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母なる証明 / Mother

2009-11-02 23:08:12 | 劇場&試写★6以上

 

 


「殺人の追憶」「グエムル 漢江の怪物」 でも高い評価&注目を浴びるポン・ジュノ監督の最新作。
ある罪を問われた息子を守ろうとする母親を描いたミステリーサスペンス!
ってことでかなり楽しみにしてました★
NY国際映画祭やカンヌ映画祭でも上映済み!


女子高生殺人事件の謎を解いていくミステリーものではあるけど、
映画の焦点、一番のみどころとなっているのは
一心に息子を思う母親の常軌を逸した心理と行動

5年振りの復帰となるウォンビン。

子供そのまんまのような、純粋さを持つ、知的障害の青年を見事に演じていて
素晴らしいのに加え、注目なのは

韓国の母(占い師じゃないよ)と言われるキム・ヘジャ
この人の名演なしではこの映画成り立ちません!!

 漢方薬店で働きながら一人息子のトジュンを育て上げた母。
役名はありません、ずばり母。
原題同様に、どこにでもいる、ひとりの母親であることの象徴、、、、、、。




静かな田舎町。トジュンは子どものような純粋無垢な心を持った青年。
漢方薬店で働く母にとって、トジュンの存在は人生の全てであり、
いつも悪友のジンテと遊んでいることで心配の絶えない毎日だった。
ある日、女子高生が無惨に殺される事件が起き、容疑者としてトジュンが逮捕されてしまう。
唯一の証拠はトジュンが持っていたゴルフボールが現場で発見されたこと。
息子が殺人など犯すはずがないと信じている母は、
自ら真相を突き止めるべく、奔走するのだが、、、?




8/10(80点)






観た直後より、あとでじわーっとくる作品ってある。
今作はそんな感じでした。

オープニングとラストシーン いつまでも焼きつく残像、、、、

とにかく、この最初と最後が気にいって
それと やっぱりおばさんがイイ!! 


始まってすぐ、ススキ野原で一人踊る(舞う)母の姿をカメラはじっくり捉える。
そのダンスがかなり独特で、バックに流れる曲にはぜんぜん合ってない。
きっとあとでこのシーンに繋がるんだろうな、と思っていたら
やっぱりあとでなぜあんな舞いをしていたのかが明らかに。

監督・原案・脚本、ポン・ジュノ。
東京を舞台に、世界の監督3人が撮ったオムニバス「TOKYO!」では
起用でコメディタッチのちょっと不思議なラブストーリーを作りあげた。



数年前、ケヴィン・ベーコンが妻を起用し、日本でも単館で劇場公開した監督作「LOVER BOY(バイバイ、ママ)」も
同じく母親の深い愛ゆえに起きる母親の異常な愛を描いた映画だったな。
(ほんとに小さい子供だし内容は全然違うけど)
いつまでたっても親にとって、子供は子供。

どんなことがあったって、親は子供を守りたいだろうし
何をしたって信じたい、味方でいたいものなのだ。
それを、強く感じる。

息子が外でおしっこしてるとき横でのぞき込んだり
一緒に寝たり、この母の行動がとにかく興味深くて面白い。


ひき逃げ犯、ベンツの車とかそんな簡単に見つけられるか?とか
お金はどこで用意したの、(貯金か?)とか
勝手に人の家侵入した上、あそこで見つからないのはおかしい!とか
廃品集めるじいさん、なんで黙ってるの、とか。。。
警察は何にもやらなさすぎ!とか。


観てる最中は、ええ~?とかつっこみがあったりしながらも目離せない。

そんな、つっこみたくなる部分を打ち消すほどの全体の持つこの作品の、何とも言えない凄み。
さりげなく、凄い。

後半での伏線の活かし方が素晴らしい。
息子を思うあまりに母親のとった行動。
よく現実の事件でも、カッとなって、というのが犯行動機としてニュースになるけど
衝動的なものなんだろうな、、、、
それは理解は出来ても、その行動はやっぱり尋常じゃない。

家を燃やして、野原に戻って最初に繋がった時点で終わりだと思ってた。
それだけなら普通のサスペンスになってしまうところを、
あのラストシーンになるところがやっぱり本作が評価されてる部分なんだろうな。

完璧に、母を演じ切ったキム・へジュに拍手です


比べるのも違うんだけど、
これまでのポン・ジュノ監督作の中ではいちばん良かった~



公式サイト
Mother   2009   韓国   129min
10月31日より、公開中~


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10/27 来日記者会見
観てるとき、日本にも似てる女優さんいたなぁって思いながらも
実は綺麗な人なんだろうな~と思ったけど、素顔はやっぱり綺麗な母でした


