仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

映画『コーヒーが冷めないうちに』

2020-04-27 21:00:00 | ドラマ、映画
 
録画しておいた映画『コーヒーが冷めないうちに』を観ました。

めちゃ簡単に紹介すると、過去に戻る物語。
ただし、戻れる時間はコーヒーが冷めないうちだけ。
過去に戻っても、過去に起こった事柄は変えられない。
でも、人の心は変えられる。

この映画、キャストが凄い。
主演女優は、有村架純。
過去に戻って母に会えた時の涙を流す表情がいい。

脇を固める女優陣も素晴らしい。
母を演じたのは石田ゆり子。
「幽霊」となっていつもの席にいる時の無表情と、過去に戻ってきた娘に会った時の母としての表情のギャップが素晴らしい。

他には、吉田羊。
この人もぼくの好きな女優さん。
交通事故で亡くなった妹に会いに行って、なんとか妹が事故に遭わないようにと必死に妹に叫ぶシーンの表情がいい。

さらには薬師丸ひろ子。
若年性アルツハイマーで夫が誰かわからなくなっている。
その夫を演じるのが松重豊。

なんて豪華なキャスティングなんだろう!

過去に戻るには、有村架純が演じる「時」という娘が淹れたコーヒーを飲まなくてはならない。
というのも、「時」の直系の女性が淹れたコーヒーしか過去には戻れないから…
では、有村架純が過去に戻るにはどうしたら良いのか。
母が淹れたら良さそうに思えるのだが、おそらく母は「幽霊」だから淹れることが出来ない設定なのだろう。
とすれば…

というわけで、一風変わったタイムトラベルものになっている。
ストーリーもさることながら、ぼくには女優陣の演技の素晴らしさが印象に残ったのでした。

だって、石田ゆり子も吉田羊も薬師丸ひろ子も好きなんだもの!




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