『算数の教え方教えますMother's math』~Happy Study Support

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只今、平日の夜にコッソリと「★ナイト講座」を開講。詳しくはHPで!

夏休み超緊急企画!『算数の教え方個別相談』in東京

2019-08-09 15:08:34 | 算数の教え方 9

 

とっても急なのですが・・・・


夏休み緊急企画!(本当に緊急ですみません

『算数の教え方教えますMother'smath夏休み特別個別相談』in 東京を行います。

 お子さまとご一緒に参加可。(もちろん、お母さまだけでもOKです)

実際の算数でのお困りごとや、家庭での効果的な算数の勉強の仕方、苦手分野の具体的な克服の仕方をそれぞれのお子さまあった内容でお答えしていきます。

詳細は、下の方です。


 

 保護者さまの各お悩みの状況は、やはりそれぞれのお子さまの様子によって随分違います。

『通常Mother'smath講座』はお母さま対象に、「算数の分野ごとに気を付けるポイント」や「将来伸びていく勉強方法」等を結構濃い内容をお伝えししています。

お母さま方のお話のなかで、「うちの子を実際に見て、どうすればいいか教えて欲しい」との声を多くお聞きします

(もちろん、プライベート講座ではお子さん同伴での指導はおこなっています。)

そっかー、お子さんを直接見て欲しいのね~

そこで、初企画であり超緊急ですが、やってみることにします。

今はちょうど夏休みでもあり、お子さんも参加しやすいので、この機会に少しでもお役に立てればと思います


『Mother'smath夏休み特別個別相談』

 対象:小学生のお子さんをお持ちのお母さま (お子さまの参加も可
 内容:お子さまの算数についていろいろ
 期間:2019年 8月25日(日)~ 8月31日(土)
 会場:中目黒、恵比寿、渋谷 周辺
   (調整後に各参加者様にご連絡いたします。)
           
 料金:標準相談    50分 4,000円 (税込)
    しっかり相談  80分 6,000円 (税込)
(当日お支払い)
 
お申込み後に時間、会場を調整しご連絡いたします。
 
また、このご相談を受講者さまにとってより効果的にするために、相談受講前にあらかじめ相談内容をお聞かせてただき、その内容に対して準備を行い個別相談を致したいと思います。
 
順序 
①お申込み
 ↓   
②時間、会場調整
 ↓
③相談内容アンケート
 ↓
④個別相談
 
お申し込みは締め切りました

※日程調整をできるだけご希望に沿うよう努めますが、調整が上手く行かないこともあります。ご相談をさせていただきながら調整をさせていただきます

お申し込みいただいた方全員に、ご記入されたメールアドレスにご連絡をさしあげております。
メールのご確認をよろしくお願いいたします。
 

 
本当に急な企画ですみません。夏休みに入りいつも以上に「うちの子実際に見てみてください」の声が大きくなったので急遽用意してみました。
ご興味・ご関心のある方はこの機会にどうぞ

 

 
 
 

 

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学校の勉強だけでいいのか!? 『算数の教え方教えますMother's math』

2019-08-02 23:45:45 | 算数の教え方 9

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 前回に引き続き、『算数の教え方教えますMother's math』の体験・プチ講座(5月、7月)の今回は講座の中または、講座後のお母さま方から頂いたご質問の中の④「学校の授業だけでいいのか?」について少し述べてみます。


Mother's mathの講座』でお母さま方からのご質問

①いい問題集を具体的に知りたい。(どの問題集が良いのか分からない)

②計算のスピードが遅い。

③文章問題が苦手(国語の力がないから~!?)

④学校の授業だけでいいのか?(将来、大学には行かせたい。できれば国立大、さらにできれば〇学部・・・etc.) 


これまでの関連記事

①いい問題集を具体的に知りたい。⇒ 7月14日ブログ参照

②計算のスピードが遅い⇒7月21日ブログ参照

③文章問題が苦手(国語の力がないから~!?)⇒7月29日ブログ参照


 ④学校の授業だけでいいのか?

