「仮想ミニパトロール」

「あ」
猫は夜行性というけれど、それはお外猫のハナシじゃないのかなー。うちは故ティアラもジュリアもどちらかと言えば朝型でして。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「おはよ」
結構早起きで、それから午前中の10時頃までが一番活動的でよく動いているなという印象です。猫だけど。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
寝場所のあるリビングと猫部屋を行ったり来たりしながらトイレに入ったり、お水を飲んだり、ご飯を食べたりと
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ま、お家の中の仮想ミニパトロールですね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
そして、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
無事ご帰還。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
長い時間寝た後に急に起きて動き始めると、時々「ここはどこ？　アタシはダレ？」みたいになっちゃって、あちこちウロウロしちゃうこともありますが、それでもジュリさん、頑張ってます。ただし、ウロウロが過ぎて、にゃあ～んと泣いたらレスキューです。

「スプラッシュ」

「・・・あさからねむい」
だって猫だもんね。最近の朝のジュリアの定位置です。まだまだ続く暑い夏、更に地震だの台風だのって、もう大変です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ふぅ～・・・」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「えーっと」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なにしようとしてたんだっけ、アタシ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「うーんと、うーんと」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ま、いいや、とりあえずねとこ」
オリンピックも終わりました。まだ暫くは情報番組とか特番とかで、「感動」のオンパレードなんでしょうけれど。前にも書いたように、特に誰かや何かを応援するでもなかったのですが、男子の高飛び込みは見ました。涼しそうだから、というのはウソで、何年か前に見たどこかの局の番組で高飛び込みの練習を真剣に繰り返す小学生の男の子を取り上げていたのです。小学生だからちっちゃいし顔も子供なんだけど、身体はバッキバキというアンバランスさがちょっと衝撃で印象に残っていました。その時何かの大会で負けちゃってふぇ～んと泣いていた男の子が、今回銀メダルを獲得した玉井陸斗選手だったのです。ああいう種目では幼い時から継続して努力を重ねないと、美味しい果実は得られないんだなーと、すっかり成長した玉井選手が試合後にしっかりコメントしているのを見て妙に感動してしまいました。

「立秋を過ぎても」

「あつい・・・」
毎日毎日変わり映えがしない暑さでメゲますな。昨日は立秋だったけど、残暑お見舞いを出す気にもなれませんて。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「うう～・・・ん」
普通に座っているだけのように見えますが、一応ノビをしてるところ。両前足もちょっと浮いています。そして、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ジャブジャブしてから」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
てちてちてち。
と、いつものお作法。猫の水飲みはワンコと違ってとても非効率です。長い時間をかけて飲んでいるように見えてもほんの少ししか減ってない・・・。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「いっぱいのんだ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「よいしょ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「きもちいい～～」
一昨日は暑さに加えて雷雨がありました。ジュリアはちびの頃から雷が大嫌いで、鳴り始める数10分前位からうーうーソワソワ。実は私も耳は狼並みに良いので、遠くの方で「ゴロッ」といっただけでも察知できるんですけどね（自慢自慢）。

「”ながら”はNG」

「・・・ひまだわー」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「たいくつなんですけど」
最近特に用事があるという訳でもないのに、ヒトを呼ぶことが多くなったような気がする・・・。これもシニアさんあるあるなのかな。で、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ホラ、なでて」
と圧をかけて来ます。生意気でしょう？　でも、なで方がお気に召さないと、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
この表情。何か違うと言いたげです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ちょっとぉ！」
え、何がいけないの？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ちゃんとなでてよー」
えええー？？？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「テレビみながらなんてサイテー（怒）！」
ですってさ。特別オリンピックマニアという訳じゃないけど、何となく点いているのをちらちら眺めながらのなでなでというのがいけなかったようです。そういうとこ厳しいから、ジュリさんは。それにしても馬術とフェンシングはステキでした。特にヴェルサイユ宮殿の森を駆け抜ける馬と人の姿は美しかった。もっといっぱい見たかったなー。

「アルミニウム効果」

・・・ジュリさんが、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
溶けてます。暑くて。猫って犬に比べて、暑さにはまーまー強いんですよ。元々が砂漠の生き物ですから。その猫族でも溶ける今年の夏。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぴと。
猫はヒトと違って扇風機などの風にあたっても全然涼しさを感じないとか。なので、アルミのボードにくっついて涼を取っております。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
唯一皮膚がでている肉球を接触させるのがミソなんだよね？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「いいわー、ひえひえ～～」
このボード、ヒトにも涼しいんです。触れているだけで冷気が伝わって来ます。電気とかも使わないからエコですし。ジュリさん、ワタシも乗って良いですか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「だーめー」

