裸の王様？ 朝青龍

　盆休みも後半に入り、すでにUターンが始まっているとかで、帰省客の方は大変ですね。
高速での渋滞が何10キロとか聞いただけで、ぞーっとするし、私はそんなシンドイところで、よう運転しません。


　さて、横綱 ・　朝青龍問題　は処分が出てからすでに2週間も経過しているというのに、
何も解決せず　“　夏休み状態　”　のようです。

　不仲と言われている師匠の高砂親方は弟子を説得できず、また、胡散くさい政治家、競馬の有名オーナー等も訪問したみたいですが効果もなく？、朝青龍はうつ状態で引きこもっているとか。もしかしたら、ふてくされている　のかもしれませんね？

　
　しかし、相撲界も情けないですね？
今回の問題で、一番悪いのは朝青龍自身ですが、高砂親方の指導不足は勿論、相撲協会の甘さ等相撲界全体の問題ですね。

　
　今までの朝青龍の事件というか問題点　(モンゴルの先輩力士・旭鷲山との事件、酒を飲んで暴れたこと、けいこで他の力士に無茶をしてケガをさせた事など)　や横綱審議委員会から度重なるクレームがあったにも拘わらず、看板の　“一人横綱　”に遠慮して、甘い態度をとってきました。

　そして、今回の処分の重さは、白鵬　という　新横綱　が誕生したことと大いに関係があると思います。白鵬が出てきたから、この際、今まで遠慮した分厳しくしたれといった強い態度・考えがミエミエです。

　
　日本相撲協会　というのは、相変わらず体質が古いようで問題点も多いです。

　かなり前から人気にかげりが出ているというのに、協会トップの北の湖理事長　のメディアへの露出がほとんどないし、考え方がわかりません。
　
　もっともっと、積極的にテレビなどに出て、相撲界を理解してもらうとか、盛り上げるようなPRをするとかアピールするとか、何か行動を起こしてもいいのに、話しをするのが都合悪いのか、人前でしゃべるのが苦手なのか、現役時代と同じように無口？のままです。そんなレベルの段階じゃないでしょうが、今の相撲界は・・・

　相撲の不人気問題・八百長問題・外国人力士が増えている問題・お茶屋(今は相撲案内所？)問題などナンボでも話すことはあります。
　ファンをこれ以上減らさない為にも、不透明な相撲界をもっともっと　“　オープン　”にし、どんどん改革していって欲しいものです。

　そして、頼りない高砂親方にはあまり期待しないで、今回は立場を変えて　“　名行司　　”になって、早急に朝青龍問題を裁いていただきたいというより、そうすべきじゃないのですか？　　
ｂｙ　イッシー