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シンガポール蘭園

2011-02-20 23:18:26 | マレー半島 花の旅

  

 ホットドッグで腹ごしらえを済ませ、はやる気持ちでラン園の入園券を購入しました。入園料は5$ですから330円程度です。

 

 ゲートを潜ると、正面の噴水の上でフラミンゴのモニュメントが羽を休めています。

 

 園内の順路に沿って歩き始めましたが、黄色い花を咲かせたバンダ属と思しきランやピンクのデンドロビウムらしきランにも名札がありません。

 え~、それはないんじゃない。

 だって、ランは2~3万種類以上もあると言われているのに、名札を付けてくれなかったら、私にはお手上げです。

 

 

 

 「だってそうでしょう。何かと同じで、ただただ綺麗なだけなら、三日も見てたら飽きちゃうよ。」

 などと悪態をつきながら、それでも時々目にする、ランの根元の小さな名札を確認しつつ園内を進んで行きました。

 多分海外の方だと思える、相当にランが好きな様子の親子のような男女が、私と付かず離れずのペースで進んで行きます。

 

 

 そうやって暫くすると、VIPオーキッドガーデンという場所に出ました。

 そこのランには一つ一つに説明板があり、その表示内容を読み進んで行くと、中の一つにRenantanda Akihitoの名が記載されていました。

 え!アキヒト! そうなんです、ここは世界中のVIPがシンガポールを訪問した際に、歓迎の意を込めて新種のランにそのVIPの名を付けて展示していたのです。

 Renantanda Akihitoは天皇陛下が1970年にシンガポールを訪問した際に名付けられた新種のランなのだそうです。

 

 

 そして、少し離れた場所で見つけたランがこれです。

 このランに付いていた名前は Dendrobium Bae Yong Jun 。

 そうです、ぺ・ヨンジュン。

 いやはや、思わず笑ってしまいました。何とも愉快ですね。

 やっぱり植物園では、植物に名札や解説があれば、楽しさは倍増しますね。

 

 

 この後も、山岳地帯に生育するランを低温状態で展示したクールハウスという場所や、美しいハチドリが飛び交う姿を存分に楽しんで、ラン園を後にしたのでした。

 

 

                 

 

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