「Wandering」

「トイレもすんだし、ごはんもたべたし、おみずものんだから、あとは・・・」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なにするんだっけ？　あーたーしー！！」
ジュリさん、お静かに。おっきな声で鳴かないで。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「・・・」
高齢の猫が大声で鳴く時は、何かしら不安なこととか訴えたいことがある、というのを「ねこのきもち」に書いてあったけど、それが何か？というのをみつけるのが中々難しいんですよねー。で、この時のジュリアはどうなのか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「やっぱおひるねかな」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「で、どっちにいくんだっけ」
視力も大分覚束ないので、目的地にたどり着くまでに広くもない家の中をウロウロしちゃうのですヨ。時々コツンと軽くぶつかったりして。それでも、まあまあ幸せならいいかな、と。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あ、ここだ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「アレ？こっちだったっけ？」
どっちでもいいヨ、ジュリさん。

「長い夏」

「えー・・・」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「んんん（しゃきーん）」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「しょちゅーおみまい」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「もーしあげまーす」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「・・・んとぉ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「すいぶんほきゅーをおわすれなく」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぺろ。
ということで、毎日猛暑酷暑が続いていますが、皆さまお変わりありませんか？　コロナも何とか言う新型の感染が広がっているようで色々大変な今年の夏です。朝からクラクラするような日差しだし、35度とか言われてももうあまりビックリしません。午後になるといきなり天候が不穏になって雷に豪雨というのも続いています。長期の天気予報によると８月も９月も10月も全国的に暑いそうですが、今がピークなんじゃないかなー（と思いたい）。８月になれば暑くても日照時間は減って来るし・・・。などと考えつつ、乗り切るゾ、と。

「暑さ対策は大事ですから」

ガッツリ寝る、という時以外でも最近はテント化キューブのどちらかに入っている事がおおくなっているのは、やっぱり四方囲われて安心できるからかもしれません。で、暑くなって来ると、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ニュー・・・。
片手出しただけでもちょっとは涼しい？　そして、この間「まだいい」と言っていた件のアルミのクールボードですが、今朝ふと見ると、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ててーん！
こうなってました。なんだ、しっかり使ってるじゃん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
これ、うちへ来て最初の夏を迎えた時、ティアラの分と２枚色違いのを買ったのです。ティアラが紫でジュリアが黄緑です。涼しいでしょ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「うん」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
てれ～ん・・・。
ついでにお耳もほぐほぐしましょうか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「うふふ」
いいお顔、いただきました！

「お水は冷たいに限る」

じゃばじゃばじゃばっと洗濯中・・・ではなく、まずは水の温度を確認して、これから水を飲むところ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
テチテチテチ。
うちは水飲みポイントが複数あって、ジュリアが「ここでのむ！」と決めたところに飲水用ボウルをセットするというジュリア・ファースト・システムです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぺろん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「おいしー。つめたいおみずサイコー」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「でも。のんでるうちにあったまっちゃうのよね」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「アイス（※冷凍庫の氷のキューブです）、おねがいしまーす」
え、またぁ？　ジュリさん、もうシニアさんだから、あんまり冷たいお水を飲むのはど－かなーと思うんだけど。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「アイス。はーやーくー（怒きっぱり）」
猫舌というくらいだから、お湯を好む猫はあまりいないと思いますが、ぬるま湯程度が好きな子って結構いますよね。でもうちはティアラもそうでしたが、ジュリアは絶対冷たいお水派です。

「お家でお手入れ」

さて、ブラッシングのお時間ですよー。ジュリアがもう使わなくなったオモチャとか、毛布とかタオルとか経年劣化してしまったジュリ用グッズを廃棄のために分けていて、何年か前の「ねこのきもち」の付録のブラシをみつけたので、それを使ってみました。どうかしら。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「せなかはていねいにしてね」
とげとげ部分が細くてしなやかなので、毛が引っかからなくて中々良い感じです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
・・・と、今度はひっくり返してお腹側。お腹側は嫌がらないけれどちょっとだけ緊張するんですよね。いつもやっていることなんですけど。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
チカラを入れずに抜けそうな毛をすくい取る要領で手早く済ませます。時間がかかると文句が出る出るなのです。爪切りとかもそうですが、ジュリアの我慢時間はかなり短いので要注意です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
最後は全体の毛並みを整えて・・・と、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
しっぽにも忘れずに櫛入れしておしまい。どお？　気持ち悪いとこはないかな？　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「んふぅ～」