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オーバーハング(跳ね出し)で敷地を有効利用

2016-03-08 22:32:11 | 越後杉CLT

オーバーハングを使うと限られた敷地を有効に活用できます

CLTの設計側の利点としては・・

 〇形の面白さ
 〇高耐力(耐力壁が少なくて済む)
 〇階高を低く抑えられる(床梁の厚みが少なくて済む)
 〇大胆な跳ね出しができる

が挙げられますが、この跳ね出しの利点を応用すれば、今まで不可能だった在来木造でのオーバーハングも実現できます。




オーバーハングの手法を使うと、限られた敷地を有効活用できます。







CLTを応用したオーバーハングのプラン例をご紹介します


外観

CLT部分が分かりやすいように「赤」で表示しています

側面から見ると跳ね出している様子がわかります

3mの跳ね出しです

横から見ると、跳ね出しの感じが分かるでしょうか・・

前面道路から見ると、普通に見えるのですがね・・



構造

CLTパネルを「木平板」の形で表現しています


床と両袖の壁がCLTパネルです


側面の壁パネルが重要な部分でもあります


正面から見ると、せり出している感じが分かる?


内部(1階鳥瞰図)

内部の1階の様子です
1階はCLTパネルを殆ど使っていません
在来木造のままです


螺旋階段が見せ場・・







CLTを応用すれば、これまで不可能と思われた「形」を実現することが可能となってきます。

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   株式会社 藤川建設は・・・

  長岡市で注文住宅を手掛けています

  越後杉で家づくりをしています。







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