「大物は最後に」

じーっ。
玄関への廊下の一点を見つめて動かないティアラ。すごい集中ぶりです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ひえぇ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
猫に睨まれたクモ…。基本、ティアラは虫を狩らない猫なのでほっといても大丈夫なのですが、万が一ぽふっと前足で踏んでも困るから、クモには玄関からお帰りいただきました。益虫なんですけどね。それはともかく、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
あちこち迷走を続けて気象予報士さん達を悩ませていたトリプル台風の最後の１つ10号が、明日には関東に最接近するそうです。進路にあたる地域の皆さま、しっかり準備をしてアブナイところには近づかないようにいたしませう。川の様子をちょっと見に、なんて絶対ダメですから。
というわけで猫ずのぐだぐだがとまりません。やっぱり気圧の低さが関係あるのでしょうか。

おまけのジュリア

「豆大福、超んまい」

「虫のいどころ」

女の子らしくピンクの猫マットに乗っております。猫ずは幾つになっても女の「子」だもんね～。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ジュリアは気分の変動の少ない子で、見た目不機嫌そうでも気持ちはフレンドリーなのです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
モフモフ・サービスもＯＫだし。

「うぇるかむ」
でもね、たまーにあるのですよ、虫がどこか変なところに行ってしまっていることが。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
がっぷし。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「がぶがぶがぶりえる～～」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「今日はちょっとね」
全然痛くないんだけどね＾＾。

「トリプル台風」

じーっ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「きーめた！」
さっきからずっと、ジュリアの方をガン見。狙うはジュリアか個室か…。

ジュリアはふにゃふにゃ寝ているけど、大丈夫でしょーか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「失礼しまーす」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「…なんか、せまいわね」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ボー然。
オリンピック、終わっちゃいましたね。何だかんだで結構見ました。陸上の400メートルリレーとか鳥肌モノでした。閉会式のブラジルの人々のダンスも素敵だったし、などと書いている場合じゃない、台風９号急接近です。外がゴーゴー鳴ってる…。

「４年に一度の」

「セミだ…」
夏も今くらいになると、家のベランダでお亡くなりになるセミやカナブン多数…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「いやー、すごかった」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「昼寝しよ」
リビングでテレビを見ていたティアラが定位置に戻ってきました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ねぇ、なに見てたの？　卓球？　シンクロ？」

「アイム・ユア・ヒーロ～～」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ずびし。
なにそのポーズ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぴーん
だから、何よそれ。卓球もバドミントンもレスリングもバスケも、スポーツする女子はカッコイイな。私も中高バドミントン部だったのですが、リオ・オリンピックのとはまるで違うバドでした…。

「食欲が止まらない…」

ティアラのおやつ一口目は姫様スタイル。片目の傷がひどかった時に、お皿の中身がよく見えるようにしてあげていたのが、いつの間にか習慣になってしまいました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ジュリアはジュリアで、リビングでひとりご飯。両方とも勝手なんだから。と、そこへ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あ」
もったいないお化けが登場。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「残ってるわね」
ワンコ並みにお皿をぴかぴかにするティアラと違い、ジュリアは猫らしく食べ散らかす派で、ちょこっと残してお皿周りをタシタシしてお終い。なので、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「まだ残ってる」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「最後のひとくち～～」

「お姉ちゃん、ダイエットは？」

「水分補給」

なに待ちかというと、冷たいお水待ちです。ジュリアは水質ならぬ水温にうるさいタイプで、汲みたてのつめた～い水が好きなのです。特にスープおやつを食べた後は、替えてくれるまで待ってます。なので、常温の水と冷蔵庫で冷やした水を１対１にして氷２個をプラスして供すると、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
じぃー。
氷が溶けて行く様子を眺めてから、おもむろに、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ちゃぷん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
しゃびしゃびしゃび。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「んまんま」
これじゃ大して飲めていないのでは？と気になるけれど、じゃぶじゃぶした後は猫らしい普通の飲みかたで結構しっかり水分補給しています。

「…マンゾクにゃ」ぺろん。
ジュリアのおいしい顔はかわいいので、そんなに時間がたっていなくても、ついつい新しい水に替えてしまうのですよ。

「ヒートアップ」

覗く猫。
ゴミ出しや買い物から帰ってくると、寝室の窓の鎧戸の隙間からティアラが覗いていることがあります。自分では気付かれないようにしているつもりなので、「ティアちゃん、ただいま」なんて言うとびっくりしてしまうのです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　
にょき。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
にゅにゅーーっ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あついわ～…」

「あっつ＝＝い！！」
ほんと熱い。一昨日昨日今日と高温注意報が出っぱなしですね。テレビで甲府＝38度とかいうのを見て、まだましまだましと思っています。でも、京都や名古屋で37度38度というより、秋田で35度という方が体感的にきつくないかな～。確かもう立秋は過ぎたんですよね。日本古来の暦も無用の長物になっちゃうんでしょうか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ジュリアはひっそりクールボードで冷却中。

「猫コミュニケーション」

先日、BSの猫番組で、猫が人に向かって鳴くのは努力の賜物だということを知りました。本来猫は寡黙な動物で、喧嘩とかオス猫のラブコール以外では鳴くことはほとんどありません。当然こんにちわの「にゃー」もないし。猫同士ではそんなことをしなくても意志の疎通ができるというわけです。でも、人間にはそれでは通じないので、猫も何とか自分の気持ちや要求を伝えたい！と思って鳴くようになったんですって。人に向かって鳴くのは飼い猫固有の習性で、ノラさんはしないそうです。だから、飼い猫に外で出会うと知らんぷりされてしまうのは、その時点で飼い猫モードじゃないからなんだとか。し、しらなかった…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「んんーん」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「にゅーん」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なかなかつたわらないニャ」

「…にゃ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「にゃあ～～ん」
必死すぎ。でも、そう考えると、なんだか一生懸命話しかけようとしているみたいで健気ですよね。猫の気持ちが汲みとりきれなくて、申し訳ないなーと思うです。ね、ジュリさん。

「取り替え時がむずかしい」

「ぐふふ」
さあ、お撫でなさいとお猫さまが言っているぅ…。

一方、左を見るとティアラの安定感のあるお尻が。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
てれれん
ティアちゃん、足、こぼれてますよ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「うるさいわね」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぐわし。「落ちちゃいそうなんだから」

「はやくどいてよぉ、ケチ」
ソファに座りたいそうです。そろそろソファカバーを替えたいところなんですが、替えたら一瞬でまたボロボロにしちゃうんだろうなー。ストックはあるのだけれど。