Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

東京も大雪!

2012-02-29 20:57:03 | 季節

雪予報に、どうせまた・・・とたかをくくっていたら、見事に大雪。

降りましたねェ~。10日前の札幌のように、雪が顔にあたるほど。午前中はやむことなく降り続け、あたり一面真っ白。外の景色にみとれていた一日。


カレワラの日

2012-02-28 23:20:23 | フィンランド

2月28日は<カレワラの日>。フィンランドの国民的叙事詩 『カレワラ』の記念日 とされる。

私の弾く、伝統民族楽器カンテレも『カレワラ』に登場する。最初のカンテレは、巨大魚(かます)の顎の骨に馬の尻尾の毛を弦に、そして次のカンテレは、白樺の木から作った胴体に乙女の髪の毛を弦にした。鳥獣木々、老若男女、地上にあるすべてのものが、カンテレの音色に聴き惚れ、うなだれたと書かれている。

 

(馬の尻尾の毛の弦のカンテレ)

今夜は静かに「カレワラの歌」を弾く。何千年前のフィンランドに想いを馳せながら。


塩麹を作る

2012-02-27 20:35:18 | グルメ

しばらく前、妹から手作り塩麹をもらった。日々のお料理にとても重宝している。たとえばお肉に薄く塗って焼くと、ふんわり感があり、美味しくなる。「手作り大好き、何でも試す」は姉妹で共通しているので、早速私も「作りたい」。

麹はお味噌作りに欠かせないもの。麹を入手するために、友人のお店へ。中高時代の友人の家業は、お味噌やさん。名前は <五味醤油> 、もともとお醤油から始まったが、今はお味噌を作っている。<やまご>のお店は買い物客でいっぱい。私も早速麹をわけてもらう。

材料は麹200g、塩60g、水200~250cc。これらをただまぜるだけ。

麹を手でほぐし、塩とあわせる。そしてお水を加え、かきまぜると、

1日1回よくかきまぜて、1週間。お粥のようになればできあがり。

このままでは粒が残るので、妹はさらにバーミックスでさっとまぜ、もう少しとろとろ状態にしている。

塩麹はあちこちでブームになっている。店頭では、瓶入りの「塩麹」製品が売り切れで、塩麹キット もよく売れるという。

本業の、お味噌も美味しい。手作りキット もあり、後継ぎの息子さんが 指導に出向いてくれる。「どこでも行きますよ~」と心強い。

塩麹のできあがりが楽しみ! 


<音楽であそぼう>@幼稚園

2012-02-25 23:38:49 | 音楽療法

<音楽で遊ぼう>をテーマに音楽療法を行なっている 山梨英和学院附属石和英和幼稚園 で、こひつじパーティーが開かれた。年に1回の発表会、劇、歌、ママバンド・・・の賑やかな時間を過ごす。

年少組~年長組、2歳児クラスまで、全員集合。壁面の手形が、今年のこどもたち。

「みんな、げんき?」に「オ~ッ」「は~い」「先生、待ってましたぁ」。いつもはクラスごとだが、今日は全員での音楽療法。朝の通勤ラッシュより混雑しているが、子どもたちはタマラカス(卵型マラカス)を自由にふりながら歩く。

 子どもたちは小物楽器を持ち替え、客席の保護者は手を楽器にリズムで参加。

マラカスを手に「ヘイッ!」 A君の合図がかっこいい。立ったり座ったり、男組と女組に分かれたり・・・。そして最後は『にじ』の大合唱。「先生、きれいでやさしいすてきな声で歌うんだよね」

音楽大好きな子どもたちはもちろん、音楽療法初体験の保護者方々も大喜びの時間。若いパパが「僕は学校時代は音楽大嫌いだったけど、今日はじめて楽しいと思いました。いいなぁ、こういう関わり」と、走り寄っての感想。園長先生は、音楽療法士を目指す学生の教育に関わりがある方で、「音楽はいいですね~。子どもたちは楽しそう。こうやって共に育つんです」と笑顔いっぱい。そして副園長先生の「音楽は万人を楽しませ、また幸せにする力があることを実感させられるときでした」の言葉が、何より嬉しい。

