「イチ、ニのばびょ～ん」

クリーニング屋さんから羽布団を引き取ってきて、ようやくベッドも冬仕様に替えました。11月だし。そういえば、掛け布団がフカフカになったベッド、ティアラ、大好きだったなー。
寝室のドアを開けると、猫部屋からたったったっと走って来る音がして、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ばびょ～ん！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「わーい」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「わーいわーい」
弾み具合が楽しいのか、ベッドに飛び乗って走り、飛び降りてはまた乗って遊ぶのが好きでした。そのうち、寝転んでついでにお昼寝してみたり。ヒトのベッドで結構寛いでおりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ころん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ティアちゃん、お布団冬用に替えたから遊びにおいで。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
寝室にはティアラの気配が何となく残っているのか、ジュリアは絶対ベッドに乗りません。朝、呼びにきても中に入って来ることはほとんどないのです。おねえちゃんの教えは鉄の掟だったのかも。

「バイバイ」

ティアラ、７月４日午前11時半、永眠しました。リンパ腫発症がわかってから20日間、治る見込みのない病気のため苦痛を和らげることを目的とした処置を続けてきました。いわゆる、終末医療みたいなものでしょうか。本猫も頑張ったし、病院の先生方も手を尽くして下さいましたが、最後は自力で姿勢を保つことができなくなり、体温が急激に低下したので、麻酔薬を投与しました。ほんの数秒で、私が支えていた頭が重くなったと思ったら、コトンと眠りに落ちるように静かに旅立ちました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
猫の寿命が格段に伸びた昨今では、11歳と９カ月というのは決して長生きとはいえませんし、ティアラは目が痛かったり、傷が膿んでしまったりと、超元気で絶好調！という期間が少ない子でしたが、それなりに楽しい時もあったと思ってくれていたら嬉しいのだけど。
お膝に乗るのが大嫌いだったティアラ、亡くなる時になって初めて、お世話係の膝に乗りました。変な言い方かもしれませんが、12年間弱ティアラと一緒にすごしてきて、この20日間が最も濃密な時間だったような気がします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「ティアラのこと・つづき」

今朝のティアラです。ちょっと貧血ぎみかな～という感じですが、先週の頭くらいから急に食欲がなくなって、水もほとんど飲まない状態になりまして、急いでかかりつけの病院へ行って（ティアラの大っきらいな）血液検査とおしっこ検査をしました。すると、１か月前にした検査の数値からは考えられないくらいに悪化しており、特に肝臓に関する数値が激変。そこで、急きょレントゲンとエコー検査もすると、肝臓が肥大化していることが分りました。猫なんて小さいから、ほんの１日２日であっという間に症状が悪くなるのかな。ティアラはもともとコロナ・ウィルスが陽性だったので、伝染性腹膜炎の発症はずっと心配して気にかけてきたのだけれど。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
なんでそうなったのか、原因は不明です。病名もいくつか考えられるけれど、レントゲンの映像を見た限りでは、多分肝臓の中にリンパ腫ができているのだろうという診断でした。リンパ腫の場合は抗癌剤治療しかなく、今年12歳になるティアラにはあまりにも負担が大きそうだったので（注射大嫌いだし）、残された時間を静かにすごせるように治療方法も含めて担当医の先生を相談しながら進めて行こうと思っています。ジュリアが心配してティアラについて回るので、それもなかなか悩ましいです。静脈点滴は皮下点滴より強力なのですが、時間がかかることが難点で、できればお家でジュリアと一緒にいる時間を長くした方がいいかなーとも。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「ティアラのこと」

猫部屋にもリビングにも姿が見えないからどこに行ったのかと思ったら、人用ベッドの上。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ここだよー」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
そんな端っこに寝ると落ちますよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「平気だもん」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ころん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
にゃん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ティアラは今病院で点滴と検査中です。肝臓の状態があまり良くないので、時々更新お休みすることがあるかもしれません。１か月前の血液検査では何ともなかったのに、目の症状の悪化で食欲が落ちて肝臓に負担が来たのか、それともそもそも全身の方の疾病から目に良くない症状が色々出るのか分らないのが悩ましい。ジュリアもジュリアなりに心配しているのか、何となく落ち着きがありません。お迎えは５時。