ウォンビンくんは、線の細いか弱い王子様的イメージ(本当のところは知らないけど)




「ボクの映画で初めて起用したイケメンです」って監督そりゃないよ~
数本に出たソンガンホがかわいそう




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46 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
観たのね~^^ (KLY)
2009-11-02 23:41:28
5年ぶりのウォンビンはぐっと大人になった感じがしました。でもあの澄んだ瞳はそのままでしたね。で、ウォンビンも良いんだけどキム・ヘジャさん。こういっては失礼だけど見かけは普通のそこらのおばさんぽいですよね。^^;むしろウォンビンの追っかけの日本人のなかにいそうな。(笑)でもあのすごい存在感にはグイグイひきこまれちゃいました。
migさんの言うとおり、最初と最後、もうこれに尽きます。参りました。><b
Unknown (Miki)
2009-11-03 00:22:35
そうか~。これ良かったんですね。機内で見ようかと迷ってたのに~次には見ます。今日は「This is it」見てきました~♪ほんとに、ライブそのものというかんじで、migさんのオススメがなかったら行ってなかった。ありがとう!うちは今インド駐在なんで、こんなにいいものをたったの70ルピー(150円)で見ていいのかと申し訳ない気分になりました。でも、インドのお客様、ノリがいいので、ほんとにライブみたいに盛り上がって楽しかったです。
おはようございます (タケナカ)
2009-11-03 08:59:09
気になりますね、これは。
「チェイサー」や「殺人の追憶」韓国のこういったミステリーものって見応えあってよく出来た作品が多いですよね!

ゴルフクラブ (えい)
2009-11-03 16:20:47
こんにちは。

あのゴルフクラブの使い方が上手い。
ゴルフ場の池でのカメラワーク、
そしてそれを盗み出すときのサスペンス。
もう、ミスリードのお手本ですね。
母と息子 (ノルウェーまだ~む)
2009-11-03 18:09:25
migちゃん、おはよう♪
すっごく気になる映画と思ったら、やっぱりいい映画なのね。
母が息子を守ろうとする気持ち、なんだか解るなぁー
昨日も息子を持つママ5人でお喋りしてたんだけど、娘をもつママとまたちょっと違う雰囲気があって、面白かったよ。
母は強し!だね。
ウォンビンくん、ポン・ジュノ監督。 (BC)
2009-11-03 20:12:09
migさん、こんばんは。

ウォンビンくんはあまり瞬きをしていなかったので
集中力のある俳優さんだなぁ~と感じました。

ポン・ジュノ監督はジャンルの幅が広そうですね。
(私的には『ほえる犬は噛まない』が一番好き。)
ポン・ジュノ (にゃむばなな)
2009-11-03 20:31:24
この監督の作品鑑賞はこれで4作目になりますが、毎回ブラックユーモアの使い方がムチャ巧いんですよね。

このブラックさが単なるブラックユーモアでなく、後半にどう繋がっていくのか。
毎回その繋がり方に驚かされてしまいますよ。
こんばんは (ノラネコ)
2009-11-03 23:01:20
今年は韓国映画の当たり年。
「チェイサー」に継ぐ凄まじい傑作でした。
色々な意味で愛という感情の強さをこれほど映画的に表現しきったのには脱帽です。
役者も良いですね。
ウォンビンも一皮向けて復帰しましたし、何よりもキム・ヘジャの狂気の舞は忘れられませんん。
★KLYさん☆ (mig)
2009-11-03 23:02:22
観ましたよ~!
初日に観たかったんだけど用事あったので
映画の日に席予約入れてました♪


ウォンビンの映画、観てるんだけど、あんまり印象にないんですよ、もう忘れちゃって
このおばさんもあんまりみたことなかったけどすごく良かったですよね、
この方が良かったおかげ!って部分も大きいし
ラストとオープニングは、、、、
やっぱり印象的!
★MIkiさん★ (mig)
2009-11-03 23:05:28
はじめまして

コメントありがとうございます!
オススメで観て下さって、それをわざわざ伝えてもらえて嬉しいです
うわ~、インド在住ですか?
150円ですか!?
すごいー
物価がやはりぜんぜん違いますね、
インド一度行ってみたいんです。
羨ましいです。

また何かありましたらいつでも書き込んで下さいネ

この作品、是非観て欲しいです~。

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