記事に関連して、いつも軽妙かつ熟考されたブログ考察を発信しておられ、
勉強させていただいているBLOG STATIONのKen様から下記ご意見をいただきました。
レスを書いているうちに長くなり、また丁度、自分の記事の言葉足らずなところを
補足・加筆できる機会だと思いますので、記事にさせていただきます。
====================================
記事とコメントについて
「ブログの記事はどんな意見を書いても良いが、コメント欄はそうではない」というのが、なるもにあさんの論旨だとしたら、僕は無条件に賛同することができません。
物事に対する自分の意見を書けば、それに対する批判、反対意見が書かれる場合もあります。自分の考えをウェブ上に公表する場合は、そういった覚悟が必要だと思うのです。
生半可な知識に基づいた意見を迂闊に公表すれば、「反対意見」だけでなく、書いた人物に対する非難が集中することも多いわけですが、コメント欄・トラックバック欄を開放したまま、ブログを運営している以上、それも仕方のないことです。有名人ブログであれば、尚更、そういう問題に対するリスク管理が必要なのではないでしょうか。
また、そのことと、匿名コメントによる「炎上」問題は、区別して考えるべきだと思います。
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1. 記事について
>自分の考えをウェブ上に公表する場合は、そういった覚悟が必要だと思うのです。
同感です。
書きたいことを書く上で、「覚悟」や「リスク管理」は必要だと思います。
※同感です、というのもけっこう安易な表現かもしれませんね。
「一致度の正しさ」を測定できないので。
ちょっと「あなたと同じ考えだ、という気持ちを伝えたい」的な表現かもしれません。
言いたかったことは、ken様と同じ(つもり)なのですが、私の表現が不足しており、伝えきれないまま、記事を進めてしまったようで申し訳ありません。
>いざという時、訴訟等も含めて自己責任さえとれれば。
という部分で、「覚悟」や「リスク管理」の必要性を示唆したつもりでした。
ブロガーによってはアラシが平気な方もおられるのですが、
アラシ(もしくはそれに準ずる、本人にとっては想定外のできごと)がイヤな場合は(大半はイヤでしょうが)、それを回避する方法をとるべきだと思います。
「書きたいことを書く」とは矛盾する形になりますが、たとえば「書きたいことを我慢する」も方法としてはありだと思います。トラブル回避含めた個人のブログ運営スキルによって、「書きたいことを好きなように書く」の「好きなように」のさじ加減というか、解釈幅があると思います。
「ブログのポジティブ・フィードバックとネガティブ・フィードバック」という形で
ブログで書くことの影響を考え、読み手を意識することについてもずっと考えていますが、
1年たって、少なくても私の場合は、荒らされる危険性も了解したうえで「エゴでいい」という結論に達しました。
ただ、また考え方が変わることもあると思います。
2.コメントについて
ここからはコメント参加についての私の意見ですが。
「記事はエゴでいい」でもコメント欄は?
