苺はあまりにキュートすぎて娘にできない

「苺ましまろ」５巻を買う。

２～４巻でパワーダウンしている印象をうけたが、５巻では１巻のおもしろさが復活した感じだ。例えば「茉莉ちゃん更正計画」で「オラァーッ！！」と言いながらコケる茉莉と、横から「すいません」と謝るアナの図や、そして(リアルな)馬の被り物をして「先生おはようございます」と言う茉莉、その他「Friends or Lovers」の美羽と千佳のメールのやり取り(「あばら骨」「折れろ」)など、かなりツボにはまるネタが多かった。


しかし萌えで言えば、やはり１巻にはかなわない(何せ気がつけば手にとって読んでいるくらいだ)。まあ絵柄が変わっているので単純に前の方がいいということなんだろうけど、「人間ゴミ」の千佳、「寝るな！」の伸恵とかは反則的に萌える。どのくらいのレベルかっつーとハートブレイクショットで時が止まった後にデンプシーロールを食らうくらいだ。前によく「娘が…」という記事を書いていたが、苺のメンツを娘にしたら毎日萌えと失神の連続で身が持たないことは想像に難くない。まさに「苺はあまりにキュートすぎて娘にできない」というわけである。こういう存在は遠くから愛でるに如くはなしだ。


最後にちょっと伸恵について。
アニメ版９話「育ちざかり」でサッカーをするシーンがあるが、伸恵がアナを抜く時に見せた技はベルカンプのブーメランターンを意識したものなのか？まあベルカンプのはパスをワンタッチで方向を変えるやつだから多少違う(より難しい)とはいえ、アナがイギリス出身(サッカーに詳しい人は周知のように、ベルカンプはプレミアのアーセナルにいた)なのもその推測を補強しているような気がするわけで…あなたどう思いますか？

ついでに伸恵に萌える理由を考えてみると、多分それは「姉キャラ」(姐御)だからだろう。余談だが、大学時代になぜか「兄か妹がいそう」と複数の人間に言われたことがある。もしこれが何がしかの内面と関連しているのであれば、自分に無い要素を相手に求めている、ということなのかもしれない。