院長室の窓

院長からのメッセージ

2010年1月4日朝礼 院長談話より

2010年01月04日 | メッセージ
2010年1月4日 院長談話

寅年の初夢

人間は夢を食べないでは生きて行けない動物です。病院も人間と同じで、夢がなくてはやっていけません。夢の中でも初夢は一番効き目があります。夢の不思議さは、見ようと念じないと見ることが出来ないことで、見れば現実になることです。ドリカム〔DREAM COMES TRUE〕現象ですね。
 
今年寅年に見ようと念じている初夢はいろいろあります。一番目は、昨年新しくした最先端の64列CT装置を用いて、最先端の医療技術と言える「仮想大腸内視鏡検査」を当院の得意技にしようというものです。これが出来ればこれまで怖がられ、敬遠されてきた大腸の検査が、より安全に、より楽に出来るようになります。がん検診に使えば多くの市民だけでなく、東京あたりからも希望者が来て下さると思います。

二番目に見たい夢は、このお正月に新しく導入した最新のMR装置を用いて、これまで出来なかった、体に負担のかからない色々な検査、そのなかでも特に心臓と血管の安全で楽な検査を実現することです。この技術も、特に検診・ドックで大活躍するでしょう。

三番目は乳腺検診に積極的に超音波検査を取り入れ、嫌われているマンモグラフィーに代わって、乳がん検診を活発にさせるというものです。

この際欲張って四番目の夢も見てしまいたいものです。これは「総合医―ホスピタリスト」をこの病院で育成しようという最大の夢です。この夢は見果てぬ夢でなくて、見続ける夢になるでしょう。

  以上