 

 「将来は 国立大学や、出来れば〇〇大学程度、または〇学部を考えているのですが、学校の授業だけではダメですよね~!?(塾等は必要?)(どんな塾がいいの?)」

 この内容のご質問は、Mother'smath講座の後にこそっと質問されることがあります。もちろん、プライベート講座ではじっくりと聞かれますが・・・。

 これについての答えは、私のただの主観でしかありませんが。

 『多くの高校生(1000人を超える生徒達)に携わってきて思うには、ほんとに出来る子に育てたければ、自分で勉強する時間を多く作る方がよいと思います。つまり、家庭での質の良い勉強を意識して欲しいです。

 そして、学校の授業だけではダメです、授業のあとの復習を家庭できちんと行うことは必要です。』

 現在の高校生の通塾率は非常に高いです。しかし、大半が消化不良を起こしている状況にも見えます。学校での授業、塾での授業と「受け身の授業」たくさん行い、その復習をする時間が全く足りず理解しないまま、次の新たな内容の授業に突入する状況になっています。

 大事なのは理解することなのです。

 理解には時間が必要です。とくに数学はひとつひとつ丁寧に論理立てて考えないと理解までたどり着けない学問です。そこで、学校&塾の授業に、自分で考える時間を奪われると理解できずただひたすら暗記するしかない状況になってしまいます。暗記の数学では、高校入試程度はなんとかなりますが、大学入試の数学、特に理系の2次試験には太刀打ちできません。

 実際に高校1年生で数学が急にできなくなる生徒たちは、中学時代の数学の勉強が暗記タイプの子が多いです。中学入試・高校入試でとにかく得点を取るためだけの勉強をしてきてしまって、理解する癖がなく高校に入って半年持たずに高1の9・10月に失速してしまいます

 だから、言いたい!

 小学生のうちから、理解する癖をつけてほしい。そのためには、考える時間の確保と考える習慣を・・・そして、学校の授業を中心に、復習を丁寧にやる習慣を徹底的につけて欲しい。

 また、「学校の授業のスピードが遅いから~」と不安がられるお母さまも多いです。それについても、大学入試においては、学校の教科書の範囲で出題されるので慌てなくても大丈夫ですが・・・とも思います。

 また、知っていますか?国立難関大の数学の2次試験の問題が教科書からでていることも多いです。そのため、教科書ベースに勉強することをお勧めしますし、教科書に書かれている内容はしっかりと理解しないといけません。生徒の8割程度は教科書を軽んじて、問題集ばかりをせっせとやっています

これは、その子達の小・中学校での勉強の仕方が「問題集をやることが勉強だ」だったのでしょうね。

 勉強の仕方も教えてあげないといけません。

①教科書ベースに勉強してください。・・・つまり、学校の授業の復習を丁寧に家庭でやる癖をつけてください。(学校の授業は教科書ベースですから

 また、Mother'smath講座では問題集をやるときも、必ず教科書のどこにその内容があるかを確認してくださいともお伝えしています。

 高校生になったときに「いい勉強」をしてもらうために、小学生のうちから付けて欲しい勉強方法をお伝えしています。

  そして、

②勉強時間の確保です。もちろん、自分でじっくり勉強(理解)する時間の事です。

 優秀なお子さん(最難関大へ合格する生徒)は、自分で勉強する時間を上手に確保しており、こそっと勉強していますよ。(勉強せずして好成績はいません。していないふりはしていますが・・・

 小学生ならば平日は1時間程度の勉強を毎日行ってください。やる内容は、授業の復習です。(算数なら、授業のあった日は授業と同じ問題もう一度やったり、ドリル等がいいですね)。週末はちょと長く勉強してもいいですね(応用問題等をやるといいとおもいます。) 

 