これは今、考察しているテーマです。
・ブログのコメント欄のイニシアチブは誰にあるのか
・ブログの参加ルールのイニシアチブ(ブログ全体の情報リテラシーレベルでのマナーから、ブロガー個人のローカルルールまで)は誰にあるのか
ローカルルールに賛同できるヒトがそのブログに参加するのが、暗黙の了解だとして、
オープンブログでアクセス制限等かけないで記事展開している限り、
ローカルルールを了解できない・しないヒトも参加できる、
というのをブログ主&参加者(コミュニティ形成者含む)は理解しておかなければならない。
という、そのあたりの入れ子構造が、(卵・鶏的に)多くのトラブルを生んでいる気がします。
うまく伝えられてますでしょうか?(汗;
現時点では、個人的には記事を書くサイドが覚悟を要されるように、コメントを書くサイドも自覚と責任が必要だと思っています。
コメント欄開放=無法地帯扱い、という構図は理解していますが「コメント開放してるからアラシてもいい」にはならないと思うので。
ただ「アラシ」という行為については、定義にもばらつきがあり、場合によっては異論や反論を含めた議論まで「アラシ扱い」するブロガーもおられるようなので、「炎上」とともに、もう少し考えて私なりに考察を深めたい部分です。
3.炎上について
>匿名コメントによる「炎上」問題は、区別して考えるべきだと思います。
そうですね。「炎上」についても、「アラシ」とともに、また別途考察を重ねたいと思います。
ブログのダークサイドだと思うので。
そしてダークサイドには必ず可能性も秘められているはずなので。
今回、流れで2つの記事を書いたのですが、確かに「炎上」というのはトラブルの中でも特異なものだと思います。
ただ、コメント制限や会員制等の手段をとらない限り、どんなブログでも炎上する可能性は持っている。
ブログの最適環境はヒトによって大きく差があると思います。
だから、アラシ歓迎な超無法地帯ブログもアリかもしれません。
個人的には、デイリーな「警察」「お医者さん」等の基本生活インフラレベルで、システムとヒトの両方から、めざしていくべきガイドラインみたいなものが、共通認識化されるといいな、と思います。
ブログの若葉マーク、シルバーシートの必要性の有無も含めて、「炎上しない・させない」ブログ環境について、また考えていきたい部分です。
と、この記事を書きつつ思ったこと。
・・・なんだか、あんまりそういうことばかり考えてると
町内会の青少年対策本部みたいで、
ブログがつまらなくなる可能性もあるんだけど・・・<オイオイ
Ken様のコメントで、頂戴したアドバイスを私なりに消化してみました。
うまく消化しきれてないかもしれませんが、記事に再度向きあい、考えを整理する機会をいただけたこと、深く感謝いたします。
コメント交流は私にはものすごく重要な活性剤であり、思考の酸素水(?)です。
関連記事:
前はどういう表現をしていたか、振り返ってみました。ブログで記事を書くことの意味(自覚・責任の必要性)とトラブルについて考えた記事です。つたない思考考察ですが、これらの積み重ねと若干の変化を経て、現在に至っています。
・・・まぁ、あんまり言ってることは大きくは変わってないかも。
自分のふりかえり用のメモとして、参考記載させていただきます。
※黒背景デフォで文字指定してたから読みにくいことこのうえなし;
ブログについて考える 1:ブログの『個』性
ブログについて考える★ブログのトラブルについて
ブログについて考える ★有効なアラシ対策って? (再編版)
ブログについて考える★ブログコメントにおける「私」の多元性
ネットについて考える★記事vs.コメント
上記2つの記事に関連して、いつも軽妙かつ熟考されたブログ考察を発信しておられ、
勉強させていただいているBLOG STATIONのKen様から下記ご意見をいただきました。
レスを書いているうちに長くなり、また丁度、自分の記事の言葉足らずなところを
補足・加筆できる機会だと思いますので、記事にさせていただきます。
====================================
記事とコメントについて
「ブログの記事はどんな意見を書いても良いが、コメント欄はそうではない」というのが、なるもにあさんの論旨だとしたら、僕は無条件に賛同することができません。
物事に対する自分の意見を書けば、それに対する批判、反対意見が書かれる場合もあります。自分の考えをウェブ上に公表する場合は、そういった覚悟が必要だと思うのです。
