阪神１１－２讀賣/ 下柳の粘投でタイガース４連勝！

阪神の先發は下柳。
讀賣は内海。
兩投手ともに相手チームに相性が良い。
どちらの相性の良さが優るかといふゲームである。

初囘、下柳はいきなり失點。
それも先頭打者に２ベースを打たれ、２番打者に四球を與へるといふ、最惡の立上がり。
３番・高橋こそ三振に打ちとつたものの、４番・李にタイムリー。
どうなることかと思つたが、５番・小久保の打球はショートライナー。
３壘走者が飛び出してゐたお蔭で、併殺することが出來た。

１點のリードを許した直後の２囘表。
金本が四球を選び、濱中が２ラン。
この２ランが試合の流れを決めた。
その後は下柳もヒットは打たれるものの、要所を抑へて得點を許さない。
結局、７イニングを投げて被安打７ながら１失點といふ粘りの投球を見せてくれた。

４囘には矢野の打球がエラーを誘ひ２得點。
５囘には濱中のタイムリーで１得點。
６囘にはなんと藤本の３號ソロで１得點。
８囘には１アウト滿壘から、打撃不振の赤星の２點タイムリーと關本の２點タイムリーで４得點。
９囘には矢野の３壘ゴロの間に１得點。

タイガース打線は１２安打で１１得點といふ、じつに效率のよい攻撃だつた。

８囘は江草が登板、小久保にソロホームランを打たれて１失點。
江草は、左打者には素晴らしい投球をするものの、右打者には嚴しい攻めを出來ずに打たれることが多い。
この點をなんとかしないと、先發投手は任せられないのではないだらうか。

９囘は居眠りをしてゐて見てゐない・・・
でも久保田が抑へたらしい。
９點差あれば久保田が出て來ても安心だ。

林威助はせつかく代打で出して貰へたのに、讀賣の根性なしの外人がびびつて四球。
あそこは絶對、ウェイツが決めてくれると思つてゐたのに・・・
ええい！根性なしめ！

さて、氣になる神宮は・・・
をを！
ヤクルトが７－５とリードしてゐる！
そのまま頑張れ！


【勝利投手】　下柳 11勝11敗
【敗戦投手】　内海 12勝12敗 【セーブ投手】
【本塁打】
阪神：浜中 18号2ラン（2回 内海）、藤本 3号ソロ（6回 野間口）
巨人：小久保 18号ソロ（8回 江草）
【継投】
阪神：下柳 → 江草 → 久保田
巨人：内海 → 野間口 → グローバー → 前田


タイガース今季通算成績：７４勝５５敗４分 （殘１３試合）

次囘觀戰豫定は９月２６日の廣島戰。
それまで全部勝て！


＜追記＞
ヤクルトが７－５で中日に勝つた！
これでゲーム差は４ゲーム。
來週末の直接對決までタイガースが勝ち續ければ・・・
むふふふ・・・