先生方は日々の保育にも導入している。音楽を通して表れる子どもたちのよさをますます発見し、のばしたいと考えている。個性豊かな子ども時代、感性が育つことを願っている。

今日の幼稚園お手製スープは、特製ミネストローネ。野菜がたくさん入ったトマト味。美味しくいただきました。

 

 

 


一日だけ「北欧雑貨市」

2012-02-23 23:30:37 | フィンランド

フィンランドに限らず、広く北欧がブーム。特にデザイン、インテリア、雑貨にファンが多い。昨日もマリメッコの布製トートバッグを持った人を、あちこちで3人みかけた。それぞれに違う柄、フィンランド族の私同様、フィンランド好きかしらと嬉しくなる。

(UNIKKO柄のPCポーチ)

さて北欧ファンに嬉しいお知らせ! 北欧雑貨を輸入している会社が、オフィスを会場に「一日だけ北欧雑貨市」を開催する。プレゼントや試食もあるので、どうぞお見逃しなく!

日時:2月26日(日)9時半~20時、会場:北欧雑貨/(株)カージオイド本社(東京都港区芝5-13-18 MTCビル9階)。詳細は、こちら


あずさの車窓から~山梨行き帰り

2012-02-22 23:36:33 | おでかけ

音楽療法の仕事で山梨へ。

行き*長いトンネルをぬけて勝沼にでると、そこは広い甲府盆地のはじまり。この景色が見たくて、特急あずさはD席を指定。雲ひとつない青空と山々。

甲府市内から見た、南アルプス。富士山の次に高い北岳は、何度も塗り重ねたようなに真っ白。

帰り*駅の売店で、いつもの蒼龍(そうりゅう)赤ワイン。上りホームの後ろよりの売店でしか売っていない、知る人ぞ知るワイン。赤は常温もおいている。

17時02分のあずさに乗ったら、ちょうど日暮れどき。

西は南アルプス。日の入りに乾杯!


新しいカンテレ-19弦

2012-02-21 23:48:45 | カンテレ

フィンランドへ注文していたカンテレができあがったと、写真が送られてきた。「心をこめて作りました」と製作者Jouni のメッセージが添えられている。

M子さんの19弦カンテレ。15弦+低音4弦が魅力的な音楽を醸しだすこのカンテレは、最近ちょっとしたブームになっている。

もうフィンランドを出発したので、今ごろは空を飛んでいる? 待ち遠しい・・・。


今夏のカンテレコース in フィンランド 

2012-02-20 23:23:00 | カンテレ

フィンランドでは夏の間に、たくさんのカンテレコース(キャンプ)が開催される。日本カンテレ友の会で発表された。

<クフモ国際カンテレキャンプ2012>Kuhmo, Sommelo 2012 
日程:6月26~30日
講師: Anu Alviola ja Vilma Timonen
費用: 250€ユーロ(講師料、コンサート入場料)
Information: http://www.runolaulu.fi/2012/

<第41回イロマンツィカンテレコース>The 41th kantele course and kantele <カンテレ制作コース>building course in Ilomantsi
カンテレコース 日程:6月9~17日   費用:365ユーロ(講習料、宿泊+食費)
カンテレ製作コース 6月10~17日    費用120ユーロ(講習料)

講師:Alviola Anu, Eskelinen Senni, Honkonen Ulla, Jauhiainen Ulla-Sisko, Kurki Aino, Lehto Valtteri, Pesonen Salla, Takkinen Tiina, Teirikangas Saija , Vartainen Jenni,Äijälä Heidi
 (製作コース)Leinonen Aaro ja Okkonen Erkki
 
Information about the kantele course
Saila Kinnunen p. +358 50 324 6889
 
Information about the kantele building course:
Erkki Okkonen p. +358 40 525 9756 tai erkki@okkonen.fi

<スオラハティ/アアネコスキ 5弦カンテレコース> 5-stringed kantele course in Suolahti, Äänekoski
日程:7月28~29日 
費用:190ユーロ(フィンランドカンテレ協会Kanteleliitto会員) or 220€ユーロ(一般).  (講習料、コンサート入場料、宿泊費+食費)講習料、宿泊+食費)
講師: Arja Kastinen.

