久々の当直で疲れてます
さて以前書き込んだレセプトの話し
まだまだ浸透してないようなので
しつこく再信しておきたいと思います
診療技術と同じようにとても大切なことなので
ちょっと目を通しておいてくださいね
とにかく臨床現場では大事な保険診療のことが理解されていないため
重要な情報の記載が抜けてしまっていることが多い
だから今日はちょっとポイントをお教えします
ちょっとだけ今後の研修に役立ててください
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fuki_osusume.gif)
するといつか病院も余裕が出来て
少しだけUPするかも
入院時・入院中・そして退院時・後にわけて解説していきます
まず第一弾入院時編
まず病棟に入院が決まったら
患者さんにあって挨拶しなさい!とか診察しなさい!なんていうのは
もっとも当たり前ですが
どうも最近オーダーを出すことが優先されて
患者さんの診察を怠る研修医もちらほら
ん?あくまで噂ですよ~
もし現場を見つけたら・・・・ちょっとしたフィードバックをします
おらおら!体育館の裏集合!
まずは入院時のオーダーのいくつかは
診療報酬上の大きな意味を持つのです
たとえばDPCの仮病名登録もそのひとつ
これだけで大きく点数が違ってきます
病名登録は指導医の先生と一緒に行うのがベストだと思いますよ
さて研修医の先生が行う第一段階
バイタルサインなどの入院時オーダー入力
患者さんの紹介状がある場合は必ず目を通して
情報収集して
必ず簡単でもいいからポイントを押さえて診察
そしてバイタルサインなどのオーダー入力
ここで注意して欲しいのが
食事オーダーです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/silver.gif)
病名登録と食事オーダーは診療報酬上重要!
ボクの診療科ではとにかく病名から特食加算が多い
食事ひとつとっても普段患者さんは非常に気にしてる
だから栄養面も考慮して食事を出すのだからちゃんと指示出しましょう
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知っておくべきなのは何が特食に該当するのかということ
腎臓食・肝臓食・糖尿病・脳梗塞などなど
いろいろあります
そして
すぐに
入院治療計画書を記載する
このとき注意して欲しいこと
わかりやすい言葉で書くこと
絶対に専門用語の羅列はダメ
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治療や検査の無駄をなくすために始まったのに
いつの間にか負担感だけになっているのはおかしいのです
このとき指導医と検査・治療計画を指導医と共有するチャンスだと思って
気合い入れて書き上げましょう
さらに「そのほか」の欄をとにかく空白にしないこと
看護計画やリハビリ計画などを書くことで
チーム医療を行っていると示すことです
病名登録においては
必ず
主病名を登録しましょう
そして最後に紹介状のお返事
患者さんの持ってくるのは「診療情報提供書」であることが多い
だから診療情報提供料が診療報酬のもとに算定されています
だから礼儀として必ず早期にお返事をかくのが当たり前で
書かれないとその病院の品質が疑われます
外科部長のO教授は毎回診察後
必ず一度紹介いただいた病院や医院の先生にお返事書いてました
そんなのあたり前だ~!って声が聞こえてくるでしょ?
とにかく入院当日はせめてこれだけのことは行いましょう
これが大事なんですよ
ほんと