阪神３－４Ｘ横濱 （横濱）

先發投手は、阪神が下柳、横濱が吉見。

初囘、金本のタイムリーで１點先制。
下柳がどれだけ踏ん張れるか、そして阪神は下柳が失點を許す前に追加點を取れるか、それが勝負の分かれ目になりさうだ。

３囘裏。
２アウトから野中にヒットを打たれ、さらに内川の２ランで１－２と逆轉されてしまふ。
これはまづい・・・

４囘裏。
先頭の佐伯にライトぎりぎりにライナーで飛込むソロホームランを打たれて、１－３と２點差。

結局、下柳は６イニング投げて被安打４にも拘らず、そのうち２本がホームランで３失點。
７囘からダーウィンが登板し、８囘２アウトまで。
８囘の３アウト目をとるべく江草が登板したが四球を出して、久保田が８７試合目の登板、相川を３壘ゴロに打ちとつた。

一方、阪神は８囘に赤松が１壘内野安打で出壘し、盜壘を決めて、シーツのタイムリーで１點。
２－３と１點差に追ひ上げた。
そして、９囘表には、先頭の矢野がクルーンから２ベース。
クルーンはこの１打であせつたのか、藤本、代打・檜山と連續四球を出して、ノーアウト滿壘。
阪神にとつて大きなチャンスが巡つて來た。
鳥谷がレフトの頭と越えやうかといふ大きなフライを打ち上げ、これが犧牲フライとなり同點。
依然として１アウト２壘１壘のチャンスが續いてゐたのだが、赤松がショートフライで２アウト。
櫻井はショートへの内野安打で２アウト滿壘となり、打席には金本。
ここが最大の山場であつた。
しかし、金本はフォークボールを空振り三振。

延長１０囘裏、マウンドには９囘から引續いて藤川。
１アウトから村田にレフトにヒットを打たれたものの、佐伯を見逃し三振。
ただし、その際に１壘ランナーが盜壘成功し２壘へ。
２アウト２壘で打席には吉村。
１壘が空いてゐるが、藤川は吉村と勝負。
しかし、勝負してゐるわりには、外角球が多い。
カウント２－３からの９球目のフォークがど眞中に入つたところを痛打され、レフトへのサヨナラ・タイムリーとなつてしまつた。

球兒が打たれたのでは仕方がない。
でも、敢て云ひたいのは、どうせ勝負するなら、インハイのストレートを投げて欲しかつた。
彼の持ち味はストレートなのだ。
ストレート、それもインハイのストレートを打たれたのなら諦めもつく。
フォークの甘い球がど眞中に入つて打たれたのでは、あまりに悔しいではないか・・・

もう、優勝の目は完全にないと云つても良いだらう。
でも、せめて２位、少しでも上を目指して、最後まで頑張つて欲しい。


横浜　横浜X阪神　21回戦（横浜 8勝 13敗 0分）

【勝利投手】　川村 3勝1敗
【敗戦投手】　藤川 5勝5敗43S
【本塁打】
横浜： 内川 7号2ラン（3回 下柳）、佐伯 15号ソロ（4回 下柳）
【継投】
阪神： 下柳 → ダーウィン → 江草 → 久保田 → 藤川
横浜： 吉見 → 木塚 → マットホワイト → 加藤 → 那須野 → クルーン → 川村


Yahoo!スポーツ プロ野球


＜２００７年ナマ觀戰・試合結果＞

８勝６敗

○　 3/31 開幕第2戰：阪神３－２廣島_（京セラＤ）

×　 4/21 阪神２－５讀賣 （甲子園）

×　 5/5 阪神０－２廣島 （甲子園）

○　 5/19 阪神６－０廣島 （甲子園）

×　 6/9 阪神１－４オリックス （甲子園）

×　 7/16 阪神２－４讀賣 （甲子園）

○　 7/18 阪神５－３讀賣 （甲子園）

○　 7/29 阪神９－４横濱 （甲子園）

○　 8/2 阪神６－５ヤクルト （甲子園）

○　 8/17 阪神３－１廣島 （京セラＤ）

○　 9/1 阪神５－２ヤクルト （甲子園）

×　 9/14 阪神５－７中日 （甲子園）

○　 9/17 阪神４－１讀賣 （甲子園）

×　 9/19 阪神１－１１讀賣 （甲子園）