古文書を読もう!「水前寺古文書の会」は熊本新老人の会のサークルとして開設、『東海道中膝栗毛』など版本を読んでいます。

これから古文書に挑戦したい方のための読み合わせ会です。また独学希望の方にはメール会員制度もあります。初心者向け教室です。

鶴亀句会 11月例会   2021-9-19

2021-11-20 09:43:12 | 鶴亀句会

会日時   2021-11-19  10時

句会場         パレア9F 鶴屋東館

出席人数   9 (不在投句者4人)

指導者   山澄陽子(ホトトキス同人) 

出句要領  3句投句 5句選   兼 題  初しぐれ

佐藤武敬 096-364-60612 出席希望の方は左

次 会   12月17日(金)10時パレア9F  兼題 山眠る

山澄陽子選

舞ひ下りし鳩舞ひ上がる落葉風      優 子
時雨るるや言葉にごしてスマホ切る     〃

滝壺へ陽をまとひつつ紅葉散る      安月子
閉ざされし丹塗り楼門神の留守       〃

掃き寄せて一つ拾ひぬ紅もみぢ      小夜子
初しぐれ狭庭過ぐるやただひそか      〃

ゴム長の泥落とす翁石蕗日和       宣 子
紙文化廃れさすまじ冬銀河         〃

干柿のすだれ越見る五岳かな       和 作
風呂上り冷えた柿むく妻の指        〃

秋夜長隣家の灯りまだ消えず       一 九
大相撲負けても愛おし郷土力士       〃

神父さま冗談を言ふ小六月        武 敬
初しぐれ病院二つ梯子する         〃

検針員に行遭ふ路地の時雨かな      礁 舎
ひとしずく頬にはらりと初しぐれ      〃

夢膨らます終の棲家の青写真       純 子
艶々と彩色ゆたか柿落葉          〃

先生の句
日の差せばいよいよ濃かり冬紅葉     陽 子
何時となく玻璃戸の曇る初時雨       〃
未知の町何故か懐し初時雨         〃