生半可な知識に基づいた意見を迂闊に公表すれば、「反対意見」だけでなく、書いた人物に対する非難が集中することも多いわけですが、コメント欄・トラックバック欄を開放したまま、ブログを運営している以上、それも仕方のないことです。有名人ブログであれば、尚更、そういう問題に対するリスク管理が必要なのではないでしょうか。
また、そのことと、匿名コメントによる「炎上」問題は、区別して考えるべきだと思います。
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1. 記事について
>自分の考えをウェブ上に公表する場合は、そういった覚悟が必要だと思うのです。
同感です。
書きたいことを書く上で、「覚悟」や「リスク管理」は必要だと思います。
※同感です、というのもけっこう安易な表現かもしれませんね。
「一致度の正しさ」を測定できないので。
ちょっと「あなたと同じ考えだ、という気持ちを伝えたい」的な表現かもしれません。
言いたかったことは、ken様と同じ(つもり)なのですが、私の表現が不足しており、伝えきれないまま、記事を進めてしまったようで申し訳ありません。
>いざという時、訴訟等も含めて自己責任さえとれれば。
という部分で、「覚悟」や「リスク管理」の必要性を示唆したつもりでした。
ブロガーによってはアラシが平気な方もおられるのですが、
アラシ(もしくはそれに準ずる、本人にとっては想定外のできごと)がイヤな場合は(大半はイヤでしょうが)、それを回避する方法をとるべきだと思います。
「書きたいことを書く」とは矛盾する形になりますが、たとえば「書きたいことを我慢する」も方法としてはありだと思います。トラブル回避含めた個人のブログ運営スキルによって、「書きたいことを好きなように書く」の「好きなように」のさじ加減というか、解釈幅があると思います。
「ブログのポジティブ・フィードバックとネガティブ・フィードバック」という形で
ブログで書くことの影響を考え、読み手を意識することについてもずっと考えていますが、
1年たって、少なくても私の場合は、荒らされる危険性も了解したうえで「エゴでいい」という結論に達しました。
ただ、また考え方が変わることもあると思います。
2.コメントについて
ここからはコメント参加についての私の意見ですが。
「記事はエゴでいい」でもコメント欄は?
これは今、考察しているテーマです。
・ブログのコメント欄のイニシアチブは誰にあるのか
・ブログの参加ルールのイニシアチブ(ブログ全体の情報リテラシーレベルでのマナーから、ブロガー個人のローカルルールまで)は誰にあるのか
ローカルルールに賛同できるヒトがそのブログに参加するのが、暗黙の了解だとして、
オープンブログでアクセス制限等かけないで記事展開している限り、
ローカルルールを了解できない・しないヒトも参加できる、
というのをブログ主&参加者(コミュニティ形成者含む)は理解しておかなければならない。
という、そのあたりの入れ子構造が、(卵・鶏的に)多くのトラブルを生んでいる気がします。
うまく伝えられてますでしょうか?(汗;
現時点では、個人的には記事を書くサイドが覚悟を要されるように、コメントを書くサイドも自覚と責任が必要だと思っています。
コメント欄開放=無法地帯扱い、という構図は理解していますが「コメント開放してるからアラシてもいい」にはならないと思うので。
ただ「アラシ」という行為については、定義にもばらつきがあり、場合によっては異論や反論を含めた議論まで「アラシ扱い」するブロガーもおられるようなので、「炎上」とともに、もう少し考えて私なりに考察を深めたい部分です。
3.炎上について
>匿名コメントによる「炎上」問題は、区別して考えるべきだと思います。
そうですね。「炎上」についても、「アラシ」とともに、また別途考察を重ねたいと思います。
ブログのダークサイドだと思うので。
そしてダークサイドには必ず可能性も秘められているはずなので。
今回、流れで2つの記事を書いたのですが、確かに「炎上」というのはトラブルの中でも特異なものだと思います。
ただ、コメント制限や会員制等の手段をとらない限り、どんなブログでも炎上する可能性は持っている。
ブログの最適環境はヒトによって大きく差があると思います。
だから、アラシ歓迎な超無法地帯ブログもアリかもしれません。
個人的には、デイリーな「警察」「お医者さん」等の基本生活インフラレベルで、システムとヒトの両方から、めざしていくべきガイドラインみたいなものが、共通認識化されるといいな、と思います。
