[Capricious Model Rail Factory] ** 気まぐれ鉄道模型工房 **

European/British/Japanese railway modelling in OO/HO/N

N組立式線路

2018-09-09 20:08:30 | [jp] 鉄道模型

雨天で気温が下がり、模型部屋の室温も下がったため、室内で作業が出来る様になった。

帰国前に、定期巡回しているモデル倶楽部さんのブログでNの組立式大半径曲線道床板の試作品が割引価格で売りに出ていたので、以前から興味があり引き取らせて頂くことに。数年前TMSの製品紹介に掲載され、ブログを見て、そのコンセプトに共感。小生も以前似たようなコンセプトの大半径曲線線路を自作していた。

KATOウニトラの高架線路は、橋脚と鉄橋は良く出来ているのだが、新幹線電車を運転するにはカーヴが急すぎ、緩和曲線が無いのが不満だった。製作当時カント付きレールも無かった。売ってないなら作るしかないので、高架曲線線路のみ自作して高架エンドレス線を仕立てることにした。

6畳間に展開することも考えて、控え目のR750/717㎜とし、円を90度で4分割して間にKatoの直線高架橋を入れ、縦横方向に拡張出来る様にした。ベース板をベニヤ板からNC加工で切り出し、高架と盛り土の2種類を製作。サインカーヴの緩和曲線を入れ、カントはベース板とコルク道床の間に紙帯を貼り重ねて実現。加工は仕事で付き合いのあった木工屋さんに頼んだが、NCルータでサインカーヴを扱えないと言われ、短い円曲線で近似してNCデータを修正。ウニトラとの接続のため両端にS62線路を貼ってある。給電もS62線路から。

 

モデル倶楽部さんの製品は緩和曲線を大半径の円曲線に置き換えているが、それでも充分実用になる。サインカーヴは自己満足。製品は長円形が前提だが、緩和曲線板を追加すれば4分割円も可能。試作品は18分割になっているが、継目が多いといいことが無いので、適宜接着固定して6分割位にしたい。フィーダ配線についても考慮されていないので、直線区間に給電レールを入れるか、道床板に追加工する。

自作品の高架区間はウニトラ高架橋の寸法に合わせて製作。Sジョイナで高架橋脚を取り付けられる。桁補強と防音壁は檜材をお湯で柔らかくして曲げた。ウニトラ高架橋と橋脚の間に1.5㎜の隙間があり実感を削いでいるので、高架橋を改造して詰めたいところ。

 

盛り土区間は扇形に切った芝生マットと檜材の擁壁で表現。内側の空洞には発泡ウレタンを充填して騒音防止。バラストを撒きたいが未施工。架線柱台を取付けてあり、架線柱を建植可能。

 

高架エンドレス線専用の高架駅モジュールを製作。4分割とし、新幹線の16両フル編成が停まれる有効長を確保。ホームはKATOの近郊型島式を利用。分岐はPECO大型をモータで駆動。これは将来固定レイアウトを作るための試作も兼ねる。ソレノイドでバチンバチンと切り替えるのは我慢出来ない。メーカはいつまで旧世紀の技術を引きずるのか?

専用の制御盤も製作。エンドレスを6区間に分割して、コントローラを切り替えて複数列車を運転出来る様にしたが、独りでは操作し切れない。

普段は模型収納部屋(6畳間)の周囲に棚を吊ってコンパクトに敷設している。駅モジュールは長すぎて6畳間に収まらない。ご覧の通りまだ未完成状態だが、職場の催し物でフルスペック展開して展示運転したことがある。

今回入手したモデル倶楽部さんの道床板は、木枕木レールで統一した地上駅ボードを新しく作って、地上エンドレス線として活用したい。何故かKatoのローカル駅ストラクチャが一通り罪庫しているので、有効利用。 

 

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色差し

2018-09-02 21:51:37 | [jp] 鉄道模型 英国型OO

航空便で送った工具類が届いて工房も再開したが、暑くてやる気が出ない。工房は冷房が効くが、模型収納部屋は非冷房で窓も締め切っているので、中に入れるのは夜間に2分間が限度。持ち帰った模型の整理が捗らない。模型箱をぼちぼち開梱して回着整備中。

 

IEP他のパンタ廻りの高圧導体に色差し。タミヤのエナメル系が最も塗り易くて粒子が細かい。

調子に乗って手前のICE3にも施工してしまったが、これはやり過ぎ。DBの車は赤塗りがデフォ。

IEPは前灯の色も直しておいた。電球色の灯はLEDに橙色マーカで着色。両側の灯は片方しか点灯させない筈なので、DCCで何とかならないか思案中。
 

 

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英国通信 最終回 猫

2018-09-01 20:58:14 | [jp] ブログ

無事帰国し、放置していた自宅に復帰。色々あったが、注文していた車も納車され、ようやく生活環境が整った。

英国滞在中に行った猫カフェの話など。まったりしているので余り写真は撮ってない。詳しくはWebで。

数年前にクラウドファウンディングを利用して英国初の猫カフェが倫敦にオープンしたが、好評だった様で英国に猫カフェブームが到来。元々英国はNGOによる犬猫の保護活動が活発だったので、その一環として猫カフェが受け入れられたのは自然の流れだった、と思う。

滞在中にNewcastle、Leeds、Edinburghの猫カフェを訪問。どこもNGOから保護猫を受け入れている。

Newcastleは以前レポートした。

https://blog.goo.ne.jp/station_cat/e/5c0ce875e07442b8ea1fb18d5f415a17

 

Leedsの店。

https://www.kittycafe.co.uk/

 

 

繁華街にある、かなり大きい店。結構繁盛している。

 

Edinburghの店。 

https://www.maisondemoggy.com/

 

Edinburgh城の南麓にある。こじんまりとした店。 

店の造り、システムはどこも良く似ている。基本、事前予約が必要で、滞在時間は1時間単位。客席から隔離されたキッチンと猫様の控室が準備されていて、猫様は来店者(下僕)の食物に手を出さない。倫敦の店を参考にしたのか、手引書が出回っているのか。

客層も似ていて、何故かアニヲタ系、ゴスロリ系女子の比率が高い。こっちもヲタ系オヤヂと昔の文学少女なので違和感無し。流石にオヤヂ一人では入れないので嫁を連れて行く。

猫様への上納金が含まれるのでカフェとしては割高だが、どこもそれなりに繁盛している。国力の差はこういうところに現れる。 

 

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