我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から18年!ありがとうございます✨

メッセージ/ARRIVAL

2017-05-25 11:50:04 | 劇場&試写★6以上

 

 

今年のアカデミー賞作品賞ノミネート

テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を基に

ライト/オフ」「遊星からの物体X ファーストコンタクト」のエリック・ハイセラーが脚本

「灼熱の魂」「プリズナーズ」「複製された男」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作。

 

原題はArrivalで到着の意味。 

 

突然やってきた得体の知らない生き物。

彼らの世界では時間の概念がなく、

時間のループの中で生きている。

映画の中でも、ルイーズの娘の名前がHANNAH(ハンナ)で、逆さから読んでも同じだったり

ところどころでそれを象徴する部分がある。

 

 

エイリアンが襲ってきたり、世界中パニックになり戦うというSFではなく

描き方が淡々としてて エンタメ作品ではなくて静かなドラマになっているところがドゥニ作品らしいといえばらしい。

 

ある日突如世界12カ国に1つ現れた巨大な謎の飛行船。(シェル)

中にいる彼らとコミュニケーションをとるために選ばれた言語学者、ルイーズに、エイミー・アダムス。

 

物理学者のイアンにジェレミー・レナー。

 

 

ウェイバー大佐にフォレスト・ウィテカー

 

 

マイケル・スタールバーグ。最近よく出るな〜。 

 

 

宇宙人の目的は??

 

 

 

6/10(60点)

 

ネタバレあり

 

SFは好きなんだけど 鑑賞後の感想は、「嫌いではないけど好きでもない」

テンポが遅く、終始淡々としてるので 正直、昨日は疲れてたし眠くなったシーンも。

(その前に観た「ジェーン・ドウの解剖」のインパクトの方がすごかったし)

世界12カ国に同じのを出現させたというのもポイントで、

中国だけが先に見切り発車ですぐに攻撃を始める 笑

だけど、物語の中心となるアメリカは、、、、(ちなみに本作アメリカ映画、ドゥニ監督はカナダ人)

依頼した言語学者の女性、ルイーズと物理学者のイアンに任せて 得体の知らない彼らとの

コミュニケーションを地道に行う。

(実際だったら絶対のんきにしてないですぐ攻撃するのはアメリカもだと思うけどね)

 

 彼らが使用する「言語」の解読に挑むルイーズだけど

はじめのアプローチがこんなんはありえないって思っちゃう

 

こんな文字と文字(模様?)の組み合わせで円を描くことばも面白いけど

それが理解できたことには理由があって、、、

 ヘプタポット文字。

 「Mathematica」の生みの親でもある理論物理学者らの協力を得て、

このような図形を体系化、挨拶する程度の簡単な意味のものから、複雑な思考を表現するものまで

線の太さや波形を変える事で100パターンのロゴグラムをデザインしたとのこと。

 

 

 

現在・過去・未来その時間の概念が、「彼ら」の星にはないらしい。

その時その時が、いつでも取り出して見られるオンデマンドのように。

はじめに見せられた映像が実は未来のもので、現在とリンクしながら、

「彼ら」と接触しながら、リアルに頭の中にフラッシュバックで映し出される娘との映像は未来の出来事。

それを気づかせてくれたのが「彼ら」の存在。

 

「未知との遭遇」はときめくもので、同時に恐怖でもある。

 

彼らの数千年先の世界では争いが起き、滅亡の危機に追いやられることになる。

そのため、予めやってきて自分たちの言語を解読してもらい、

自分たちを助けて欲しいということ。

なんだかドラえもんみたいな話だな

 

ルイーズは調べていくうち「WEAPON」とは「武器」ではなく「ギフト」を意味していると気づく。

そして、自分が未来がわかるということがそのギフトであると。

中国の攻撃を皮切りに、アメリカでもついに攻撃を始める時

自分がこの事件を解決して、中国の国家主席と対話している未来の映像がが見えたルイーズ。

その事実を踏まえ、急いで行動に出る。

国家主席の携帯の番号と攻撃中止のための、彼しか知らないはずの奥様が亡くなった時に言った言葉を伝える。

かくして中国の軍事攻撃は中止された。めでたし!

って、ずいぶんパーソナルな話になっちゃってるのと、そんなはずないでしょう

そんな簡単なのかよ!とどうしても突っ込まずにはいられない。

 

世界規模の話なのに、実はたった一人の女性の運命とつながっている。

というのが、素晴らしいと捉えるか、そんなバカなと捉えるか。そこがこの映画を評価するかの分かれ道かな。

 

そして今まで見ていた映像によって、自分が結婚し、娘を産む。

その後、夫とは離婚。娘はガンで幼くして亡くなってしまう。という自分のこれからを知ってしまったルイーズの決断。

 

そうとわかっていて、同じ人を愛するのか。

同じ運命を辿るのか。

 

その愛に後悔なければ、そこに愛があれば、 きっと人は同じ道を選ぶと思う。

 

 

ある日、宇宙から飛来した巨大な楕円形の飛行体が地球の12ヵ所に突如姿を現わし、そのまま上空に静止し続ける。その目的が判然とせず、世界中に動揺と不安が広がる。やがて、最愛の娘ハンナを亡くした孤独な言語学者ルイーズ・バンクスのもとに、アメリカ軍のウェバー大佐が協力要請に訪れる。こうして同じく軍の依頼を受けた物理学者のイアンとともに、アメリカに飛来した飛行体の内部へと足を踏み入れたルイーズ。7本脚の異星人との接触を試み、飛来の目的を探るべく彼らが使う言語の解読に没頭していくのだったが…。

 

 

 

  公式サイト

ARRIVAL       2016年          アメリカ     116min

5月19日より、ロードショー

 

 

プレミアにて

 JJエイブラムスと。

 

 

 

 

 

 

 

 



6 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。 (BROOK)
2017-05-25 12:29:41
たしかに物語は淡々としていましたね。
派手なアクションは無いものの、非常に惹き付けられました。
映像が美しかったのも高評価です♪

「ジェーン・ドウの解剖」、観たいですが…
行きつけのシネコンでは上映されず。
BROOKさん⭐︎ (some-like-it-hot)
2017-05-26 11:23:31
こんにちはー
未来の映像だったというところ、良かったけど、あんなあっさりと電話の一言で中止になり、めでたしとかあまりにちょっとそこらへんとかひっかかりました^^;

ジェーンドウは気になってる方多いみたい。解剖映画ってそうないからすごかったですよ☺️ソウでは一部あったけど
こんばんわ (にゃむばなな)
2017-05-30 00:01:25
そうなんですよね、嫌いでもないけど好きでもない。
悪い映画ではないけど、特別いい映画でもない。
どこかでこの映画に引き込まれるポイントがあればまだしも、それを見つけ出すのがなかなか難しい映画なのかも知れませんね。
にゃむばななさん⭐️ (mig)
2017-05-31 00:20:24
こんばんは〜
そうなんですー同じく。
なんだか面白いってほどでもないのにすごく評価されてるので驚き。かなりご都合主義的な感じありましたよね!
確かに普通のSFではないけど、、、
点数同じ (ボー)
2017-05-31 19:09:33
眠くなりました!
子どもの未来を知りながらも、その道を進む。っていうところがクローズアップされて、ポイント高すぎる気がしないでもないです。
ボーさん⭐︎ (mig)
2017-06-01 22:00:59
こんばんはー
そうですねー、私はすぐ内容忘れそうな気も。
ツッコミどころ多く最後なんてかなりご都合主義のわりに評価されすぎですよねー