心のままに

自分らしく、素直に

いい体験

2012-02-27 | 茶道

先週末は地域の公民館祭り。
師匠がサークル活動の講師をしている縁で
助っ人でsoukeiも参加しました。

 

 

 

ロビーに急ごしらえの立礼席をこしらえました。
師匠持参の紅白幕と野点傘で
すっかり風情が整いました。

和室とは異なり気楽に入って頂けたようです。
赤ちゃんを背負ったおばあちゃん。
小さいお子さん連れの若い今どきのご夫婦。
「お抹茶は好きです」と
福祉施設の洋菓子販売の手伝いをしていた
青年もエプロン姿のまま
「美味しい」と言って飲んでくださいました。

 

 

 

 

 

こちらの公民館で初めての試みで
しかも師匠は本調子でなかったので
和室の席から動けませんでした。

 

 

 

 

 

当初の不安をかき消すべく
本当に楽しくて、勉強になる一日でした。

 

 

 

 

 

ご一緒に席を担当した同社中の先輩
公民館サークルの師匠のお弟子さんとの
4人のチームワークも隙がなく
私もメンバーの中でわずかながらでも
協力できたのではと思っております。

 

 

 

 

 

いつになったらsoukeiの社中で
お客様をお呼びして茶会が出来るかしら。

 

 

 

 

茶事は「亭主、八分の楽しみ」と言われます。
ミニ茶会でもそれにしかり、ではないでしょうか。 


美味しいものは幸せ

2012-02-22 | 料理

 

平日の午後、比較的時間のある
主婦3人で、「おばちゃん会」もとい「女子会」で
「河豚を堪能しよう会」を開催しました。

 

短大の同級生
MDRちゃんの実家は徳山の鮮魚屋さん。
仕入れ先はそちら。
届いたトロ箱を開けて感動しました。

 

 

 

 

MDRちゃん、自家製のポン酢や橙も
沢山入れてくださって
おばちゃんもといレディーな3人は
「美味しい!!!」「美味しい!!!」「美味しい!!!」と
感動しっぱなしです。

 

soukeiはお初に頂きました。
MDRちゃんのご指南で
河豚刺しも河豚ちりも、本当にたとえようがなかったです。

 

 

 

 

ポン酢で河豚刺しを頂くのが王道のようです。
ご指南通りチャレンジしてみた
オリーブオイルにお塩をいれたのも
驚きのマッチングでしたね。

 

 

 

 

もちろん今晩の夫の食卓も
河豚、河豚です。

 

 

 

 

あぁ~できれば毎年お願いしたい・・・・・・
2年に一度とかでもいい。

 


今月の料理教室

2012-02-21 | 料理

今月のお料理教室。

向付   太刀魚の炙り・うるいの酢味噌掛け

お汁  大根と白玉

煮物椀  鱈しんじょう

焼き物  平目

預け鉢  法蓮草と大根の胡麻和え

八寸  粟麩・芹

 

綺麗な太刀魚がとても美味しかったです。
皮目を付けたままお造りにし
さぁっと、直火で皮目を焼きました。
コントラストが美しかったです。

 

 

 

うるいはスーパーでよく見かけますが
酢味噌で和えたり
根元に近い部分は、油で焼いたり
天ぷらにしたりすると
ほくほくして美味しいそうです。

 

 

山芋きんとん。
真っ白で、優しいお味で最高です。

 

 

 

お目汚し・・・・・

 

soukeiのリベンジ編、薯蕷饅頭です。
前回よりもシルエットはそれらしいです。
餡は既製品。
えくぼ薯蕷というところでしょうか。
食紅でおしゃれしました。

 

 

 

皮が難しいですね・・・・・
再々チャレンジあるのみです。


肉食系

2012-02-20 | 料理

お部屋の中で花が咲きました。
百花に先んじて花をつける梅
魁という異名を持っています。

 

念願かなって作ってみたローストビーフです。
肉食系おばさんのsoukeiの好物の一つ。

スーパーで手ごろな大きさのお肉があったので
えいやぁ~とチャレンジ。
お利口さんな最近のオーブンレンジのおかげで
手間知らずでした。

 

 

 

 

私は肉に塩、胡椒、すりおろしにんにくを刷り込んで
タコ糸で縛っただけ。

 

 

 

美味しかったです。
クリスマスかお正月の定番料理に
是非加えたい一品です。

 

 

 


圧倒的な美

2012-02-18 | 茶道

こちらの図録は1998年4月から7月の3か月間に
大阪市立東洋陶磁器美術館の所蔵する
安宅コレクションより122点の作品を選び
山口県立美術館、愛知県陶磁資料館
栃木県立美術館にて
巡回展が開催された時に購入したものです。

 

 

 

 

大阪市立東洋陶磁器美術館は
旧安宅産業が収集し
住友グループ21社にて大阪市に寄贈された
陶磁器を中心とする
中国・朝鮮陶磁器に関する世界屈指のコレクションです。

 

 

 

 

 

安宅英一氏の美意識に適った1000点の作品のうちには
2点が国宝、12点が重要文化財、7点が重要美術品に
指定されています。

国宝のひとつ
「飛青磁 花生」
龍泉窯 元時代13~14世紀
(「安宅コレクションの秘宝」 朝日新聞社 より )

 

 

 

