にわかには信用できない。何か裏操作があるのでは?と疑ってしまいたくなる。
何しろ、あの詐欺商品「サブプライムローン」を売りまくって、アメリカの低所得層を地獄に突き落とし、複雑な金融商品を考え出し、その商品を購入したヨーロッパ諸国を始めとして世界各国を金融危機に陥れた犯罪者達がいち早く立ち直って黒字化って、素人の直感としては「有り得ないでしょう」というところだ。
金融と軍事で世界を荒らしまわる「アメリカ」という国を信用してはいけない。
距離を保って、いつでもそのエリアから逃げ出せるように日本もしておくべきでは・・・。
民主党支持率激しく低下。
昨年の総選挙で、民主党が打ち出した「コンクリートから人へ」のスローガンを政策の一つ一つとして着実に実行していればこういう結果にはなっていないだろう。
なぜか、それがふらふらとゆれているものだから、国民の失望を招く結果になってしまっている。
「コンクリートから人へ」ということで言うと、沖縄の米軍普天間飛行場の移設問題は、軍事の問題であると同時に「人を大切にする政治」への転換の問題だと思う。
住民の命がおびやかされるような施設が「安全保障」の名の許に存在するおかしさ。
アメリカの安全保障になってはいても、日本の安全保障にはなっていない米軍基地。
しかもその基地予算の多くを日本が肩代わりしているという現実。
基地というムチをごまかすための公共事業というアメが一部の企業だけを潤し、その他大勢の人々の生活にはまるで役立っていないという事実が、今沖縄、そして新たな移設先として名指しされた鹿児島徳之島の人々に共有されている。
もう鳩山首相の取るべき態度は絞られた。
「危険な普天間飛行場は閉鎖し、米軍基地には撤退してほしい」と、アメリカに申し入れることだ。
保守系新党乱立。
自民党という名前では選挙は戦えない、自民党という名前では、政権には入れない、というあせりと自覚が自民党議員を新党に走らせる。
50年もの長きにわたって政権を維持し、その失政の膨大なツケゆえに政権から降りざるを得なくなったわけだから、そうやすやすと復権させてはならないし、なるべきではない。
テレビで国会中継など見ていると、自民党議員のやることといえば民主党の政策のもたつきの揚げ足とりばかり。
民主党が国民の負託に答えているとはとても思えないが、「あんたに言われたくない」と、私が代りに突っ込みをいれている。
今民主党が迷走しているのは全て自民党政権の「負の遺産」ゆえである。
自民党を離党し、新党の代表になった舛添氏が「首相になってもらいたい政治家」で、一番人気だそうだけど、それはマスコミが作り出した虚像だろう。
あの人相を見て、この人が首相にふさわしいと思う人の感性が全く理解できない。
テレビに露出度が高かったということと、マスコミが挙げて持ち上げるという構図の中でのことだと思う。
阿部晋三氏の時と同じだ。