<第38回ラハティカンテレコース>The 38th kantele course in Lahti
日程:6月10~15日 
費用330ユーロ(講習料、宿泊+食費)
講師: Johanna Aho, Anu Itäpelto, Noora Laiho, Laura Linkola ja Aino Meisalmi-Minkkinen.
 
Information: eevi_holsa@hotmail.com
 
Address: Siikaniementie 210, 16730 KUTAJÄRVI. www.siikaniemenkurssikeskus.fi
 
<第15回ヴェシムジーッキ・成人&子どものためのコース>
日程:7月10~15日 
費用330ユーロ(講習料、宿泊+食費)
講師:Susanna Heinonen (コンサートカンテレ、5弦カンテレ)
カンテレ以外に、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、声楽、ギターのコースもあり 
 
Address: Vesimusiikki c/o Rannanmäki
Vanha sotilastie 3, 00850 Helsinki
 
Information: www.vesimusiikki.com
 
 
<クヌーティラ ノキア カンテレコース>Kantele courses in Knuutila, in Nokia
子ども:6月47日、成人:6月18~21日
講師: Marja Turu, Liisa Lilvanen ja Noora Laiho.
宿泊、食費はHotel Aitta .

Information:
Marja Turu, p.+358 50 5736273 / marja.turu@gmail.com

以上、興味のある方は直接お問合せください。


新雪にみとれる

2012-02-19 23:35:01 | カンテレ

明るい陽射しで目が覚めた。陽射しと思いカーテンをあけたら、太陽はまだのぼっていなかった。明るいのは雪、昨夜は吹雪いていたので、新しい雪がたくさん積もって、外は真っ白になっている。

日本カンテレ友の会総会は10時~、役員は早め集合だったので、ホテルを8時半にチェックアウトした。会場までの道は、まだ雪かきされていないところもあり、サクサク音を立てながら雪を選んで歩く。札幌の友人は「今年は私たちも寒いし雪が多い」と言っていた。

午後は北大卒業のカンテレ生徒kukkaさんに、雪の大学を案内していただく。広い大学構内、学生たちは自転車で雪道を移動する。大きなシャベルで巨大カマクラを作っている学生、角に集まって話しているグループ・・・。生まれも育ちも、そして今も横浜に住んでいるkukkaさん、「冬の北海道の雪は癒される~、心が落ち着く」と。街中と違い、降った雪はそのまま積もっている。真っ白で、美しい。昨日はただ寒いだけと思っていた私も、心が静かに洗われる思いで雪を感じている。フィンランドの冬を想いおこす。静寂のなかにピリッとした空気と音、そしてゆらゆら優しい風も感じる。


札幌は雪。

2012-02-18 23:27:52 | カンテレ

日本カンテレ友の会役員会、総会のため、週末は札幌へ。

着いたところは、雪降る北国。吹雪く雪が顔にあたり、痛い。気温はマイナス5℃。「おぉ、さむ~!」

夕食は、一緒にきているカンテレ生徒さんたちと「北海道の美味しいもの食べたい」。札幌のカンテレ仲間も一緒に、海の幸を味わう。

見事なほっけ。肉厚で、とにかく大きい。

アルコールは、珍しく日本酒をいただく。北海道の地酒、名前に魅かれて<熊ころり>。


JALもヘルシンキへ!

