車内暴力について~車内広告への違和感より~

2007-07-21 02:15:15 | 生活
電車内、あるいは乗車付近での暴力・いざこざが増えていると言われている。


毎日12時過ぎの電車で死んだような、あるいは何かに耐えているような顔をした人たちを見ている私はその状況も至極当然のことだと感じるのだが、そうは言っても理不尽な不満を爆発(逆ギレ)されるのは第三者としても迷惑この上ないのは確かだ。


こんなことを突然書くのは、「愛する人のためにも暴力はふるわない」といったフレーズと赤ん坊の写真を載せた車内暴力を抑制しようとする(車内)広告を見て少し不思議に思ったからだ。この広告が的外れなものでなければ、対象はおそらく30代前後~30代半ばであり、車内暴力の中心はそういった人々ということになる(しっかりとした統計がとられているのかは知らないが)。それまでのイメージでは車内暴力を振るう人々の中心は10代後半~20代の男性だったので、そのズレに驚きを覚えたのだ。もちろん、抑制の材料が少ない「若者」ではなく、守るべきもののある(つまりは思いとどまらせやすい)人々に働きかけたのであり、単純に30代あたりの人々が車内暴力の中心ではないのかもしれない。


とはいえ、もう古いが40男の車内暴力といった記事もあり、また個人的な経験から言っても、若ければ若いほど態度が悪いというよりは、何歳だろうが態度が悪い奴が悪いし傍若無人だというのが正直な感想だ。「キレる若者」と車内暴力はイメージ的に結びつきやすいが、それは援助交際(売春)を女子高生、つまり「若者」の問題として批判的に考え、買う側の問題(なぜ買うのか)を二の次にしてしまう危険な姿勢ではないか…?


これをきっかけに、車内暴力についても今後色々調べてみたいと思う。
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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2007-08-07 21:43:17
私も一昨年の8月7日に散髪屋で因縁を吹かれてから、電車に乗ると必ず怯えています。しかし女性に囲まれても恐怖心は全くないのですが、男性やオッサンに囲まれると(子供を除く)かなりの恐怖心と、後ろからナイフで刺されたりお金を要求されそうな錯覚と恐怖に襲われることもあります。目的地の駅に着いたらまずは逃げるように電車から降りる感じです。毎日通勤でも、命がけで電車に乗っています。また、昨年の6月の中旬ごろなんですが、西浦和駅で私のことを怒鳴りつけた高校の教師を見てしまい、とても怖い思いをしました。また最近は南浦和駅でオッサン同士の喧嘩を見てしまい、一昨年の8月7日の散髪屋の悪夢が浮かんできましたし、過去の嫌な思い出等が脳裏をよぎりました。
もう怖くて電車にも乗れなくなるかもしれません。
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Unknown (ギーガ)
2007-08-22 00:16:11
返信が遅れてしまいすいません。

色々と嫌な思いをされているようですね。お察しします。

もし状況が許すなら、原付などで通勤するのもありかもしれません。

また、モンスターペアレンツなどと関連してまたこの話題に触れるつもりなので、もしよろしければご覧下さい。

では。
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