というわけで、

私の答えは

「学校の授業を大事に復習を徹底させ、自分で勉強する時間の確保する」=「質の良い勉強と勉強する癖をつける」です。

 小学生の勉強の癖は、その後の勉強の習慣をも左右するので是非今のうちにいい癖を付けてあげてください。

 

 

 

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文章問題が苦手(国語の力がないから?) 『算数の教え方教えますMother'smath』

2019-07-29 01:30:53 | 算数の教え方 9

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 前回に引き続き、『算数の教え方教えますMother's math』の体験・プチ講座(5月、7月)の今回は講座の中または、講座後のお母さま方から頂いたご質問の中の③「文章問題が苦手(国語の力がないから~!?)」について、お話します。


Mother's mathの講座』でお母さま方からのご質問

①いい問題集を具体的に知りたい。(どの問題集が良いのか分からない)

②計算のスピードが遅い。

③文章問題が苦手(国語の力がないから~!?)

④学校の授業だけでいいのか?(将来、大学には行かせたい。できれば国立大、さらにできれば〇学部・・・etc.) 


 

関連記事

 

①いい問題集を具体的に知りたい。⇒ 7月14日ブログ参照

 

②計算のスピードが遅い⇒7月21日ブログ参照

④学校の授業だけでいいのか?⇒8月2日ブログ参照


 

③文章問題が苦手なんです。うちの子国語力がないんで~

Mother'smathの講座中や講座後のお母さま方からのご相談のなかで、これと同じフレーズを多くお聞きします。

このフレーズのご相談に対して、私の答えはいつも

「算数(数学)の文章問題と国語力は関係ありません。」

です。さらに

「算数(数学)の文章問題は、少しの訓練でできるようになりますよ

ともお伝えしています。

 

算数の文章題というものはその文章の長さは2行、多くて3行のものです。

そのたった2行や3行しかない文の中で、相手(筆者)の心情を考えるものや行間を読むような国語力を問うものはありません。

だから、まずは国語力とは関係ないと断言していいです。

お子さまにも「国語が苦手だから文章問題ダメなのよ」のような言葉を言わないでください。言葉は言霊であり、特に小さいお子様はその言葉をすぐに信じてしまい「自分は文章問題は無理なんだ~」思い込むと、苦手意識が大きく成長しその後ずーと文章問題を避けてしまいます。(高校生にも「文章題苦手だ」と言い切り、ひたすら避ける生徒も多いです。いつから逃げて来たのよ~

また、算数の文章問題は、ちょっとした訓練をすればできるようになります。

文章問題は小学2年生ぐらいから出てきますね。やはり、この習い始めに訓練をするのが一番有効です!今回も低学年のお母さまからのご質問でしたので、ちょうどいい時期にお伝え出来たとも思います。

でも、他の学年においても、決して諦めることはありません。今まで文章題を何年にもわたって逃げてきた高校生だって、数回訓練をすると要領を知りちゃんとできるようになりますから

この訓練は1対1でやるといいですよ(学校の授業形式ではできません)。つまり、いつもの家庭学習の「お母さんとお子さん」の状況でこそ訓練できます。

なぜなら、この訓練のサポート役は子ども自身が文章から式に持って行くまで粘り強く聞くことが重要ですから。

そう、お母さまがやるべきことは、お子さんの言葉をひたすら聞くことです。

文章問題の訓練方法

① 問題文を絵(図)に書かせる。(国語力ではなく絵にすることです!)

② 絵(図)の近くに数字を書かせる。

③ 数字をつなぎ、式を完成させる。

そして、この①②③をお子さん自身書かせる間、お子さんの言葉によーく耳を傾けてあげて下さい。

では、実際に問題をやってみましょう。


問題1(小学2年生)

ゆきさんは、あめを9こ もっていました。お姉さんからあめを4こ 、お母さんからあめを7こ もらいました。あめは何こになりましたか。

【教え方】 

① 問題文を絵(図)に書かせる。

「この問題を絵にかいてごらん」と声を掛けてください。

 お子さんに、あめの絵🍬🍭を好きなように書かせてください。(最初何をしていいか戸惑っているお子さんには、お母さまが「問題文にあめとかいてあるよね」といいながら、あめの絵を書き始めると・・・お子さんも嬉しそうに書き始めますよ!)