 

 

まじかにこの作品を見たときは
衝撃を受けました。
感動的でした。

 

 

 

 

 

飛青磁はあまりにも有名で
茶道具にも似た意匠のものがあり
実家にも似た(実は似ても似つかない)花生がありました。

 

 

 

 

 

しかし実物を見たときに
模倣品は模倣品にもならない!!!
とその美しさに、気高さに惹きこまれました。

 

 

 

 

 

本物には他を圧倒するオーラかあるようです。
人間として本物になれれば最高ですが
せめて偽者にならぬように、と心掛けたいものです。


惹きこまれました

2012-02-16 | お出かけ

県内の美術館で開催中の
「浅川伯教・巧 兄弟の心と眼」の展観に出かけてきました。

 

 

 

 

朝鮮半島李朝時代を中心に
兄弟で収集した器が多数展示されていました。
自筆の絵、今のソウル近郊の様子や
窯の築かれた山の様子や
器のスケッチ
収集した作品、足を運んで調査した結果をまとめた
冊子など
彼らがいかにその時代の器に深い情熱があったか
垣間見ることが出来ました。

 

 

 

 

素朴で力強い白磁や刷毛目、青磁の
当時は生活品として使われていたであろう
それらに、私も引き込まれるような魅力を感じました。

 

 

 

 

 

柳宗悦、河井寛次郎らとも親交があり
彼らも兄弟を訪ね
李朝の陶磁器を語り合ったのでしょうか。
県が誇る浜田庄司、島岡達三らの作品にも
影響を与えているようです。

 

 

 

 

韓流の時代劇ドラマも
また違った視点から楽しんでみましょうか。


とび梅

2012-02-10 | 茶道

 

鎌倉の豊島屋さんの
季節のお菓子が入った容器です。

梅の形の落雁です。
まあるい小粒は梅干しのようなお味。

天神さま、すなわち菅原道真公は
その優秀さと899年右大臣へ出世し
左大臣の藤原時平一家に恨まれ
九州に大宰府に左遷されたのです。
903年異郷の地にて亡くなります。

 

 

 

その後都では藤原一族の急死
雷や干ばつなどの天災、疫病の流行
治安紊乱、流言飛語の横行などが続き
道真の怨霊のなせる業と人々は恐れたのです。
また、禁中にたびたび雷が落ち
多大な被害をこうむる中
道真の御霊の仕業と考えられ
それを雷神、天神とみなされるようになりました。
その御霊を鎮めるために
官位を与えたり天神として奉り
大宰府天満宮、北野天満宮の創建となったのです。
生前の道真の威光をしのび
学問の神様として今日奉られています。

(淡交平成16年2月号より 淡交社出版)

 

 

 

 

 

都の菅原道真邸にあった梅の木を
二度と観ることが出来ぬと
「東風ふかば においおこせよ梅の花 主なしとて 春をわするな」と
都に家族を残し離れるその胸中を詠んだのです。
またその梅の花は
はるか離れた大宰府に根をおろし花を咲かせたと
スーパーイリュージョン的な伝説もあります。

 

 

 

 


菅公様、今年も受験生の味方でいてくださいませ。


帯の主張

2012-02-08 | 着物

いつものようにお下がりの帯。

私が年中着物を着ていられるのも
お譲り下さる方がいらっしゃるから。

 

 

 

時々、いろんなご縁で「着て頂戴」と
手元に届きます。
とっても嬉しくていつもありがたく頂戴し
大事に着させていただいております。


 

こちらのピンクの帯は友人の叔母様から。
渋好みの友人は、soukeiに似合うのではと
譲ってくれたのです。

 

 

 

 

締めてみるとこちらの帯
ちゃんと自分を主張してくれました。
着物もそうですが
どちらのどういったお品か分からなくても
体に纏うとわかります。

 

 

 

柔らかくて軽くてしっかり締り
絹なりの音も静かで
良い帯でした。

 

 

 

 

古いデザインですが
やはり昔のお品は素材が良いです。
糸、染め、織どれもこれも
着用具合に影響します。

 

 

 

 

今度はどんな着物に合わせましょうか。
頂き物の帯に合わせて
着物を新調するわけにいかないのが残念。


手作り和菓子にチャレンジ

2012-02-07 | 和菓子

かなり形状がいびつですがその正体は
薯蕷饅頭です。

 

 

 

 

 

初チャレンジで自宅で作ってみました。
お味は、市販品の漉し餡に助けられ
まぁまぁでしたが
皮の生地がゆるかったのでしょうか。
耳たぶより少し軟らかいくらい
生地をちぎると「ポン」と音がするくらい
とレシピにありましたが、加減が悪かったのでしょう。

 

 

 

 

 

友人宅に持って行きましたところ
「美味しい!」と言って頂けました。

 

 

 

 

再チャレンジありです。
その一言が私を奮い立たせてくれました。
ありがとう。


やっぱり和

2012-02-04 | お薦めのお土産

お江戸のデパ地下は楽しい。

本日は「たねや」さんの、近江大福と赤米大福。

 

 

 

もちもちなうるち米の皮と上品な甘味の漉し餡。
あぁ~洋菓子にはないこの安堵感。

 

 

 

こちらのような美味しいものを提供しして下さる菓子匠には
ただただ感謝申し上げます。