ブログの若葉マーク、シルバーシートの必要性の有無も含めて、「炎上しない・させない」ブログ環境について、また考えていきたい部分です。
と、この記事を書きつつ思ったこと。
・・・なんだか、あんまりそういうことばかり考えてると
町内会の青少年対策本部みたいで、
ブログがつまらなくなる可能性もあるんだけど・・・<オイオイ
Ken様のコメントで、頂戴したアドバイスを私なりに消化してみました。
うまく消化しきれてないかもしれませんが、記事に再度向きあい、考えを整理する機会をいただけたこと、深く感謝いたします。
コメント交流は私にはものすごく重要な活性剤であり、思考の酸素水(?)です。
関連記事:
前はどういう表現をしていたか、振り返ってみました。ブログで記事を書くことの意味(自覚・責任の必要性)とトラブルについて考えた記事です。つたない思考考察ですが、これらの積み重ねと若干の変化を経て、現在に至っています。
・・・まぁ、あんまり言ってることは大きくは変わってないかも。
自分のふりかえり用のメモとして、参考記載させていただきます。
※黒背景デフォで文字指定してたから読みにくいことこのうえなし;
ブログについて考える 1:ブログの『個』性
ブログについて考える★ブログのトラブルについて
ブログについて考える ★有効なアラシ対策って? (再編版)
ブログについて考える★ブログコメントにおける「私」の多元性
僕の意見は、冒頭に引用されているコメントのとおりですので、現時点では付け加えることはありません。
(何か思いついたら、記事にするかもしれませんが。)
さて、上村愛子さんのブログについて、すでにご存知かもしれませんが、追加情報があります。
http://www.j-cast.com/2006/08/07002431.html
はてなブックマークのコメント欄も、合わせてお読みください。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.j-cast.com/2006/08/07002431.html
今回の「炎上」は、ボクシングの騒動に便乗したもので、最初から上村愛子さんを攻撃することを目的としたものではなかったと、僕は考えています。
放っておいても数日も経てば沈静化するのかもしれませんが、彼女の炎上への対処の仕方は、非常に優れており、見習うべき点が多いと思いました。
上村愛子だから、有名税的に炎上したってことじゃねぇ?
それと炎上は、時期もある程度関係あると思うよ。
夏とか冬とか春とかね。
今は、夏厨がかなりトラフィックを圧迫してるからね。
結構、大事な視点だとおもうのだけど。
また追加情報ご紹介も感謝です!
どちらもしっかりチェックさせていただきました。
きっと所属事務所含めて、対応を真剣に検討したのでしょうね。
愛子さんの元々のキャラクターもプラスに作用したようでよかったです。
これでかえって好感度があがるかも。
>最初から上村愛子さんを攻撃することを目的としたものではなかったと、
>僕は考えています。
愛子さんが誰か知らずに参加してるアラシもいたようですね。
ただバッシングされはじめると、有名人、スポーツマン、そした要素含めて、
すべてマイナス要素に換算して燃料化して、
燃やし尽くすのが炎上のコワイ部分だと感じました。
一般ブログで炎上した時に、こうしたクレバーな対応ができるかというと、
不明ですが(ここまでの応援があるとは思えないので、
まず精神的に参ってしまう気がしますが)
炎上対策の参考事例として記録・発信していければいいな、と思いますです。
>上村愛子だから、有名税的に炎上したってことじゃねぇ?
いったん炎上しはじめると、燃やせる要素はすべて悪意で塗りつぶされるのが
本当にコワイですね。マイナスコメントがマイナスコメントを呼ぶというか
「オレの方がすごいぞ」みたいな悪意勝負というか・・・
有名ブログを炎上させる歪んだヒーローイズムもあるのかな?
>それと炎上は、時期もある程度関係あると思うよ。
おお!面白い視点をありがとうございます。
暇な夏厨が騒げるネタをもとめて流れ込んでるんですねー。
避暑地の暴走族みたいなもの?
以前教えていただいたアラシの区分けはやはり鋭いですね。
自ブログにログ化しておいて正解でした。
「炎上」についてもゼットン様ならではの考察記事、期待しております。
(・・・アラシや炎上って書くと、必ずアクセスがアップするのがコワイ;)