絵を書き始めたら、次に

「問題文の通りに絵を書くのよ」「お母さんに、この問題文をその絵を使って説明して」というと

 お子さんは何やら言い始めますので、それに耳を傾け、相槌を打ちながらお子さんの発言をうながしてみてください。

このとき、

言葉に出していても、それが絵に無いものは「きちんと絵にかいてごらん」と注意し、

間違った理解があったときは「もう一度問題文を読んでみて、今言ったことあってる?」と正してあげて下さい。

 

さて、絵が書けたならば次は式を作らせていきます②③。

② 絵(図)の近くに数字を書かせる

「絵の下に数字をきちんと書いてごらん」

 

数字が書けたらな、その数の間をつなぎ式に持って行きます。(+、-、×、÷ をきちんと入れることが出来るかです)

③ 数字をつなぎ、式を完成させる。

:その書いた絵や数字を親子で見ながら「もう一度説明して、今度は式を作っていくよ」

すると

「9と4と7」

という言い方をするお子さんがいるといます。

子ども達はよく「と」を使います。が「と」ではダメです。

 

「と」というものは算数の記号にはないよ!」「算数の記号で言ってみて」と誘導してください。

そうすると、お子さんはやっと

:「たす」

と言い始めると思います。

「では、きちんと式にしてごらん」と再度促し(式もお子さん自身に書かせてください)

:「9+4+7」

と書くことができたら、その先の「=20」については自然と書くと思います。

はい、これで「9+4+7=20」と途中式も書きながら完成です

では、もう一問


問題2

公園に すずめが12わ いました。5わ どこかへ いきました。その後 8わ きました。すずめは なんわに なったでしょう。

【教え方】 

問題1と同様に

① 問題文を絵(図)に書かせる。

「この問題を絵にかいてごらん」と声を掛けてください。

    「お母さんに、この問題文をその絵を使って説明して」ひたすら聞く

② 絵(図)の近くに数字を書かせる

「絵の下に数字をきちんと書いてごらん」

 

③ 数字をつなぎ、式を完成させる。(+、-、×、÷ をきちんと入れて式をつくる。)