2012-02-16 07:34:14 | フィンランド

フィンランドへの足はフィンランド航空しかない。午前中に成田を乗れば、その日の午後はやめにヘルシンキに着く。寝て起きればそこはもうフィンランドだから、この最速便を使う。ところがいつもこんでいて予約が大変。

フィンランド族に嬉しいニュースが発表された。JALの20年ぶり欧州便新設は、なんとヘルシンキ行き! 2013年3月に週4便で始まり、夏ごろには毎日になる予定。詳細は こちら から。競争相手ができて、フィンランド航空のサービスもよくなるかしら、と期待したい。

欧州寒波の冬、フィンランドも毎日-30℃の寒さ。


飛行機の楽しみは機内食

2012-02-15 22:18:38 | おでかけ

マイレージの関係で、one world系列の航空会社を利用している。国内ではJAL,海外へはフィンランド航空が多いが、今回はANA全日空だった。国内線ではANAしか飛んでいないところもあるので、何回も乗ったことがあるが、海外へは3年前のフランスに続き2回目。

長距離の飛行機といえば、楽しみなのが機内食(しかない? 食べる以外は寝ているから)。でも機内食を美味しく食べるために、倒れるほどにお腹をすかせて、というのはひと昔前の話。最近は私が搭乗する航空会社は本当にひどいので、もう全く期待していない。

3年前のANAについては、その前年のフィンランド航空がまだ今ほど悪くはなかったので、比較の対象としてあまり記憶に残っていない。その後悪評のフィンランド航空とJALに乗り続けているので、もう機内食は全く期待しないことにした。「寝ていたらわざわざ起こさないでください」とお願いするほどの機内食。ところが今回、思いがけなく美味しくて!

成田→北京。和食はカルビ丼、洋食はグラタン。おかずもそれぞれに違う。

北京→成田。和食は鯛のみそ焼き、お蕎麦。洋食はポークのペンネ、ビーンズサラダ。その他のおかずは同じ。

油っこい中華を食べ続けた身には、パンが嬉しい。パンだけでワインが進む。どちらかというと、日本発の方が、素材も味も盛り付けも上等で丁寧だった。


北京、あちこち。

2012-02-14 23:29:54 | フィンランド

北京は政治の街、その中枢がここに集結している。天安門広場を出発点に、北京街歩き。

TVで見慣れた天安門広場。思っていたよりず~っと広い! 見渡す限りのなんとかという感じで、後方には世界最大というスクリーンが2機設置されている。集会時は1枚の石畳に3人。全部に番号がふられているので、自分の番号のところに間違わずに立つ(すごい管理!)。でも3人はとてもきつい、ここに立てるようにと中国人は細身なのかしら。

天安門の奥は紫禁城・故宮博物院。ラストエンペラーでおなじみの場所。所蔵品の多くは台湾へ持ち去られ、ここにある多くは最近まで東京(上野)で公開中。

玉座。映画では、ここにかわいらしい王が座っていた。周囲の4本の柱の金箔は40キロ以上。

これでもかというくらい、奥へ奥へと広がっている。

そして次は下町へ、輪タクに乗る。庶民の生活が手に取るよう。長屋式の家はトイレや台所が共用。江戸の下町みたい。

夕方からは屋台が大繁盛。

様々な食材が並ぶ。上はひとで、下は大むかで。見るだけで痛そう。

そして大流行のセミ。長い地中生活から外に羽ばたくのをじっと待っているはずが、こんな姿に。見るもかわいそうなのに、食べるなんて・・・。そういえばと、猿の脳みそを食べていた映画のシーンを思い出した。中国人は何でも食用にしてしまうらしい。

そして私はこれ。ワンタンスープ、冷え切った身体が温まる。街角の味が美味しい。

旅の友は北京へも同行。行ったところは国内外あわせて数知れず。今回はパンダに囲まれて。お土産品にこっそり並んでみました。