「柔軟体操」

こんなところに猫が落ちてる…。と思ったら、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
伸びて～、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
知人で～、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
腹筋をはさんで
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
一休み。ちまっ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「さて、と」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「準備体操おわり～」
腰痛持ちのお世話係に身体の柔軟性をやたらと見せつけてくれたティアラでした。
明日は、東京ドームで開催中の「世界らん展」のお手伝いに朝イチから行かなければならないので、ティアジュリはお留守番です。
といいつつ、私は東京ドームへ行くのも初めてだし、蘭の花にも全く疎くて…どうなんでしょうかー

「視界良好」

ぷりっ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぷりぷりっ。
自慢のピンクの肉球は、シニアになっても健在です。
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温かくて溶けてます…。ここ２、３日は３月頃の陽気なんですって。あったかいのはいいのだけれど、なんかヤツがもう飛んでいるようなきがする。目がかゆい～～。ところで、窓際のティアラを撮っていて気がつきました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ねー、お外が見えないんだけど」
そう、窓ガラスがきったなくなっていることに。実は大分前から気が付いていたのですが、汚れは外側からの土埃とかで家の中には害がないから、見なかったことにしていました。きれいにするにはベランダに出なくちゃいけないから寒いし、と。でも、これではシスターズが外を眺めても、まるで霧の中。今日は幸い温かいので、頑張ってきれいにしましたよ。ほら、これでどーだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「おぉ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「すっごくよく見えるぅ」
でしょでしょ？　

「なおりかけが肝心」

部屋に入って来る日差しを追いかけて猫が日向ぼっこをするようになると、本格的な秋ですねー。もう夏日お終い宣言でいいのかな？　一時は表面に結晶のようなトゲトゲができて、見るからに痛そうだったティアラの目も大分良くなりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
猫は痛みに強いというけれど、症状が良化とともにハッピーな気分になるようです。でも、ここで治療をやめちゃうとまた傷ができたりするから、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
はい、ティアちゃん、目薬ですよー。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
すたすたすた。
お、自分からスタンバイか？　と思ったら、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
フミフミ、フミフミ。
聞こえないふりか…。ほら、ティアちゃん、目薬だってば。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「もう痛いのなおったからいいの！」
ダーメ！

「ティアラの日常」

「ひゃっほう」
ベッドの上で跳び跳ねちゃダメッ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「えー、なんでぇ？」
ダメなものはダメです。まだ薄掛け布団を使っているので、ティアラがバスバス歩きまわると、ちっちゃい穴が開いちゃうんですね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ふぅ～ん（ぶーぶー）」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「よいしょっと」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「行ってらっさ～～い」
外廊下を人が通るとお見送りもしなくちゃいけないし、ティアラも色々忙しいのです。猫ずに休日はないですから…

ねー。って、こんな所でグリグリすると落ちますよ？

「取り替え時がむずかしい」

「ぐふふ」
さあ、お撫でなさいとお猫さまが言っているぅ…。

一方、左を見るとティアラの安定感のあるお尻が。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
てれれん
ティアちゃん、足、こぼれてますよ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「うるさいわね」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぐわし。「落ちちゃいそうなんだから」

「はやくどいてよぉ、ケチ」
ソファに座りたいそうです。そろそろソファカバーを替えたいところなんですが、替えたら一瞬でまたボロボロにしちゃうんだろうなー。ストックはあるのだけれど。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「育て方が悪かったのか」

この暑いのにタワーのハウスに引き籠る猫。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
はみ出てますよ、お姉さん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ふんっ」
グレる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「いーだ」
スネる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「むぅ～～ん」
なぜ機嫌が悪いかというと、ご飯をゲーしちゃったから。というより、それをお世話係がぶちぶち言いながら片付けて、「ご飯はあと！」と言われちゃったから。粗相をすると、ジュリアはやっちゃっいましたぁ！と大声でアナウンスするのですが、ティアラは知らん顔して時にはタオルを掛けて隠したりするんですよねー。タチが悪いったら。そんな子に育てた覚えはありませんよ？

「うるさ～～い」ぶんっ。