:その書いた絵や数字を親子で見ながら「もう一度説明して…。式を作っていくよ」ひたすら聞く

すると

「12と5と8」

とまた「と」を言うかもしれませんね。

つかさず

「と」というものは算数の記号にはないよ!」「算数の記号で言ってみて」

ですが。この問題2では2つの「と」は意味が違うのが、ちょっと難しいところですね

お子さんは迷うかもしれません、、、、、ここでも、お母さまが答えを言うのではなくて、お子さんが正しく答えるまで何度も次の会話を繰り返しながら待ってあげて下さい。

「書いた絵をつかって、もう一度お母さんに問題を説明して」

:なにやら一生懸命に答えてくれると思います。

ひたすら聞く

そのときに、お子さんの口から出た言葉の中で、大事なところを復唱してあげてみて下さい。

へー5わ どこかへいったのか~」「後から8わ きたのね」

お分かりですよね、5わは「どこかへいった⇒ひき算」、8わは「きた⇒たし算」なるところを強調してあげると気づきやすくなります。

12と5の間の「と」は「-(ひき算)」であり

 5と8の間の「と」は「+(足し算)」であることが。。。。。

「12-5+8」

「だから」

「15」

もちろん 「12-5+8=15」とまで式を仕上げてください。完了 


今回は小学2年生の問題を例にとって説明しましたが、どの学年の文章問題の訓練の仕方も同じです。

文章問題の訓練方法

① 問題文を絵(図)に書かせる。

② 絵(図)の近くに数字を書かせる。

③ 数字をつなぎ、式を完成させる。

 お母さまがやるべきことは、お子さんの言葉をひたすら聞くことです。

 また、食塩水問題、割合の問題などでは①の絵の描き方の工夫ですごく楽に理解できることもありますが、

まずは問題文を絵(図)にすることで、算数・数学の文章問題は6割は解けています。


ここでやってはいけないことは

「文章問題の文だけを何度も読ますことです。」✖

頭の中だけで考えるより、絵(図)を書き👀で理解する方が正しく理解できます。

 

もう一つ注意です、お子さんのお話をききながら式を作る時、お母さまはできるだけポーカーフェイスでいてください

お子さん達は相手の顔色を見ながら「たす」「ひく」などを言うことも多いです。

最後の式の完成まで笑顔は控えてください

 

夏休みはお子さんとの時間がたっぷりあります、お子さんの話をゆっくり聞くことのできるチャンスです.

この夏休みに文章問題の訓練をしてみてはいかがでしょうか

 

追伸:食塩水問題の絵の描き方、割合の絵の描き方、他の問題においての絵の描き方のちょっとしたコツもあります。講座中やその後などご機会があるときにご遠慮なさらずに聞いてください。小ネタは結構持っていますので



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計算のスピードをつける! ただし2つの注意⚠ 『算数の教え方教えますMother'smath』

2019-07-21 17:52:56 | 算数の教え方 9

 

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 前回に引き続き、『算数の教え方教えますMother's math』の体験・プチ講座(5月、7月)の今回は講座の中または、講座後のお母さま方から頂いたご質問の中の②「計算のスピードが遅いんです、早くなりますか?」について、お話します。


『Mother's mathの講座』でお母さま方からのご質問

①いい問題集を具体的に知りたい。(どの問題集が良いのか分からない)

②計算のスピードが遅い。

③文章題が苦手(国語の力がないから~!?)

④学校の授業だけでいいのか?(将来、大学には行かせたい。できれば国立大、さらにできれば〇学部・・・etc.) 


関連記事

①いい問題集を具体的に知りたい。⇒ 7月14日ブログ参照

③文章問題が苦手(国語の力がないから~!?)⇒7月29日ブログ参照

④学校の授業だけでいいのか?⇒8月2日ブログ参照


②計算のスピードが遅い

 「ドリルとかは家やらせるのですが、計算のスピードが遅いのです。何か早くさせる方法はありますか?」とご質問がありました

 「あります

 家でドリルをやらせているのはとてもいい習慣です、そのドリルをやるときにキッチンタイマー⏰を使えば計算スピードが付きます。

 そうです、時間を計って訓練すると計算スピードは自然と速くなります。

 ただただ計算問題を時間関係なく解かせると、の~んびりやってしまうお子さんも多いかと思います。簡単な問題もゆっくりやりながら勉強しているふりをアピールしていることもあるかと思います。(お子さんによりますが・・・そこは、お母さまの判断で見極めてみてください


時間を計ったやり方は2通り

【1つ目】ドリル1枚が全部終わる時間を計る

【2つ目】あらかじめ時間設定をし、スタートでドリルをやれせて時間になったら「アラーム音と同時に」そこでやめさせる。

 (あらかじめの時間は、ドリル等に目標時間など気の利いたことをしているものもありますので、その時間を参考にお母さまが決めてください)

このとき、ともにお子さんには時間をみせながら計算させてください。

時間を意識させないと意味がありません。

そして、効き目のある方は【2つ目】です

 時間設定内に何とか頑張ろうとすることがスピード上げますし、ゲーム感覚で取り組めお子さん達も意外と頑張れます

 ここで注意することは2つあります

注意1:「やめ」の合図で、必ず鉛筆を置かせてください。

 時間になっても途中までしかできていない場合、時間を無視してやり続けようとすることがありますが、ココは厳しく辞めさせてください。

「やめ」の合図でやり続けることを許してしまうと、本番のとき(入試時)にも平気でやり続けます(大人は許してくれると思ってしまいます)

