信の信州からの贈り物

信州で単身生活 6年、その間に魅せられた信州の大自然。そして関東周辺の自然と花々を織り交ぜて発信しています。

2016/07 北アルプス最奥の稜線を行く ~三俣蓮華岳~

2016年08月03日 | 北アルプス(南部)

こんにちは、信です。
季節は大暑の次候、第三十六候 大雨時行(たいう ときどきに ふる)になりました。

この時期の雨といえば台風や集中豪雨、そして夕立。しとしとというよりは地面を叩く大粒の雨が思い浮かびます。
青空に湧きあがる入道雲を夏休みの原風景として記憶している人も多いのでは。
雲の頂が坊主の頭のように見えることから入道雲といわれますが、坂東太郎や信濃太郎、四国三郎、筑紫二郎など
土地や川の名を冠した愛称も多いようです。("くらしの暦"より)

うちの田舎じゃ何て言ったかな。。



さて双六岳 2,860mの上です。




岳人よ、もう一人来い・・なんて思ってましたが、ついに現れませんでした。
先へ行きましょう。
足元にはイワカガミ。




チングルマ、朝日を浴びて綺麗です




ハクサンイチゲの群落。





槍を右手に降りて行きます。







大好きなミヤマダイモンジソウ。
エレガントです。




紅く色づいた何の葉でしょう・・




そしてコバイケイソウ。
輝いてますね。




マイヅルソウです。花がもう落ちてますね。





隣の丸山が見えてきました。




双六の中道を追ってみます。








なかなか、これはこれで眺望は良いかも知れません。





私は稜線上にいます。







下には雪田。




左側はお花畑。





スキップして歩きたくなる道です。




ヨツバシオガマ。



立山竜胆にコケモモ。



ハクサンフウロ。
口紅を引いたように鮮やかです。



ハクサンボウフウ。




三俣側の中道分岐まできました。








鞍部が近づいてきました。




槍は雲の中。




分かり易い道案内。
ガスに巻かれても、これなら分かりますね。



カメラが勝手に遊んでいました。
  


もうウキウキ気分でバシャバシャ。








びっしり生えた苔。
まったく気分が良い稜線道でした。




ウサギギク。



雪田との間のお花畑。








オンタデも良い色です。



立山竜胆。



こちらは今、歩いて来た道。
双六の稜線のやや右を歩いてきました。




今は丸山 2,854mの上。
こっちが三俣蓮華岳。




あ 槍が顔を出した





視界は上々、ルンルン気分。





これも美しい山だ。




左側の視界が開けて、ちょっとガスがかかった黒部五郎。





おや




雷鳥のヒナが遊んでます。




母親が心配して、石の上に乗って追っています。





「雷鳥と槍」




さて鞍部へ降りて行きます。







良く整備された道です。




鞍部はガスの通り道。




おっとミヤマダイモンジソウの群生。
ここはビッシリ生えていました。




行く手にうっすら水晶岳。





右手には鷲羽の雄姿が広がってきました。





浮かび上がる三俣蓮華の稜線。




今度は巻き道を追ってみましょう。








三俣山荘から上がったところですね。




前を行くのは赤いザックの山ガール。
写真を撮ってたら「お先に~」と、美しい笑顔でスライド。




振り返ります。



最鞍部の前にちょっとしたコブ。





これを登り返します。




傍らにはタカネヤハズハハコ。


さっきの山ガールみたいにエレガント。



振り返ると槍。





チャッチャと登って




振り返る双六。





ここは黒部五郎への分岐点。





眼の前には越前北アルプスの女王、薬師岳。
ちょっと雲が掛かってますが、4月の燕、先日の千丈とはまた違う風格。




黒部五郎へのお誘い。




どうでしょう、この風景。
ちょっと明確ではありませんが、雲ノ平越しの女王。




昨年泊まった雲ノ平山荘。




ぐらつきましたが、当初の予定通り三俣山荘を目指します。
  


すぐ横にヒネた、三俣蓮華岳の山頂標。
鷲羽とワリモの頂が顔を出してます。




三俣蓮華岳 2,841mです。
如何でしょう、ヒネてますよね。




あれれ挨拶するヒマもなく、赤いザックの山ガールは降りて行きます。
実際、早いペースでした。





三俣山荘が見えます。




さて次回はこの展望を楽しんで、三俣山荘を目指します。

山荘でビールでガソリン補給し、鷲羽を目指します。

長くなりました。今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました。

それでは皆さま、ご機嫌よう。








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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ルンルン (ゲンゴロウ)
2016-08-03 08:43:06
ルンルン気分で稜線を歩く心地いい雰囲気が伝わってきます。そうなるとどこまでも歩けそうな軽い足取りになって楽しくて仕方なくなってしまう。汗かいて涼しい風なんて感じたらもう天国・・・
パソコンの前で稜線歩きの世界に浸らせていただきました。感謝。
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Re:ルンルン (ssimai)
2016-08-03 09:01:58
ゲンゴロウさん〉
双六から三俣蓮華までの稜線歩きは、天気もまだ良くて快適でした。
富山からの涼風が気持ち良く、ズンズン歩けました。
2,800mの稜線歩き、また行きたいと思ってます。
これから鷲羽大王を歩きます。
お楽しみ頂けると幸いです。
コメントありがとうございました。
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