食べて驚いた！

フィンランド通には有名なお菓子に　＜ラクリッツィ＞＜サルミアッキ＞　がある。飴ともグミともつかない不思議な真っ黒な食べ物。



この名前を聞いただけで「まずい！」と思う人が多いかもしれない。私も世界一まずい食べ物と思っている。

２９年前はじめてフィンランドに行き、ホストファミリーの妹から「美味しいよ」とだされた黒いかたまり、一口食べて　「これはタイヤからで きている食べ物？」　と思ったほど。噛めば噛むほど "まずさ" が口に広がりもう気持ち悪いを通りこして限界、しかたないからまるごと飲み込んだ。それ以来どんなに勧められても口にしていない。



サルミアッキ　ＳＡＬＭＩＡＫＫＩ

「ラクリッツィのほうが甘くてまだ口にできる」と言われるけど私はしない。こちらはタイヤよりゴム、私はどちらも同じにしか味わえない。日本でもアンモニアとか松ヤニと表現されているので、要するに私も含めて日本人の味覚には合わないということ。でもフィンランドでは最近はお酒にも登場しているからびっくり！　とにかく小さい子どもから老人まで美味しそうに味わっている。

先日お土産に新しい味をいただいた。パッケージもムーミンでかわいい。中をあけてびっくり、ミント風味洋ナシバニラ味だった。「これなら食べられる」（でもきっと、いや絶対自分では買わない）。



カンテレ仲間のＫさんから「フィンランドのお土産は黒い物体で・・・」とのリクエスト。「ホント？」