私も何度か入試の試験監督をしたときにそんな受験生をみました。残念ながら、これは不正行為であり受験は失格となります。(本当に失格です

注意2:途中の式を必ず採点してください。(採点はお子さんの目の前で、お母さま・お父さまがやってください)

 ❶字が読めないものは、✖を大きくつけてください。

 ❷途中式のないものは ✖をしてください。

 途中式は必ず必要です。ドリルの解答欄が狭い場合は、別紙を渡してやればいいだけです。途中式を書きながらのその時間で解かすことが大事です。もちろん、ここでも字が読めないものは✖として、見なくていいです!

 

注意1,2厳しいように思うかもしれませんが、どちらも将来、大学入試を受けるときにお子さんたちが困らないようにするための躾けです。

小さなときから、少しずつ訓練をしておくと8年後、6年後の大学入試の本番でちゃんとできるようになります。

注意1は不正行為の防止、注意2は大学入試の数学は途中式が採点されます。つまり、途中式なしの答えのみは0点です(2次試験)

 

お子さんのドリルの途中式を採点しているとき、その書かれている途中式をお子さんと一緒に「ここはこう考えてこうなったのだね」と確認できるとなおいいです

そして、ここでお子さんに「この計算、もっと工夫したら早くできたのではないかな?」という声掛けをすると、ぐ~と伸びますよ。(このとき、お母さまは解答をみながら工夫の仕方を解答で確認して、お子さんに「どんな工夫できる?」と投げかけるだけよいです

そう、計算のスピードを上げるには、ただただ計算を早くだけでなく、計算の工夫が必要です。そして、その工夫が算数の次の数学を非常に強くしていきます。


さらに、

もう少しお子さんの力を付けたいなら

時間の設定を短くすればいいです。う~ん、まずドリルに記載されている目標時間より1分短くしてみてください


また、この計算スピードが上がると得点が大幅にUPしてきます。なぜなら、テスト問題で計算部分の早くおわったら、その時間だけ応用問題に時間がかけられるのですから。間違いなく得点UPできますよね!


他にも、今回の事(計算)についての大事な話は講座ではお話しましたが、ブログが長くなりましたので今日はここまで。


さあ、この夏休みに、ちょっとした工夫で計算スピードも付けてみてはいかがですか?




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いい問題集が知りたい! 『算数の教え方教えますMother's math』

2019-07-14 14:33:46 | 算数の教え方 9

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『算数の教え方教えますMother's math』の体験・プチ講座(5月、7月)を終えて、多くの頑張るお母さまにお会いすることができました。

どのお母さまも、講座中👀を大きく開き、耳を研ぎ澄まし、ご自分のお子さまにとって役立つ情報を聞き洩らさないぞ~という真剣なお姿であり、

その素晴らしい受講生さまの態度より、教え甲斐があり気持ちよく講義させていただきました。「これを是非この夏にやってみてください!」「お子さんが、文章題で困っている時、こんな言い方してみてください」・・・と具体事項を多くお伝えすること出来たと思いますので、是非ご家庭で試されてみてください。

今回は講座の中または、講座後のお母さま方から頂いたご質問について、少し書いてみようと思います。


『Mother's mathの講座』でお母さま方からのご質問

いい問題集を具体的に知りたい。(どの問題集が良いのか分からない)

②計算のスピードが遅い。

文章題が苦手(国語の力がないから~!?)

学校の授業だけでいいのか?(将来、大学には行かせたい。できれば国立大、さらにできれば〇学部・・・etc.) 


