この記事を讀んで、どう思ふか。
「JR東日本の安全管理はなつてゐないのではないか!」
さう、怒る人も多いだらう。
もちろん、私もその一人でもある。
しかし、私の場合は、まづ呆れてしまつた。
JR東日本にではない。
この、ベビーカーを押したままで驅込乘車をしようとした母親に、だ。
驛の構内放送では、イヤといふほど、「驅込乘車は危險ですのでやめませう」といふ主旨の放送が流れてゐる。
そんなことはあたりまへなのに、喧しいほど流れてゐる。
人を馬鹿にするのもたいがいにせえよ、といふほど流れてゐる。
それなのに、かういふ母親がゐる。
私は自己責任だと思つてゐる。
でも、幼い子供やまして赤ん坊ともなれば、話は違ふ。
まづは母親(もしくは父親)の責任なのだ。
赤ん坊の命を賭けてまで、その電車に乘る必要があつたのだらうか?
JR東日本はさらに安全管理を徹底してほしい。
しかし、私たち利用者は常識をもつた行動を取りたいものだ。
そのマナーを逸脱するのであれば、それなりの覺悟をもつて逸脱されるがよろしい。
この事件の教訓は、ひとりJR東日本にあるのではなく、利用者である私たちにもあるのだといふことを決して忘れてはならない。
2センチ以下検知せず、車掌も気づかず ベビーカー事故(朝日新聞) - goo ニュース
山手線、ベビーカー引きずる 赤ちゃんら3人けが(朝日新聞) - goo ニュース
ベビーカー挟み電車発進、4か月男児と母軽傷…JR神田駅(読売新聞) - goo ニュース
ベビーカーを挟んだまま発車 山手線で4カ月男児が軽傷(共同通信) - goo ニュース
「JR東日本の安全管理はなつてゐないのではないか!」
さう、怒る人も多いだらう。
もちろん、私もその一人でもある。
しかし、私の場合は、まづ呆れてしまつた。
JR東日本にではない。
この、ベビーカーを押したままで驅込乘車をしようとした母親に、だ。
驛の構内放送では、イヤといふほど、「驅込乘車は危險ですのでやめませう」といふ主旨の放送が流れてゐる。
そんなことはあたりまへなのに、喧しいほど流れてゐる。
人を馬鹿にするのもたいがいにせえよ、といふほど流れてゐる。
それなのに、かういふ母親がゐる。
私は自己責任だと思つてゐる。
でも、幼い子供やまして赤ん坊ともなれば、話は違ふ。
まづは母親(もしくは父親)の責任なのだ。
赤ん坊の命を賭けてまで、その電車に乘る必要があつたのだらうか?
JR東日本はさらに安全管理を徹底してほしい。
しかし、私たち利用者は常識をもつた行動を取りたいものだ。
そのマナーを逸脱するのであれば、それなりの覺悟をもつて逸脱されるがよろしい。
この事件の教訓は、ひとりJR東日本にあるのではなく、利用者である私たちにもあるのだといふことを決して忘れてはならない。
2センチ以下検知せず、車掌も気づかず ベビーカー事故(朝日新聞) - goo ニュース
山手線、ベビーカー引きずる 赤ちゃんら3人けが(朝日新聞) - goo ニュース
ベビーカー挟み電車発進、4か月男児と母軽傷…JR神田駅(読売新聞) - goo ニュース
ベビーカーを挟んだまま発車 山手線で4カ月男児が軽傷(共同通信) - goo ニュース
「駆け込み乗車」であろうと良くぞ書いてくださいました 爺もその様に思いそっと書きました
心強く思いTBさせてもらいました
コメント、どうもありがたうございます。
また、時々TBも頂き、感謝してゐます。
最近、自分の過失を棚にあげて、自分の被つた不利益を他者への責任に轉嫁するやうな風潮があるやうに感じてゐます。
この事件の場合、大事にならなかつたからよかつたですが、JR東日本を非難するまへに、この母親の姿勢に疑問を感じてしまひました。
これは、警報機が鳴つてゐる踏切をクルマで突つ切らうとする行爲に似てゐます。
赤ん坊のことを考へると、それ以上に無責任で無謀な行爲ではないかと思つてしまひます。
ベビー・カーの前輪が挾まるといふことは、締まりかけてゐるドアに突撃?したとしか思へない状況ですからね。
人のふりみて我が身を正せ、といひますが、この事件をもとに、今一度、自らを振り返つてみることが必要なのではないかと思ひました。
拙僧が敬愛して止まない“闘う哲学者”中島義道博士は、『うるさい日本の私』にて、このような放送を誰も聴かないのに、責任逃れのために流している無意味な行為だとして断罪しています。もし今回の一件が、無理な乗車による事故だったとすれば、この説は実証されたことになりますし、御指摘のように「そのマナーを逸脱するのであれば、それなりの覺悟をもつて逸脱されるがよろしい。」ということで、拙僧も宜しいかと存じます。
コメント、ありがたうございます!
驛はうるさいほどにいろんな放送を流してゐますね。
なかには目の不自由な人への配慮のために流してゐるものもあるかもしれません。
でも、こと「驅込乘車」については、少なくとも目の不自由な人のためではなささうですね。
今囘の事故、「驅込乘車」の定義にもよりますが、實際に驅込んでゐないとしても、餘裕のない行動だつたのではないかと推測されます。
前輪が挾まつて引きずられるといふことですから、ドアが締まりかけてゐる状態でベビーカーをドアに進入させたといふことでせう。
母親が命懸けで乘るのは結構ですが、赤ん坊を道連れにしてはいけません・・・
非常ボタンで止まって良かったです。ベビーカーで駆け込み乗車は想像もしたことないです。
神田駅はドアが閉まるとき、あまり大きな声での放送はなかったと記憶しています。駅員も見かけたことないです。通勤に慣れている方が多い駅、油断もあったかも知れません。通勤の時間でもなく、なぜこんなことが起こるのか?驚いちゃいます。母子、助けてくださった方も軽症で済んで良かったですね。そのまま走って救出されなかったと思うと、ぞっとします。
助けてくれた男性、車内から非常停止ボタンをおした人、まだまだ日本も捨てたものではありませんね。
これからチョクチョク覗かせていただきますね。
コメント、どうもありがたうございます!
唐突なTBをお許下さいまし~
ブログを徘徊したところ、JRの安全確認ミスへの非難だけといふもの、JRへの警鐘+母親への非難、母親への非難だけとおおまかに3種類あるやうでした。
JRへの非難だけといふのは半分程度。
あとの半分は何らかのカタチでこの母親への疑問や非難を記してゐます。
まだまだ、常識を失つてゐない人が半數はゐるのだと思ひ、少しほつとしました。
トラバありがとうございます。
仙丈様のブログ拝見させていただきました。
おっしゃる通りです。
今回の場合はどのような状況であったか解らないのでなんともいえませんが、利用者もしっかりしなければと感じております。
JRへの避難は当然としても、マスメディアは利用者マナーに対してもしっかりとした意見を出してほしいものだと感じております。
コメント、どうもありがたうございます。
ああいふ事故があるとマスコミはJRだとか、國だとか、地方行政だとか、警察だとか、公的なにほひのするところに非難を持つてゆきがちです。
そして、私たちもさうださうだと附和雷同しがちだと思ひます。
でも、ふと立ち止まつて考へると、利用者の側に非はないのだらうか、といふのが私の疑問でした。
ご贊同ありがたうございます。