ウィラポンほど日本人ボクサーと対戦した外国人選手はいないのでは。
辰吉と2回、西岡とは4回、長谷川と2回日本で対戦しているから
最低でも8回は来日していることになる。
あとキャリア晩年にも何人かの無名日本人選手と対戦している。
恥ずかしながら自分はタイムリーにウィラポンの試合を見たことがない。
辰吉に挑戦した1998年から長谷川に返り討ちにあうまでの2006年。
この頃はちょうどボクシングを観なくなっていた時期だった。
すべてYoutubeで観た。
特に辰吉を2度倒した試合が印象的だ。
ウィラポンは背が低いのにアップライトな構えをする。
だから懐が結構深く感じる。
そしてバランスがいい。
むきになって接近してくる辰吉のパンチをかわすやいなやパンチを打ち込んでいた。
解説の浜田剛史氏も言っていたが、辰吉はリーチがあるのだから距離をとり
離れた所からジャブを多用して戦うべきだったと思う。
2戦目はより一方的になっていた。(しかし辰吉の気迫はすごい)
西岡との4度の対戦はどれも判定は微妙だったが、ウィラポンの経験、勝負勘が光っていたと思う。
母国ではカオサイギャラクシーと並び英雄だそう。
カオサイもそうだったけどウィラポンも人柄が穏やかですね。
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