①いい問題集を具体的に知りたい。

 講座に参加されるお母さま方の多くが会場に、お子さまが実際にお使いになっているドリル・問題集、ときには学校のテスト(採点されたもの)を持参されています。講座が終わった後に、こそっと私にその現物を見せてくれます。(プライベートの講義の時は、講座中に実際のお子さんの勉強材料を目の前にして、お母さまと私の二人で作戦会議を行います)

「うちの子、こんな状態なのですが~

問題集やテストの解答欄に書かれたお子さまの字、途中の書き方をみれば、ある程度のお子さまの学力がすぐわかりますので、より適切なアドバイスがしやすいです。

また、あらかじめ問題集に困っているとのアンケートを頂いた方には、お子さまの学年に合わせて、会場に私が思ういい問題集を数冊もっていっていたのでそれをお見せしました。(このブログに具体的に問題集を書くのは、ちょっと問題があるでしょうから控えます

そうなんですよね。数多くある問題集から、いい問題集を見極めるのは結構難しいものですよね。また、学力は「持っている本の質」に左右されますから本・問題集選びは重要です

私がいいなと思うの問題集は、子ども達が自分でやることの出来る内容と量、そして少し発展的な問題を含むものであり、さらにその問題集の編集の仕方や出版社が、高校数学のいい問題集と似ているか、連携しているかを重視します。(5、6年後には高校生になるのですから、早めに似た問題集に慣れて欲しいなぁという思いです)

大学受験勉強においても、いい問題集を手に入れた者が勝ちます。(変な問題集を選ぶと、潰れてしまう事がありますから、高校生徒を指導するときにも、勉強するわりにあまりにも伸びない生徒には使用している問題集を聞きますと、案の定それはのびないよ~という問題集を使っている場合が多いです

********************************

まず、私が思うダメな問題集とは

やたらに難問ばかりを扱っている問題集

本のタイトルからカッコの良い、いかにも難しいと自負した名前がついていることが多いです。大学入試でいうなら、入試で出題される問題の6割は標準的な問題であり難問ではありません。その6割が確実に解けないのに、難問だけを特訓しても無駄ですし、国立を目指す場合変な癖のある難問はどの大学も出ません。高校数学でも、こんな状態ですから小学生のうちから変な癖のある難問を鍛えるとかえって高校数学で伸び悩みます

量が多すぎる問題集

非常に量が多い問題集は、消費者からするとお得な気になりますが、同じ程度の問題ばっかりやってもそう力は付きません。適度な量でないと、子ども達もその問題集1冊を仕上げることができないので、達成感なく、きっとその問題集は1年経っても3分の1程度ぐらいしかできず、ずーと同じ分野をすることになり、授業にも遅れは始めますので要注意です。(量の多い問題集をお持ちならば、適度に問題を抜かしながらやる方がいいのですが、どの問題をやり、どの問題を抜かすかの指示を出さないといけないので教える方に力が必要です)

まずは、❶❷を避けた問題集を探すといいと思います。

*****************************

つぎに

ドリルのおススメについて

ドリルについてはお子さまが使っている学校の教科書の会社と同じものを選ぶ方がいいかと思います。

ドリルについては、各出版社においてあまりレベルの差はありません。どれを使ってもいいかと思いますが。実は出版社によって、問題の問い方や、表現の仕方が少し違います。でもこの少しの違いが習いたての子ども達には引っかかるもとになります。算数の内容以外のこと(言葉の使い方)で悩むのは、少しもったいないです。学校での授業の復習のためのドリルですから、同じ出版社の方がいいかと思います。

 

ブログなのであまり突っ込んだことは書けませんが、直接お会いする機会がありましたらコソっと聞いてくださいませ

 

では、今日はここまで、ご質問の②③④は後日ご紹介します。


関連記事

②計算のスピードが遅い⇒7月21日ブログ参照

③文章問題が苦手(国語の力がないから~!?)⇒7月29日ブログ参照

④学校の授業だけでいいのか?⇒8月2日ブログ参照



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