道端鈴成

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Fiction watching: 「参院選、勝てば首相退陣」 民主圧勝の見込み

2010年06月02日 | Pigeon Watching
「参院選、勝てば首相退陣」 民主圧勝の見込み

 夏の参院選での公約作りを進めている民主党選挙対策本部は、このまま鳩山首相が続投する場合、「首相の退陣」を最優先公約に掲げる方針で一致した。各種メディアの世論調査によると、ここ最近首相の支持率が軒並み20%を切る結果が出ており、あえてこの不人気を活用する作戦だ。

 民主党関係者は「退陣を公約にすれば最低でも改選議席の過半数61は超える。うまく行けば100議席を狙えるかもしれない。」と、圧勝の見通しを明らかにした。また別の関係者も「首相は政権公約を片っ端から反故(ほご)にしてきたが、選挙後、公約どおり退陣することで、最後の最後で初めて国民との約束を果たすことになる。」と話した。

 鳩山首相批判の急先鋒にたっていた野党の某議員は、民主党は選挙のためならなんでもやると思っていたがまさかここまでやるとはと、奇策に裏をかかれショックを隠せないようだった。一方、政治評論家M氏は、「首相の退陣」だけでは弱い、民主党圧勝につながるかは疑問だ、首相の議員辞職、小沢氏の国籍離脱、(以下略)などの公約も加えると、インパクトがあり圧勝は間違いないだろうがと、やや慎重な意見を述べた。

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