道端鈴成

エッセイと書評など

Pigeon Watching:鳩山政権が推進する日本の国家社会主義化

2010年03月31日 | Pigeon Watching
郵政決着 民業圧迫、改革に逆行 「万策尽きた」肩落とす信金関係者

鳩山首相は例によって

郵政改革:限度500万円主張「5年前の話だ」--鳩山首相

数日で見解を変えても平気らしい人なので、5年前の党の主張と矛盾しようが鳩に豆なのでしょう。

60歳代以上の政治家による60歳代以上の国民のためのじじばば国家社会主義でしょうか。
辛酸をなめさせられるのは50歳代以下の日本人ということになるでしょう。

Pigeon Watching:普天間移設問題迷鳩入り

2010年03月31日 | Pigeon Watching
普天間の腹案は「おおっぴらにできない」首相
鳩山由紀夫首相は31日の党首討論で、米軍普天間飛行場の移設先について、「県外、県内と言われてもお答えできない。(自らの)腹案を国民におおっぴらにすることはできない」と述べた。

首相、普天間移設先「現地の了解とりつける」
鳩山由紀夫首相は31日の党首討論で、米軍普天間飛行場の移設先となる地元の合意に関し、「現地の了解なくして、案を進めるわけにはいかない。現地の了解を取り付けなければならない」と述べた。

(a)国民におおっぴらにすることはできない
(b)現地の了解を取り付けなければ案を進めるわけにはいかない

鳩山首相の言わんとしているのは次のうちどれでしょうか?
1:現地の国民一般に公開せずに、一部の関係者から秘密裏に了解を得て、これを現地の理解を得たと称する。
2:公表するや、交渉なしに現地の了解がすぐに得られるような夢の腹案を実はもっている。
3:腹案ではなく実は複案。(藪の中をさらに覗きたい人は4月1日の記事を参照)
4:腹案があるというとなんとなく指導者らしいし、とりあえずは追求を免れられる。地元の了解は、させていただくソフトな鳩山のイメージから外せない。その場しのぎに言っただけ。(その場しのぎの迷い鳩の発言を真剣に受け取って、真意が何かなどと忖度しても時間の無駄。)

Pigeon Watching:お笑い鳩山政権

2010年03月29日 | Pigeon Watching
首相、普天間の政府案とりまとめ「月内と法的に決まってない」  日本経済新聞 3月29日
 
鳩山由紀夫首相は29日夕、沖縄の米軍普天間基地移設先を巡る政府案とりまとめの時期について「今月でなければならないと法的に決まっている訳ではない」と述べた。 鳩山首相はこれまで、3月中に政府案をまとめる考えを繰り返し示していた。

嫁とのんびり海辺で過ごしてからの発言。あきれるのを通り越して脱力。常識的には退陣を覚悟してとなるだろうが、常識は通じないだろう。秘書が裁判で罪状を認めて有罪になりそうな件についても、国会では捜査中の事案についてはとか何とかいってたが、今度は別の方向から、しおらしくしかし責任が降りかかるのは極力回避する釈明に余念がない様子で、慎重で粘り強い言い訳は弟の邦夫氏が言うとおり天性だなと思うが、分析する気にもならない。

一方、平野官房長官は「一つの方向性はまとめたいが、首相はピンポイントで一つの案という考え方ではない。一つの案の中にも選択肢があるだろう」と、一貫して迷走する首相によりそうように開き直り気味の言い訳の二重唱を演じ、迷補佐役ぶりをいかんなく示した。

さらに例の子供手当は、予想通りの事態。

お金ください! 「子ども手当て」に外国人殺到で大混乱


Pigeon Watching:傀儡師のつぶやき

2010年03月26日 | Dirty Valley Report
○鳩が豆鉄砲くらったみたいになって、必死こいて電話してきたから承諾したけど、オレはウブカタなんて雑魚は知らねーっつーの。そんなヤツ、クビにしようが、復帰してもらおうが、どっちでも構わんよ。読売新聞の出身なんだって?じゃあ、あれじゃねえか。ナベツネ野郎の差し金なんじゃねえのか。どの道、天下のご政道に影響はねえんだよ。オレの評判が下がったって、別に構わんよ。今さらどうしようもねえんだし。

○それより洒落にならねえのはアメリカとの関係だよな。こないだやって来たカート・キャンベルのヤツ、血相変えて「日米合意の履行以外は受け入れられない」とか言ってたけど、そりゃ鳩の野郎があんな風にしちゃったんだもの、オレには責任ねえわな。昨日、官邸で学級会よろしく、「○○君はどこがいいと思いますか?」「ハーイ、ヘノコの陸上がいいと思いまーす」「オオムラワンもいいと思いまーす」とかやってたらしいけど、そりゃ意味ねえって。いくつ案を出しても、答えは一緒だっつーの。

○問題なのは、4月の安保サミットなんだな。まさか鳩が出ないわけにはいかないし。ここはひとつ、ワシントンに乗り込んでいって、「わが国は唯一の被爆国として・・・」ちゅーいつものお題目を唱えなきゃいけねえわけだ。でも、行けばオバマも困るだろうな。会えば「おい鳩、宿題はどうしたんだ。もうすぐ5月だぞ」なんて、イヤミのひとつも言うだろうし。でも、こっちは答えがないわけだ。トラストミー、も2度目は使えないし。いっそ、国会を理由に欠席した方がいいんでねえの。

○ところが妙な巡り会わせで、4月はわが国が国連安保理の議長国なんだわな。ということは、イランの核開発に対する制裁を決めなきゃいかんのだが、アメリカさんとしてはウチに仁義を切らなきゃいけないわけで、鳩もツイてないようでツイてる男だわな。5月の安保理議長はレバノンなんだって。アルファベット順だと、Jの次はLなのか。そりゃ4月中になんとかしなきゃいかんわな。ホントのところ。

○まあ、ウチはイランがどうなろうが知ったこっちゃないから、細かいことはどうだっていいんだよ。で、5月になって、いよいよ日米関係が座礁寸前のところで、オレが出て行くしかないわけだ。ワシントンなんて久しぶりだけど、要は嫌われ役を買って出る人間がいるっつーことよ。

○でもって、沖縄の皆さんゴメンナサイ、やっぱりアレしかないんです。社民党の皆さん、お気に召さないなら出てってください。国民新党さんはどうされますか? とまあ、オレが頭を下げる。それでうるさい奴らはいなくなる。これでアメリカに恩を売れる。中国はもとより怖くない。検察もおとなしくなったし、結構毛だらけじゃねえか。

○ただし選挙は負けだな。そりゃま勝てりゃあそれに越したことはねえけど、普通は負けるわな。鳩はそこで引責か。みこしは軽くてパーがいい、とは我ながらよく言ったもんだわ。幸いなことに、コーメイちゃんが連立したがっているから、議席が減ったところでどうってこたあねえ。ねじれたところで、衆議院で300議席があるんだから、再可決の連発でも文句は言わせねえ。要は2013年夏までは電車道ってことよ。

○さて、次のパーは誰にしようかな。いっそ女性っつーのも、意表を突いてて面白いかもしれんな。ま、そんときになってから考えるとしようか・・・・。

かんべいの不規則発言:3月24日