阪神２－１中日/ 井川が好投し、ドラに２連勝！

京セラドーム大阪での中日戰第２戰。

嫁はんが２時間竝んでゲットしてくれたチケットだが、中日ファンの嫁はんは見に行かないといふ。
どちらが勝つても愉快な状況ではないだらうといふ讀みらしい。
確かに１壘側のタイガースファンのなつただなかでドラの應援は出來まい。
といふわけで、嫁はんの親父さん、つまり義理父と出掛けた。

座席 は１壘ベースが目の前。
フェンスから數へて３番目といふ、臨場感に溢れたシートだ。
フェンスの網目が氣になつたが、望遠レンズで撮影すれば見えなくなる。
２シート挾んで通路なのだが、そのシートに人が來なかつたので、途中からそのシートに移動した。

さて、肝腎の試合内容だが、これはもう最高！
阪神の先發投手は井川 。
中日はかつての虎キラー、山本昌。

５囘終了までは山本昌に押さへこまれて、わづか２安打。
それも、初囘の 先頭・關本 と、 ３番濱中 のヒットだけ。
２囘から５囘まではパーフェクトに押さへこまれた。
しかも６囘には井川がウッズにホームランを打たれて０－１となつてしまふ。

しかし、６囘裏。
野球は２アウトからといふ格言通りに、 赤星が３壘線にバントヒットを決めて 、口火を切つた。
續く濱中がライトに２ベース。
スタートを切つてゐた赤星が生還し同點。
さらに、 金本がライトに２ベースを打ち、 濱中が生還して逆轉、２－１となる。

７囘まで井川が投げたあと、 ８囘はウィリアムス 、 ９囘は藤川。
それぞれランナーは出したものの、後を抑へて仕事を果たしてくれた。

ヒーロー・インタビューは、同點タイムリーの濱中、逆轉タイムリーの金本。
もちろん、それに異存はないのだが、私としては、バントヒットで口火を切つた赤星の殊勳を讚へたい。
もちろん、エース井川の好投も素晴らしかつたし、Ｊ＆Ｆもよい仕事をしてくれた。
ただ、２アウトからチャンスを創つた赤星なくして、けふの勝利はないだらうと思ふ。

これで中日相手に２連勝で、ゲーム差は１。
けふ勝てばゲーム差０となる。
先發はダーウィンだといはれているが、ダーウィンの力投に期待したい。


【勝利投手】　井川 8勝5敗
【敗戦投手】　山本昌 4勝5敗 【セーブ投手】　藤川 3勝0敗9S
【本塁打】
中日：ウッズ 20号ソロ（6回 井川）

【継投】
中日：山本昌 → 高橋聡 → 鈴木
阪神：井川 → ウィリアムス → 藤川


タイガース今季通算成績：４８勝３４敗２分 （殘６２試合）